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好調の兆しも油断禁物!通商問題などに関わる悪いニュースのリスクに注意


要人たちの発言で、リスク回避の動きが巻き戻し優勢に!
昨晩の海外市場は、中国商務省が
「米国との貿易でのすれ違いは協議や交渉で解決するべきだ」
との態度を示したことと、エブラルド・メキシコ外相が
「ワシントン訪問は有益だった」
「米国側に移民に関する提案を行なっている」
との見解を示したことで貿易戦争への過度な懸念が後退した。
また、パウエルFRB議長(ジェローム・パウエル)が、
「FRBは景気拡大の維持のため適切に行動する」
と述べたことで、NYダウが500ドル超えの反発となり、リスク回避の動きに巻き戻しが優勢とあった。
ドル円は107.85の安値から108.36まで反発後、108.00まで売りに押される状況に。
ユーロドルは1.1277を高値に1.1227まで売りに押されたが、ポンドドルは、対ユーロでの買いが強まり1.2643から1.2715まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が121.79、ポンド円が137.49、オージー円が75.71、NZD円が71.54、カナダ円が80.74まで買い戻された。
前日(6/4)のポジション&損益
昨日のポジションは、ユーロドルの1.12522と1.1270の売りを、1.12428で決済。ドル円の108.30の売りを108.21で止めて、デイでは+0.482円。
従って、月間損益は+0.81円、年間累計損益は+18.12円となる。
損益比較 | 前回 | 今回 |
---|---|---|
デイリー損益 | +0.336 | +0.482円 |
月間損益 | +0.33円 | +0.81円 |
年間累計損益 | +17.64円 | +18.12円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
昨晩は買いが付かなかったのは残念だが、107円台は、一旦下値を支える位置と見ており、中期的にも買ってみたい。
ただ、戻っても110円は相当重くなりそうだ。
★★ 16:50 (仏) 5月サービス業PMI・改定値 (前回51.7 予想51.7)
★★★ 16:55 (独) 5月サービス業PMI・改定値 (前回55.0 予想55.0)
★★★ 17:00 (ユーロ圏) 5月サービス業PMI・改定値 (前回52.5 予想52.5)
★17:00 (英) ラムスデン英中銀副総裁講演
★★★ 17:30 (英) 5月サービス業PMI (前回50.4 予想50.6)
★★★ 18:00 (ユーロ圏) 4月卸売物価指数 [前月比] (前回-0.1% 予想0.2%)
★★★ 18:00 (ユーロ圏) 4月卸売物価指数 [前年同月比] (前回2.9% 予想3.1%)
★★★ 18:00 (ユーロ圏) 4月小売売上高 [前月比] (前回0.0% 予想-0.5%)
★★★ 18:00 (ユーロ圏) 4月小売売上高 [前年同月比] (前回1.9% 予想1.5%)
★★★ 21:15 (米) 5月ADP全国雇用報告 [前月比] (前回27.5万人 予想18.3万人)
★21:30 (加) 第1四半期労働生産性指数 [前期比] (前回-0.4% 予想0.4%)
★★ 22:45 (米) 5月マークイット・サービス業PMI・改定値 (前回50.9 予想50.9)
★★ 22:45 (米) 5月マークイット総合PMI・改定値 (前回50.9)
★★ 22:45 (米) クラリダFRB副議長・挨拶(シカゴ連銀リサーチカンファレンス)
★★★ 23:00 (米) 5月ISM非製造業景況指数 (前回55.5 予想55.5)
★★ 23:30 (米) 週間原油在庫 (前回-28.2万バレル)
★24:00 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
★★ 03:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
★★ 習近平国家主席・ロシア訪問
★★ トランプ米大統領・欧州訪問(6日まで)
★デンマーク総選挙
安心にはまだ早い?なおも残る通商問題など
昨晩は、NY株の大幅反発を受けて、リスク回避の動きに巻き戻しが強まったが、安心するのは時期尚早。 本日も通商問題に関わる突発的な悪いニュースや株価の反応に注意して対応したい。
経済指標としては、ユーロ圏では、各国の5月サービス業PMIの改定値、4月卸売物価指数と小売売上高が焦点。
引き続き弱い結果が見えた場合、反発しているユーロ相場の上値を抑える可能性に注意。
また、英国では、5月サービス業PMIが注目だが、既に公表された製造業や建設業のPMIが予想を下回っており、こちらも悪い内容となりそう。
ただ、ポンド相場は、経済指標より、来週以降の保守党党首選を睨んだ展開となっており、影響は限定されるかもしれない。
一方米国では、5月ADP全国雇用報告、5月マークイットが公表するサービス業と総合PMIの改定値、5月ISM非製造業景況指数、午後には米地区連銀経済報告が公表される。
週末の雇用統計を控えて注目されるが、弱い結果やFRB要人の利下げ発言が見えた場合、直近高まっている利下げの思惑を強めることになりそうだ。
その他欧州訪問中のトランプ大統領(ドナルド・トランプ)が、通商問題に関して何か発言するか、引き続き注意しておきたい。
ドル円=107.70~108.70
ポンド円=136.80~138.10
今日の戦略「突っ込み売りは厳禁!ドル円107円代という良いレベルを堅実に」
ドル円は、107円台は引き続き良いレベルと見ており、突っ込み売りは出来ないが、大きめの戻りがあれば、売り目線。
上値は108.35-40や.108.45-55を超えて108.65-75、108.85-95を超えて108.90-00、109.15-25が視野となるが売りが出易い。
リスクは109.45-55超え。
一方下値は107.95-05の維持では強いが、107.85-95を割れると107.75-80、107.45-55を割れると107.35-45、107.05-15、106.75-85、106.55-60、106.10-20まで順次視野となる。
戦略は、売りを108.50、108.70、109.00に置いて、ストップは109.55とする。
買いは108.05に置いて、このストップは107.85、更には、若干付くかは不透明だが、107.70、107.50、107.30に買いを入れて、このストップを106.95とする。
利食いは40BPに置くが、引き続き臨機応変に対応したい。
ドル円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ポンド円は大きく調整しており、更に突っ込み売りは出来ないが、しっかりと戻りを待って売り狙いが良さそう。
上値は137.45-50を超えて、137.65-75、137.85-00、138.05-15が視野となるが、抑えると弱い。
138.20-30を超えて、138.40-50、138.60-70が視野となるが、このリスクは138.70-80超え。
一方下値は137.25-30の維持では良いが、割れると137.15-20、136.95-05、136.80-90が視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ない。
リスクは136.65-70や136.55-60割れで、その場合135.95-05などが視野となる。
戦略は、付かなくも良いつもりで、売りを137.95、138.45に置いて、ストップを138.75とする。
買いは137.15、136.80に置いて、ストップを136.55とする。
利食いは70BPとしておくが、ポンド円は最近手掛けてないので、早々と利食うかもしれない。
ポンド円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年06月05日 10:00AM
それでは、今夜も「Good Deal!」