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- 最近は米雇用統計でも動かないことが多い。。なら動いても逆張り!

最近は米雇用統計でも動かないことが多い。。なら動いても逆張り!
昨日のマーケット
昨晩の海外市場は、米中貿易戦争への警戒感が若干後退したことで、NY株価が続伸。
リスク回避の巻き戻しの展開。
米2月貿易収支は、576億ドルの赤字と市場予想の568億ドルを上回ったが、ドル売りは限定された。
ドル円は、米長期金利の上昇もあり107.49までじり高、ユーロドルは、ユーロ圏2月小売売上高や3月サービス業PMIなどが弱い内容となり1.2218まで下落、ポンドドルも予想を下回る英3月サービス業PMIを受けて1.3966まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が131.50まで上昇、ポンド円は150.70を高値に149.98まで調整後は、このレンジで推移、オージー円が82.66、NZD円が78.23まで上昇、カナダ円が84.27まで買いが優勢となった。
昨日のポジションは、107.15の売りだが、一回フェイルしたことで、実は雰囲気の悪さもあってオフした。
またドル円の107.45とユーロ円131.45の売りが約定したが、NY午後は動きが鈍く、107.35と131.40で微益で止める形に終わった。
従って月間損益は▲0.91円、累計損益は+14.61円となる。
(今月は、なんか調子が悪い!)
15:00 (独) 2月鉱工業生産 [前月比] (前回-0.1% 予想+0.2%)
15:45 (ユーロ圏) クーレECB理事講演
21:30 (米) 3月非農業部門雇用者数 (前回+31.3万人 予想+18.9万人)
21:30 (米) 3月失業率 (前回4.1% 予想4.0%)
21:30 (米) 3月平均時給 [前月比] (前回+0.1% 予想+0.3%)
21:30 (加) 3月就業者数 (前回+1.54万人 予想+2.00万人)
21:30 (加) 3月失業率 (前回5.8% 予想5.8%)
23:00 (加) 3月Ivey購買部景況指数 (前回59.6)
02:30 (米) パウエルFRB議長講演
04:00 (米) 2月消費者信用残高 (前回+139.06億USD 予想+157.50億USD)
今日の相場見通し
今夜は、米国の3月雇用統計が発表されるので、相場が大きく動くか、注目となる。
一応事前に公表されたADP全国雇用報告も良好で、3月非農業部門雇用者数も良い結果となると見られるが、ただ、チャレンジャー人員削減数が、前年比で増加していることは懸念。
一時的に非農業部門雇用者数が弱いとドル売りが出る局面もありそうだ。
ただ、既に米国は完全雇用に近く、非農業部門雇用者数の数字で、相場が動かなくなっており、やはり注目は、平均時給の強弱で、こちらの結果で、相場が動く可能性に留意して対応したい。
一方カナダでも、3月の雇用統計が発表される。
こちらも結果の強弱次第だが、もし、悪い結果で売り込まれても、テクニカル的に、カナダドルは買いなり易い。
また、パウエルFRB議長の講演も大きな焦点。
直近では、粛々と利上げを続ける姿勢が示されているが、株価の乱高下やトランプ政権の混乱を受けて、ハト派的な見解を示すと、ドルに売り圧力となるので、注意しておきたい。
ドル円:106.50~107.50
ユーロドル:1.2180~1.2300
今日のデイ・トレード戦略
ドル円は反発が107.45-55まで拡大も更なる展開となっていない。
良い位置まで反発した可能性もあり、下値は堅くも、上値は追えない。
上値は107.25-35が押さえると弱い。
107.45-55や107.60-70を越えて107.75-80、107.85-95や108.00-10を超えて、108.15-35、108.45-65の窓が視野となる。
が売りが出易い。
一方下値は106.95-00の維持では良いが、割れると106.80-90、106.65-75、106.50-60を割れると106.25-40、106.10-20が視野となる。
戦略としては、米雇用統計で上下する可能性があり、離れた位置にオーダーを置く姿勢。
売りは、107.75に置いて、ストップを108.10とする。
買いは106.75、106.60、106.40、106.20に置いて、ストップは105.95とする。
利食いは50BPとしたい。
ドル円60分足チャート
ユーロドルは、ネックラインに迫る形で、下落リスクが高い。
ただ、追いかけて売るとやられ易いし、騙しの動きにも注意となる。
上値は1.2240-60、1.2265-90、1.2295-05が押さえると弱い。
1.2315-20を超えて1.2325-35が視野となる。
リスクは1.2335-40や1.2345-55超えとなる。
一方下値は1.2225-30の維持では良いが、1.2215-20を割れると1.2185-00、1.2165-75まで視野となる。
戦略としては、売りは1.2270、1.2295に置いて、ストップは1.2320とする。
買いは1.2190、1.2170に置いて、ストップは1.2145として、利食いは50BPとしたい。
ただ、米雇用統計で荒れるなら、利食いながら対応するか、または、早めにオーダーをキャンセルするかもしれなので、その点はよろしく。
ユーロドル日足チャート
それでは、今夜も「Good Deal!」