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月末を控えフロー中心の動きになりやすい?こういう時はレベル感が無視されるので注意
月末を控え揉み合いが続く昨晩の海外市場
昨晩の海外市場は、総じて揉み合いの展開。
米1月貿易赤字が予想より改善も、NYダウが一時230ドル超の下落となり、米長期金利が低下したことがドルの上値を抑えた。
ドル円は110.72から110.24まで一時下落。
ユーロドルはドラギ(ECB)総裁(マリオ・ドラギ)の
「見通しへのリスクは依然として下向き」「必要であればECBはさらに利上げを遅らせることが可能」
との発言もあり、1.1286から1.1242まで下落。
ポンドドルはメイ首相(テリーザ・メイ)が保守党の会合で、EU離脱協定案が可決すれば辞任する考えを表明。
一部の保守党の離脱強硬派がメイ首相支持を表明したことで、1.3167を安値に1.3269まで一時値を上げた。
クロス円ではユーロ円が124.74から124.05まで下落。
ポンド円が145.60から146.52まで一時反発、オージー円が78.02、NZD円が74.91まで売りに押された。
カナダ円は加1月貿易収支の赤字額拡大や原油価格の下落を受けて82.12まで値を下げた。
前日(3/27)のポジション&損益
昨日のポジションはドル円の110.25の買いが約定したのみで、これを110.511で決済しデイでは「+0.261円」に留まる。
月間損益は「+5.62円」、年間累計損益は「+7.95円」となる。
損益比較 | 前日 | 本日 |
---|---|---|
デイリー損益 | +0.721円 | +0.261円 |
月間損益 | +5.35円 | +5.62円 |
年間累計損益 | +7.69円 | +7.95円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
ブレグジットはまだまだ混迷が続きそうだが、それでもポンドが比較的しっかりとしているのは不思議。
恐らくショートから入る人が多いせいかもしれない。
そうなると案外逆の動きが強まるリスクがあるかも。
今日はポンドは止めておく。
★★ 18:10(ユーロ圏)デギンドスECB副総裁講演
★★ 18:30(南ア)2月卸売物価指数[前月比](前回-0.8%予想0.2%)
★★ 18:30(南ア)2月卸売物価指数[前年同月比](前回4.1%予想4.6%)
★★ 19:00(ユーロ圏)3月経済信頼感(前回106.1予想105.9)
★★ 19:00(ユーロ圏)3月消費者信頼感・確定値(前回-7.2予想-7.2)
★★★ 未定(南ア)南アフリカ準備銀行・政策金利公表(現行6.75%予想6.75%)
★★ 20:15(米)クオールズFRB副議長講演
★★★ 21:30(米)第4四半期GDP・確定値[前期比年率](前回2.6%予想2.4%)
★★★ 21:30(米)第4四半期個人消費・確定値[前期比](前回2.8%予想2.6%)
★★★ 21:30(米)第4四半期コアPCE・確定値[前期比](前回1.7%予想1.7%)
★★★ 21:30(米)週間新規失業保険申請件数(前回22.1万件予想22.5万件)
★ 21:30(米)週間失業保険継続受給者数(前回175.0万人予想175.0万人)
★★★ 22:00(独)3月消費者物価指数・速報値[前月比](前回0.4%予想0.6%)
★★★ 22:00(独)3月消費者物価指数・速報値[前年同月比](前回1.5%予想1.6%)
★★ 22:30(米)クラリダFRB副議長講演
★★★ 23:00(米)2月住宅販売保留指数[前月比](前回4.6%予想-0.5%)
★★★ 23:00(米)2月住宅販売保留指数[前年同月比](前回-3.0%)
★ 02:00(米)7年物国債(320億ドル)
★ 02:00(スイス)メクラースイス中銀理事講演
★★★ 02:15(米)ウィリアムズNY連銀総裁講演
★★★ 05:00(NZ)オアRBNZ総裁「金融政策フレームワーク」発表
★★ 米中閣僚級貿易協議(29日まで)
今日は注目材料が多く月末を控えるとはいえ注意
今日は材料が多いので注意して対応したい。
