FXで利益を得るために押さえておくべき攻略法とは
FXで勝つ(利益を出す)為に押さえておきたい初心者向けの攻略法をまとめたページ。
FX初心者でも利益を出せる確率が高い取引方法や具体的なやりかた、取引の幅が広がるワザなどを解説しています。
FXを攻略するためには様々な方法や考え方がありますが、ここで、初心者でも攻めやすいトレードのタイミングを少しご紹介します。
FXトレードで重要な資金管理やシンプルな手法を心掛けることの重要性についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
短期間で利益が狙いやすい売りトレード
相場は常に同じペースで動いているのではなく、時間帯や要人発言といった材料によっても影響され、勢いが異なります。
特に相場の特徴としては、下落のほうが上昇よりも勢いが強い傾向が見られます。
そのような下落のタイミングで売りトレードを仕掛けると短期間で大きな利益が得られる場合があります。
売りのトレードの話をする前に相場の流れがどのように形成されていくのかについて簡単にご紹介しましょう。
まず相場の上昇ですが、最初は徐々に買いが入ってきて風船が大きく膨らんでいくイメージで捉えるといいでしょう。
大きく膨らんだ風船はやがてそれ以上の空気が入らなくなります。
最終的には耐えきれなくなった風船は割れて、中の空気が大気中に一気に放出されます。
相場もこれに似たような動きです。
期待値から徐々に価格が切り上がっていき、買いが買いを呼びます。
行動心理学の用語に「バンドワゴン効果」というものがあります。
これはパレードの先頭を行く「楽隊車」になぞらえた言葉で、皆と同じように勝ち馬に乗ろうと我先にと多くの人達が集まって、同じ行動をする意味として使われています。
買いの貯まっていく値動きはまさにこのバンドワゴン効果に例えられます。
このバンドワゴン効果が見られるようになると価格がさらに伸び、大勢のトレーダーが参入する前から仕込んでいた先行トレーダーはそろそろ利益確定のタイミングとばかりに売りを入れてきます。
やがて上昇の勢いも止まり、天井で買ったものの、下げる気配を感じたトレーダー達の損切りとこれから下がるだろうと目論むトレーダー達の新規参入売りで一気に価格は下降していきます。
途中で利益確定のための買いが入ったりして、ところどころで揉み合い、下降フラッグなどを見せます。
下降フラッグが現れると、そのタイミングで売り遅れたトレーダー達やさらに売りの枚数を増やそうとするトレーダー達の売りが入り、フラッグがブレイクして一気に急落していきます。
通貨ペアによっては6カ月間の上昇が下降するとたった1カ月で元の位置まで戻ってしまったという豪ドルの例も過去にあります。
売りトレードは短期間で大きな利益を出しやすいことから効率の良いトレードになりやすいものです。
トレーダーの中にはこの売りから入るトレードが大好きで、売りしかやらないトレーダーもいるほどです。
もちろん、売りじゃなくてもトレンドフォローによる買いのトレードでもいいのですが、何か一つ自分の好きなトレードパターンを持つとトレードが一気に上達する可能性があります。
チャートを見ながら自分の好きなトレードパターンばかり追っているとしまいには相場の空気を肌で感じやすくなり、勝ちやすくなるといえます。
損切りを含めた資金管理を徹底する
FX初心者に限らず、トレードをする上では資金管理は必須となります。
エントリーはリスク・リワード比率(損益率)がなるべく高い位置から参戦し、思惑と反対方向に向かうことが確実とわかった時点でしっかりと損切りを入れます。
これはプロでもアマでも関係なく、資金管理は常に意識して行う必要があります。
くれぐれも損切りのための逆指値の位置をずらしたり、証拠金に対するロッド数をギリギリまで増やしてトレードすることは避けましょう。
何よりも大切なことは資金管理を徹底しながら負けずに徐々にFXの経験を積んでいくことです。
なるべくシンプルな手法でトレードする
様々なインジケーターなどをMT4に入れ、それらを駆使しながらチャート上で複雑なルールでトレードしている人もいますが、勝っているトレーダーは意外とシンプルなトレード手法でトレードしています。
当然のことながらいくつかのエントリー根拠がなければ参戦しませんが、その根拠とは例えば移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロス、ライン抜けのブレイクアウト、ダイバージェンスなどトレード解説本にも登場するような手法だったりします。
ただし、エリオット波動や移動平均線などを利用した波の分析から現在の相場環境を正しく認識できる適確な相場観を持っているところは初心者と大きく違うところではあります。
ここでお伝えしたいのはFX攻略のためには、人によって分析結果や解釈が異なるような難しいテクニカル分析は一切不要ということです。
世界中の誰が見てもほぼ同じように反応するところで、相場の流れにひたすら追随していくことを心掛け、そのためにはなるべくシンプルな手法でトレードしていくことを考えましょう。
トレードルールについては、トレード経験を積み重ねていく過程で常にアップデートしていくことも忘れないことです。
そのためには失敗した過去のトレードについて後から検証し、その結果を将来のトレードに活かす作業も大切になってきます。
上記は、初心者でも攻めやすいトレードの例として売りトレードやシンプルなトレードのメリット、さらに資金管理についてお伝えしました。
FXの初心者がはまりがちなのは、聖杯探しを続け複雑なトレード手法を求めることです。
しかし複雑な取引手法はトレードの判断を遅らせるばかりでなく、再現性が低いことも多いものです。
トレード手法については自分好みの手法でいいので、なるべくシンプルで他の多くのトレーダー達が利用しているようなものをおすすめします。