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トランプ米大統領の中国関税ツイートで市場が揺れ動く?!次のカードは何が出るのか
トランプ米大統領のツイートで市場が遂に目覚める?!
昨晩の海外市場は月曜日早朝からトランプ米大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)の
「中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税率を10日から、現行の10%から25%へと引き上げる」
とのツイート(@realDonaldTrump)を受け強まったリスク回避の動きが出た。
その後、中国外務省が
「米中通商協議に向けて交渉団は訪米の準備中」
と発表したこと、一時471ドル安となったNYダウがマイナス幅を先週終値まで縮小したことで巻き戻しが優勢となった。
ドル円はアジア時間につけた110.28の安値から110.95まで反発。
ユーロドルは1.1159から1.1209まで反発。
ポンドドルは対ユーロでの売りが圧迫し1.3082までじり安となった。
ユーロポンドは0.8557まで反発した。
クロス円はまちまちの展開。
ユーロ円が124.30まで反発。
ポンド円は145.04まで再び下落後も安値圏で推移。
オージー円が77.68まで買い戻され、NZD円は73.17まで下落。
カナダ円が82.58まで値を回復した。
GW(4月中)のポジション&損益
早々と26日にドル円の112.00の売りと利食いの50BPがついてしまい、一応4月中のポジションとして月間損益は+2.72円、年間累計損益は+11.39円としておく。
損益比較 | GW前時点(4/26) | GW(4月中) |
---|---|---|
月間損益 | +2.22円 | +2.72円 |
年間累計損益 | +10.89円 | +11.39円 |
その後は何か揉み合いとなってオーダーが付かないと思ったが、GWの最後の段階でトランプ発言からドル円は111円割れ。
特に111.05のオーダーは、先週約定しなかったことで月曜日の7時のオープンの110.636で買えた。
(これはラッキーだったけど)
その後110.55と110.35の買いが約定したが、これを110.754、110.815、110.94で決済しており、5月の利益は+0.973円でスタート。
年間累計は+12.17円となる。
今日のだいまん氏の“ぼやき"
みなさんは、GW楽しみましたでしょうか?
私は1日ゴルフに行きましたが、後は相場と睨めっこ。
まあどこも混んでるからとは言い訳ですが、子供ももう自立しているので、夫婦2人で今更との感じでしたね。
一方相場もFOMCや米雇用統計など材料があったにも関わらず、大きな動きもなくつまらない展開が続きましたが、最後の最後にトランプ発言で「神風」が起きました。
まあそれでもドル円の動きは1円程度なのでどういってことはないのですが、今後もすぐに大きな流れは出そうになく、軽く抜くようなトレードを続けた方が良さそうです。
ともかくGWが終わりましたので、気を引き締めて出直しましょう!
★★ 15:00 (独) 3月製造業新規受注 [前月比] (前回-4.2% 予想1.5%)
★★ 15:00 (独) 3月製造業新規受注 [前年同月比] (前回-8.4% 予想-5.4%)
★ 15:45 (仏) 3月貿易収支 (前回-40.02億ユーロ 予想-42.00億ユーロ)
★ 15:45 (仏) 3月経常収支 (前回-8億ユーロ)
★ 17:00 (英) カンリフ英中銀副総裁講演
★★ 18:00 (ユーロ圏) 欧州委員会経済見通し公表
★ 20:00 (米) カプラン・ダラス連銀総裁講演
★★ 23:00 (加) 4月Ivey購買部協会指数 (前回54.3)
★★ 23:00 (米) 3月JOLT求人件数 (前回708.7万件 予想723.0万件)
★ 00:35 (米) クォールズFRB副議長講演
★ 01:30 (英) ホールデン英MPC委員講演
★ 02:00 (米) 3年物国債入札(380億ドル)
★ 04:00 (米) 3月消費者信用残高 [前月比] (前回151.9億ドル 予想167.5億ドル)
★ 米企業決算:アラガン、リジェネロン、エレクトロニック・アーツ、マイラン、トリップアドバイザー
引き続き中国製品への関税引上げに関する反応に注意
昨晩はトランプ大統領の対中関税の引き上げ発言で大きくリスク回避の動きが拡大したが、本日もこの話題に関しての続報や株価の反応に注意して対応したい。
材料としては、アジア時間は豪準備銀行の政策金利公表が焦点。
現行利下げが想定されており、一定の織り込みはあるとしても、声明などで更なる利下げが示唆された場合、悪影響が続きそうなので注意。
午後はドイツの3月製造業新規受注の強弱次第も、直近ユーロ圏経済の立ち直りも見ており、良い結果がユーロ相場は支えるか注目したい。
海外時間では欧州委員会の経済見通し公表。
カナダでは4月Ivey購買部協会指数。
米国では3月JOLT求人件数が公表されるが、総じて普段から注目度が低く、結果に強弱が見えても相場に対する影響は限定されそう。
その他、要人発言の機会が多いが、英国ではカンリフ英中銀副総裁(ジョナサン・ステファン・カンリフ)とホールデン英MPC委員(アンドリュー・G.ホールデン)の講演ではブレグジットの混迷が続く中、金融政策に対する注目度が低下していることは留意しておきたい。
FRB(連邦準備制度)ではカプラン・ダラス連銀総裁(ロバート・スティーブン・カプラン)とクォールズFRB副議長(ランダル・クォールズ)の発言に注目。
先週のFOMCでパウエルFRB議長(ジェローム・パウエル)が利下げの可能性を否定しており、同様な発言がドルを支えるか注目となる。
ドル円=110.30~111.30
ユーロドル=1.1150~1.1250
今日の戦略「ドル円・ユーロドル共に逆張りスタンスで」
ドル円はやっと111円割れ。
ただ押し目買いが入り易いので、突っ込み売りは出来ないが、当然戻りは重く少し大きめの動きで逆張りスタンス。
上値は110.75-90のギャップが抑えると弱い。
110.95-00を超えて、111.05-10の更なるギャップの上限、111.15-25が視野となるが抑えると上値追い出来ない。
111.25-35を超えても、111.45-55と売りが出易い。
リスクは111.65-75超え。
下値は110.55-65、110.45-50の維持では良いが、110.25-30を割れると110.15-25まで視野となる。
維持では更に突っ込み売りは出来ないが、109.95-05を割れると109.85-95まで視野となる。
このリスクは109.65-75割れ。
戦略は売りを111.00、111.25、111.45に置いてストップを111.70。
買いは110.55おいて、このストップは110.25、更に110.15、109.95に置いてストップを109.70とする。
利食いは40BPとして置くが、臨機応変に対応する予定。
ドル円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ユーロドルはなんだかんだ揉み合いで逆張りスタンス。
上値は1.1205-15が抑えると弱い。
1.1215-25を超えても、1.1245-55が抑えると上値追い出来ない。
1.1265-70を超えて1.1275-85、1.1285-95、1.1295-05が視野となるが売りが出易い。
リスクは1.1305-15超え。
下値は1.1185-90の維持では良いが、1.1175-85を割れると1.1165-70、1.1155-60、1.1145-55が視野となる。
リスクは1.1135-40割れ。
戦略は売りを1.1245に置いてストップを1.1270、更に1.1295に置いてストップを1.1315とする。
買いは1.1170、1.1150に置いてストップを1.1135とする。
利食いは40BPとしたい。
ユーロドル60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年05月07日 09:30AM
それでは、今夜も「Good Deal!」