まず、南アフリカでは2月卸売物価指数と南ア準備銀行が政策金利を公表する。
卸売物価指数は強弱が見えても政策金利の発表を控え、影響は少ないだろう。
また南ア準備銀行の政策金利の公表も一応据え置きが想定されており、その場合影響は少ないだろうが、国営電力公社エスコムの問題などから、声明がハト派気味となる可能性には注意。
加えて29日は、格付会社ムーディーズが南ア国債の格付け見通しを公表する。
もし格下げや見通しが引き下げられた場合、大きく南アランドが売り込まれるリスクが残ることは留意しておきたい。
ユーロ圏では3月経済信頼感と消費者信頼感、独3月消費者物価指数の速報が発表さる。
先週ドイツの製造業PMIが大幅に悪化したことが、ユーロ売りに繋がっているが、こういった結果がそれほど悪くないなら、ユーロ相場を支えるか注目したい。
米国では第4四半期GDPと個人消費、コアPCEの確報値、週間新規失業保険申請件数と2月住宅販売保留指数が焦点。
既に先週のFOMCで、今年の利上げの可能性が否定されており、結果に強弱が見えても影響は少ないだろう。
その他では、米中閣僚級貿易協議が再スタートする。
どこまで話が出て来るかは不透明だが、交渉の難航が伝えられると相場に良い影響は与えない。
要人発言としてはウィリアムズNY連銀総裁(ジョン・C・ウィリアムズ)の講演では、直近の流れからはハト派気味の発言となる可能性が高いが、特に利下げの必要性にまで言及があるとドル相場を圧迫しそう。
また、オアNZ中銀総裁(エイドリアン・オア)が「金融政策フレームワーク」を発表する。
昨日の中銀の声明が次の利下げを示唆したことでサプライズとなっているが、ここでも同様に弱気の見解が続くならNZドル相場を更に一段押し下げる可能性に注意しておきたい。
ドル円=110.00~111.00
ユーロドル=1.1200~1.1300
今日の戦略「ドル円・ユーロドル共に逆張りだが慎重に」
ドル円は引き続き110円台の揉み合いを前提に逆張りだが、若干円高リスクの方が高いかも知れない。
上値は110.55-65が押さえると弱い。
110.65-75を越えて、110.75-85や110.95-00の上抜けから111.15-20、111.25-35、111.35-40のそれ以前の安値が視野となる。
リスクは111.45-55や111.65-75越え。
下値は110.25-40の維持では良いが、110.15-25を割れると110.05-15、109.95-05、109.85-95が視野となる。
維持では良いが、109.65-75を割れると109.50-60が視野となる。
維持では更に突っ込み売りは出来ないが、109.35-45を割れると109.10-20、108.95-00、108.80-90が視野となる。
戦略は売りを110.55、110.75、110.95、111.35に置いてストップを111.55とする。
買いは110.05、109.55、109.35に置いてストップを108.90とする。
利食いは50BPとするが、臨機応変に対応したい。
ドル円2時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ユーロドルは現状売りが強まっているが、それでも揉み合いから逸脱するかは不透明で、月末を控えていることもあり逆張りで臨みたい。
上値は1.1265-75が押さえると弱い。
1.1285-90を越えて、1.1295-05、1.1305-15が視野となるが押さえると上値追い出来ない。
1.1325-35を超えて1.1340-50、1.1355-65、1.1375-80が視野となる。
下値は1.1235-45や1.1215-25を割れると1.1185-00が視野となるが維持では堅調も、リスクは1.1175-80や1.1165-75割れ。
戦略は売りを1.1270、1.1300に置いてストップを1.1335とする。
買いは1,1200においてストップを1.1170、更に1.1155、1.1135に置いてストップを1.1090とする。
利食いは50BPとして置く。
ユーロドル2時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年03月28日 10:00AM
それでは、今夜も「Good Deal!」