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米FOMCは相場を動かす転換点になるか?ハト派を期待する中、タカ派になるリスクも
昨晩はFOMCを控え様子見ムードの海外市場
昨晩の海外市場はFOMCを控えて様子見ムードが続いた。
NYダウは一部通信社の「米中貿易交渉が後退」との報道を受けて、196ドル高から100ドル安まで売りに押された。
ドル円は111.19から111.48まで反発。
ユーロドルが1.1362から1.1339で上下。
ポンドドルは良好な英雇用統計を受けて、1.3312まで上昇。
メイ首相(テリーザ・メイ)が、EUに離脱延期を要請する書簡を送付し、6月末までの延期を求める一方、最大2年間先送りの選択肢も追加する可能性が報じられたが下支えとならず、1.3241まで一時売りに押された。
クロス円ではユーロ円が126.23から126.62、ポンド円が147.55から148.07、オージー円が79.20から78.87、NZD円が76.26から76.57で揉み合い、カナダ円が83.40から84.09まで一時反発した。
昨日のポジションは何も成約なし。
従って月間損益は「+5.11円」年間累計損益は「+7.45円」と変わらない。
損益比較 | 前日 | 本日 |
---|---|---|
デイリー損益 | +0.294円 | - |
月間損益 | +5.11円 | +5.11円 |
年間累計損益 | +7.45円 | +7.45円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
昨日は本当に動かなかったが、今日FOMCで動きが出るのか注目したい。
ただ逆に動くとやられるリスクも高くなるので、今日は慎重に付かなくても良いつもりで値幅を広げて注文したい。
★★★ 17:00(南ア)2月消費者物価指数[前月比](前回-0.2%予想0.9%)
★★★ 17:00(南ア)2月消費者物価指数[前年同月比](前回4.0%予想4.1%)
★★★ 18:30(英)2月消費者物価指数[前月比](前回-0.8%予想0.5%)
★★★ 18:30(英)2月消費者物価指数[前年同月比](前回1.8%予想1.8%)
★★★ 18:30(英)2月消費者物価指数・コア指数[前年同月比](前回1.9%予想1.9%)
★★★ 18:30(英)2月小売物価指数[前月比](前回-0.9%予想0.7%)
★★★ 18:30(英)2月小売物価指数[前年同月比](前回2.5%予想2.5%)
★★★ 18:30(英)2月卸売物価指数・コア指数[前年同月比](前回2.4%予想2.3%)
★★★ 20:00(南ア)1月小売売上高[前年同月比](前回-1.4%予想1.1%)
★★ 23:30(米)週間原油在庫(前回-395.2万バレル)
★★★ 03:00(米)米連邦公開市場委員会・政策金利公表(現行2.25-2.50%予想2.25-2.50%)
★★★ 03:00(米)FRB経済見通し及びFOMCメンバーFF金利見通し公表
★★★ 03:30(米)パウエルFRB議長・定例記者会見
★★★ 英政府・離脱案採決期限
米FOMCでは利上げ回数とバランス・シート縮小停止が焦点
今夜の最大の注目は、米国のFOMCの結果公表で注目点は2つ。
今年の利上げ見通しが前回の2回から引き下げられるのか、またバランス・シートの縮小停止に関して、一定のプランが示されるのかが大きな焦点。
一応市場のコンセンサスは今年の利上げ見通しが1回に引き下げられ、年内のバランス・シートの縮小停止が示されると見られている。
その場合一定の織り込み済から、相場の反応は限定されるかもしれないが、もし利上げ見通しがゼロ回となるケースやバランス・シートの縮小停止時期を前倒しするようなケースは、市場がサプライズと捉えるので注意しておきたい。
加えて同時に発表されるFRBメンバーの経済見通しやパウエルFRB議長(ジェローム・パウエル)の記者会見次第では、相場の動きが激しくなることは留意しておきたい。
その他英国では2月消費者物価、小売物価指数と卸売物価指数などの物価指数が焦点。
ただ、本日が英政府の離脱案採決の期限となっている。
こちらの話題に相場が左右されそうだが、これに関しては一昨日英下院議長が英国の法律では、一回否決された法案を再採決することは難しいという見解を示している。
今夜採決が実施されるか不透明。
メイ首相は離脱期日の延期を要請する書簡を送付する見通し。
この書簡では6月末までの延期を求める一方、最大2年間先送りの選択肢も追加する可能性が報じられている。
