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ペンス副大統領の発言でドル売り強まる!米経済指標は良好も、ドル円のもみ合い継続
副大統領の対中関税発言で、ドル売り強まる!
昨晩の海外市場は、米株式市場が堅調に始まったことや米政府関係者が米中通商摩擦の改善に期待を示したことで、リスク回避の動きに巻き戻しも見えた。
しかし、終盤になってペンス副大統領(マイク・ペンス)が
「米国は必要なら対中関税を倍以上にできる」
と発言したことで、ドル売りが強まる形となった。
米1-3月期GDPの改定値は予想通りの結果となった一方、コアPCEが予想を大きく下回ったが、影響は限定された。
ドル円は109.93を高値に109.47まで売りに押され、ユーロドルは1.1143から1.1116で上下、ポンドドルは、1.2582まで一時値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円が122.26から121.90、ポンド円が138.07、オージー円が75.64、NZD円が71.23、カナダ円が81.51から81.01まで売りに押された。
前日(5/30)のポジション&損益
昨日のポジションは、ドル円の109.90の売りが約定も、ペンス副大統領の発言を前に、109.81で止めてしまった。
ポンドドルの1.2590の買いも、1.26112で決済。
従って、デイでは+0.322円、月間損益は+6.51円、年間累計損益は+17.90円となる。
損益比較 | 前日 | 本日 |
---|---|---|
デイリー損益 | +0.092円 | +0.322円 |
月間損益 | +6.19円 | +6.51円 |
年間累計損益 | +17.58円 | +17.90円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
昨日は、タイミングの悪い時に起きてしまったが、ドル円のレンジが109.93から109.47なので、起きなければドン・ピッシャだったとは残念。
まあ、仕方ないが、引き続き今月は、一定の利益があるので、今日もマイナスが出ないように取り組みたい。
★ 14:00(日)4月新設住宅着工戸数[前年同月比](前回10.0%予想-0.8%)
★★★15:00(独)4月小売売上高指数[前月比](前回-0.2%(0.0%)予想0.4%)
★★★15:00(独)4月小売売上高指数[前年同月比](前回-2.1%予想1.3%)
★ 15:30(スイス)4月実質小売売上高[前年同月比](前回-0.7%予想-0.8%)
★ 17:00(ユーロ圏)ビスコ伊中銀総裁講演
★ 17:30(英)4月消費者信用残高(前回5億ポンド予想9億ポンド)
★ 17:30(英)4月マネーサプライM4[前月比](前回-0.5%)
★ 17:30(英)4月マネーサプライM4[前年同月比](前回2.2%)
★★★21:00(独)5月消費者物価指数・速報値[前月比](前回1.0%予想0.3%)
★★★21:00(独)5月消費者物価指数・速報値[前年同月比](前回2.0%予想1.6%)
★ 21:00(南ア)4月貿易収支(前回50億ランド予想13億ランド)
★★★21:30(加)第1四半期GDP[前期比年率](前回0.4%予想0.7%)
★★★21:30(加)3月月次GDP[前月比](前回-0.1%予想0.3%)
★★★21:30(加)3月月次GDP[前年同月比](前回1.1%予想1.2%)
★ 21:30(加)4月鉱工業製品価格[前月比](前回1.3%)
★ 21:30(加)4月原料価格指数[前月比](前回2.8%)
★★★21:30(米)4月個人所得[前月比](前回0.1%予想0.3%
★★★21:30(米)4月個人消費支出[前月比](前回0.9%予想0.2%)
★★★21:30(米)4月個人消費支出・デフレーター[前年同月比](前回1.5%予想1.5%)
★★★21:30(米)4月個人消費支出・コア・デフレーター[前月比](前回0.0%予想0.2%)
★★★21:30(米)4月個人消費支出・コア・デフレーター[前年同月比](前回1.6%予想1.6%)
★★★22:45(米)5月シカゴ購買部協会景気指数(前回52.6予想54.0)
★★★23:00(米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(前回102.4予想101.5)
★米国2年・5年・7年物国債償還(930億ドル)
米経済指標は良好の見通し、今夜は月末による影響に注意
今夜は週末、月末でフローの動きに注意だが、一方で経済指標の発表も多く、相場の動きが激しくなるか注目したい。
経済指標としては、ユーロ圏では、ドイツの4月小売売上高指数と5月消費者物価指数の速報値が焦点だが、引き続き弱い結果がリスクとなりそう。
また、カナダでは、第1四半期と月次のGDPが注目だが、原油価格の立ち直りが、良い結果につながるか注目したい。
一方米国では、4月個人所得・消費支出とGDPデフレーター、シカゴ購買部協会景気指数とミシガン大学消費者信頼感指数の確報値が焦点だが、米経済指標は、良好が続くと思う。
しかし、昨日のGDPの結果に対する反応も鈍く、結果によるドルの動きは限定されるかもしれない。
その他引き続き米中貿易戦争絡みのニュースや株価も注意だが、月末で24時のロンドン・フィキシングに向けて、大口の取引が持ち込まれる可能性には留意して対応したい。(ドル買いか、ドル売りかは不明)
ドル円=109.20~110.20
ユーロドル=1.1065~1.1185
今日の戦略「ドル円は未だもみ合い続く想定、ユーロドルは月末フローに対応で」
ドル円は、反発も110円は現状重く、引き続き109円台のもみ合いが想定されそう。
上値は109.60-70、109.75-85が抑えると弱い。109.85-95を超えて109.95-00、110.10-20が視野となるが売りが出易い。
一方下値は109.45-50の維持では良いが、割れると109.35-45、109.15-25を割れると109.05-10、108.95-05を割れると108.80-90、108.70-80を割れると108.60-70まで視野となる。
戦略は、売りを109.80、110.00、110.20、110.45に置いて、ストップを110.70とする。
買いは109.35に置いて、ストップを109.15、更に付かなそうだが108.90、108.65に置いて、ストップを108.45とする。
利食いは40BPとしておくが、利益があれば優先したい。
ドル円日足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ユーロドルは、軟調が続いている。
今日は月末のフローが、ユーロ売りなのか買いなのかわからないが、もし売りなら1.11割れトライのリスクもありそう。
1.11は大量のオプションが想定されているが、割れるとストップも出易いことから、売り狙い妙味がありそう。
上値は1.1135-45が抑えると弱いが、超えると1.1145-55、1.1155-65、1.1165-75を超えて1.1180-90、1.1195-05を超えて1.1205-10が視野となる。 リスクは1.1215-25の上抜け。
一方下値は、1.1115-25の維持では良いが、1.1105-10を割れると1.1095-00、1.1070-80を割れると1.1060-70、1.1045-55、1.1035-45まで視野となる。
戦略は、売りを1.1150、1.1180、1.1200に置いて、ストップを1.1220とする。
買いは、1.11割れを期待して、1.1090、1.1060、1.1030に置いて、ストップを1.0990とする。
利食いは40BPとしたい。
ユーロドル週足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年05月31日 09:00AM
それでは、今夜も「Good Deal!」