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2020年再注目のビットコイン(BTC)、ゼロから分かる仮想通貨の基礎知識

仮想通貨、ビットコインをご存知でしょうか?デジタルゴールドと呼ばれ、2017年1月には1ビットコイン当たりに価格が10万円だったのが、年末には一時200万円に金融業界を賑わせました。この時期にさまざまな企業が、取引所事業を立ち上げ今でも引き続き利用されています。その後、ビットコイン価格の急落にともにあまり耳にしなくなった「仮想通貨」や「ビットコイン」ですが、最近になって再注目されています。そこで、今回はビットコインの基礎知識から最近の動向、予想される今後の価格の動きまでを解説していきます。
ビットコインの特徴と価格推移
まずビットコインの概要を簡単に紹介します。ビットコインは、デジタルゴールドとも呼ばれ発行枚数が2100万枚と決まっており、これが希少価値となります。また非中央集権通貨と言われており、誰も支配する事ができません。中央集権通貨とは、私たちが普段利用している日本円などの事です。国が国債を発行しお金を刷るという事が、組織の力でコントロールができます。ビットコインはそれができず、取引者の売買で価格が決まるものでコントロールができないため「平等」の象徴であるとされています。
2017年12月には200万円の値を付けたビットコインですが、その後は価格が下がり続け1年後となる2018年12月には約35万円まで下落。2019年6月には140万円台まで回復したものの、12月にかけて70万円台まで下落しました。
ところが2020年に入ると、徐々にビットコインの価格が上昇し2月には100万円を突破。しかし、新型コロナウイルスの世界的な流行が顕著になった3月に一時50万円を割るまで急落しました。そして4月から順調に価格は回復し、6月5日では100万円前後を推移しています。

4年に1度のビットコインの半減期とは?
ビットコインの価格は今年4月から回復し、5月7日に100万円を越えました。この際の価格上の要因の1つとして考えられているのが半減期への期待です。半減期とは約10分に1度、新規発行されるビットコインの量が半分になることで、3度目となる半減期は5月12日に訪れ12.5BTCから6.25BTCに半減しました。
この半減期によってビットコインの供給量は減るものの、需要には変化がないため、半減期後はビットコインの価値が上がると考えられています。そのため、この半減期に対する期待から価格が上昇したと言われています。また約4年に1度訪れるビットコインの半減期ですが、過去の価格の推移をみると、半減期を迎えた半年から1年後には上昇相場に入る傾向にあることも分かっています。
今後のビットコインの価格予想は?
それでは今後のビットコインの価格はどうなるのでしょうか?アメリカの大手金融メディアのブルームバーグ(Bloomberg)が6月に発表したレポートによると、2020年にビットコインが過去最高の2万ドル(約218万円)になるとの予想を発表しています。
ブルームバーグはその理由の1つとして、ビットコインとゴールドの相関性を指摘。新型コロナウイルスの影響により、ゴールドに代表される安全資産の需要がしばらく続く見通しで、ビットコインの価格上昇も期待できるとしています。
その他にも匿名の仮想通貨アナリストとしてTwitterを中心に支持を集めているPlanBという人物が4月に発表した「 BTC S2F cross asset (S2FX) 」というモデルによると、2020年から2024年の間に3,000万円になる可能性があると予測しています。もちろん、別のアナリストのなかには、60万円台まで下落する可能性を予想する人おり、今後のどのような値動きになるかは分かりません。
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