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2019年初の相場は今年の円高相場を象徴か?今後の展開に注意

2019年初の相場は今年の円高相場を象徴か?今後の展開に注意

米12月雇用統計からドル買いと思いきや金融緩和期待に繋がる発言で…?

週末は強い米12月雇用統計を受け、一時ドル買いが強まるもパウエルFRB議長(ジェローム・パウエル)
FRBは市場のリスク懸念に慎重に耳を傾けている」
「必要に応じて迅速かつ柔軟に政策を調整する用意がある」

と述べたことが、金融緩和期待に繋がりドルの上値を抑えた。

NYダウは832ドル高まで反発、リスク回避の巻き戻しが優勢となった。

だがシューマー上院民主院内総務(チャック・シューマー)による
「大統領は何ヵ月でも何年でも閉鎖を続ける意向」
と述べたことで嫌気された。

トランプ大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)は会見で
「壁建設予算の確保のため非常事態宣言を検討」
と述べた。

ドル円は108.59から108.07まで下落後、このレンジで上下。
ユーロドルも1.1419から1.1346で上下。
ポンドドルは1.2618から1.2746まで反発した。

クロス円は、ユーロ円が122.84から123.87まで反発。
ポンド円が138.32、オージー円が77.31、NZD円が73.28まで反発。
カナダ円は良好なカナダ12月雇用統計もあり81.10まで値を回復した。

本日の注目材料はこれだ!
16:00 (独) 11月製造業新規受注 [前月比] (前回0.3%)
16:00 (独) 11月製造業新規受注 [前年同月比] (前回-2.7%)
★★★19:00 (ユーロ圏) 11月小売売上高 [前月比] (前回0.3%)
★★★19:00 (ユーロ圏) 11月小売売上高 [前年同月比] (前回1.7%)
21:45 (ユーロ圏) デギンドスECB副総裁講演
★★00:00 (米) 11月製造業新規受注 [前月比] (前回-2.1% 予想0.6%)
★★★00:00 (米) 12月ISM非製造業景況指数 (前回60.7)
★★00:00 (加) 12月Ivey購買部協会指数 (前回57.2)
★★02:40 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
★★米中首脳会談による通商協議再スタート(北京)
★★英下院再開

米国指標は今夜の12月ISM非製造業景況指数に大注目

金曜の相場は強い米雇用統計とパウエルFRB議長が金融政策の柔軟化を示唆したことが相場の下支えに。
まだまだ安心するのは時期尚早で、本日も株価の動きに注意して対応したい。

経済指標としてはまず、ユーロ圏では独11月製造業新規受注とユーロ圏11月小売売上高
カナダでは12月Ivey購買部協会指数の結果が焦点。

株価に左右される相場では、強弱が見えても大きく相場を動かす材料となる可能性は低そう。

米国では先週発表された製造業指数が弱かったことで、今夜の12月ISM非製造業景況指数には大きな注目が集まっている。
結果次第だが、弱い結果が見えた場合、米経済の後退懸念からドルの上値を押さえるかもしれない。

一方で米中の通商協議が北京でスタートする。
ニュースが出るかは不透明だが、通商交渉の進捗次第では相場に影響を与える可能性に注意。

英国では来週のブレグジットの投票を控え、議会が再開される。

メイ首相(テリーザ・メイ)に不利な話が見えるとポンド相場を押さえるので注意。
加えてアトランタ連銀総裁(ラファエル・ボスティック)の講演では株価下落を受け、パウエルFRB議長を支持するようなハト派的な発言が相場を支えるか注目したい。

◆ 本日の想定レンジ ◆
ドル円=108.00~109.00
ユーロドル=1.1350~1.1450

ドル円下落から売りが出やすい展開?ユーロドルは基本逆張り

ドル円は流石に105円割れは堅いとしても、この下落で戻りは売りが出易いだろう。
特に109円ミドルから110円が上値を祖会えると見たい。

上値は108.75-85を超えて108.95-00が視野となるが、売りが出易い。
109.05-15を越え109.35-45、109.45-50を越え109.65-75、109.75-85、109.95-00が視野だが押さえると弱い。
リスクは110.05-10越え。

一方下値は108.25-30の維持では良いが、割れると108.05-10、107.95-00が視野となる。
維持では堅調も107.75-85を割れると107.45-55、107.35-45、107.05-15、106.75-85、106.55-60、106.10-20などが順次視野となる。

戦略は売りを108.75、109.00、109.25、109.45に置いてストップを110.10としておく。
買いは108.00、107.55、107.30、107.00に置いてストップを106.45として置く。
利食いは50BPとしたい。

ドル円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)

ドル円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより) (チャート:GMOクリック証券 FXネオより)

ユーロドルは結局揉み合いが続く形で、逆張りが基本。

上値は1.1415-25を越えて1.1435-45、1.1445-55を越えて1.1470-80が視野となるが売り出易い。
1.1495-00を越えて1.1510-20、1.1525-35が視野となるが売りが出易い。
リスクは1.1545-55越え。

一方下値は1.1385-95の維持では良いが、割れると1.1365-75、1.1345-55が視野となる。
維持では堅調も、1.1335-40や1.1325-30を割れると1.1310-20、1.1295-05、1.1280-90が視野となる。
リスクは1.1260-70割れ。

戦略は売りを1.1440、1.1475に置いてストップを1.1505とする。
買いは1.1355、1.1315、1.1285に置いてストップは騙しを考慮して1.1245とする。
利食いは50BPとしたい。

ユーロドル4時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)

ユーロドル4時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより) (チャート:GMOクリック証券 FXネオより)

それでは、今夜も「Good Deal!

だいまん(元外銀ディーラー)のプロフィール

だいまん
文 一雄(通称:だいまん)
アジア系外銀にて外国為替の貿易事務、マネー、債券、為替ディーラーを歴任。
ディーリング及び決済関連業務に精通し、2002年に20年間勤務した同銀行を退職。
銀行在籍時より運営していた外国為替予想サイト「円を救え」やインターネット・ラジオをベースに、個人のFX取引を支援するために、リポート配信やセミナー活動を続ける。
著書「外貨建て投資入門&実践ガイド」「あなたのお金を10倍にする外貨投資術」

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