21-22日に開催されるEU首脳会議でこの決定が認められた場合、当面の出尽くし感からポンド相場の買い戻しにつながるのか注目したい。
ポンドドル=1.3200~1.3400
ユーロドル=1.1300~1.1400
ドル円=110.50~112.00
ポンド・ユーロ・ドルはイベント前後の動きに注意
ポンドドルは20日の採決も絡めて疑心が強まっているが、もし延期となるなら当面売るのは厳しいかもしれない。
戻っても売られ易いことは変わらないが、売りは大きめの戻り買いはしっかりと下げ止まりを見ながら対応したい。
上値は1.3285-90が押さえると弱い。
1.3305-10を越えて、1.3325-35、1.3345-55が視野となるが、押さえると上値追い出来ない。
1.3375-85を越えて、1.3395-05、1.3445-75、1.3490-00、1.3515-20の週足の雲の上限が視野となる。
リスクは1.3605-20超えとなる。
下値は1.3250-60の維持では良いが、1.3235-45を割れると1.3215-30、1.3185-90を割れると1.3175-80、1.3155-65、1.3125-35、1.3080-00が視野となる。
1.3045-50を割れると1.3025-30、1.3000-10を割れると1.2970-85が視野となる。
このリスクは1.2960-70割れとなる。
戦略は売りを1.3345に置いて、ストップを1.3380で倍返し。
倍返しのターゲットは1.3445、ストップを1.3340とするがリスクがあるので、軽く利食うかもしれない。
また売りは、付かなくても良いつもりで、1.3460、1.3495に置いてストップを1.3555として置く。
買いは1.3130、1.3095に置いてストップを1.3045とする。
利食いは100BPとしておきたい。
ポンドドル週足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ユーロドルは堅調も1.14のレジスタンス方向への上昇では、売りを狙いたい。
上値は1.1355-65を越えて1.1365-75、1.1380-90、1.1395-05が視野となるが売りが出易い。
1.1405-10や1.1415-25の上抜けから1.1425-35や1.1435-45を越えて1.1455-65、1.1470-80が視野となる。
リスクは1.1515-20超え。
下値は1.1335-40の維持では強いが、1.1325-30を割れると1.1315-20、1.1295-05を割れると1.1285-95、1.1275-80、1.1265-70が視野となる。
リスクは1.1245-55割れ。
戦略は売りを1.1395に置いて、ストップを1.1425、更に1.1435、1.1460、1.1475に置いてストップを1.1520とする。
買いは1.1290、1.1270に置いてストップを1.1245とする。
利食いは50BPとしたい。
ユーロドル4時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ドル円は弱気のFOMCが出れば、一定の下押しがあるだろうが絶好の買い場となりそうだ。
上値は111.45-50、111.55-65が押さえると弱く、111.75-80を越えても111.85-95、111.95-05が押さえると上値追い出来ない。
112.05-15を越えて、112.25-30、112.35-40、112.45-55が順次視野となる。
リスクは112.65-70超え。
下値は111.25-30の維持では良いが、111.15-20を割れると110.95-05、110.85-90や110.75-85を維持出来ずに、110.65-70まで割れると110.45-55が視野となる。
維持では更に突っ込み売りは出来ないが、110.35-40や110.25-30を割れると110.15-25、110.05-15、109.95-05、109.85-95、109.75-85、109.60-70が順次視野となる。
リスクは109.50-60や109.35-45割れ。
戦略は買いのみとして110.95、110.55、110.45に置いてストップを109.95としたい。
利食いは50BPとしたい。
ドル円日足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年03月20日 09:30AM
それでは、今夜も「Good Deal!」