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ポンド相場まで動かないとは…!IMF経済見通しは株価押し下げに繋がる可能性に注意
昨晩の海外市場は全体的に動きが鈍い展開
昨晩の海外市場は主だった材料のない中、動意に薄い展開が続いた。
米2月製造業新規受注は予想を上回ったが、マイナス圏は変わらずNYダウは一時179ドル安まで値を下げたが、リスク回避の動きは強まっていない。
ドル円は111.28を安値に111.54まで反発。
ユーロドルが1.1274まで反発。
ポンドドルは保守党と労働党との協議が難航していることで1.3036まで下落後、メイ首相(テリーザ・メイ)の
「6月末までの離脱延期要請をEUが受け入れる可能性がる」
の一部報道を受けて1.3075まで値を戻した。
クロス円ではユーロ円が125.62まで反発。
ポンド円は145.11を安値に145.79まで値を回復。
オージー円が79.52、NZD円が75.23まで反発。
カナダ円は住宅関連指標が弱かったが、原油価格の上昇を背景に83.80まで買いが優勢となった。
前日(4/8)のポジション&損益
成約なし。
従って月間損益は+1.25円、年間累計損益は+9.92円と変わらない。
損益比較 | 前日 | 本日 |
---|---|---|
デイリー損益 | +0.558円 | - |
月間損益 | +1.25円 | +1.25円 |
年間累計損益 | +9.92円 | +9.92円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
やっぱり動きが鈍かったが、ポンドドルさえ動意が薄かったのは驚き。
ただ明日は臨時のEU首脳会議で一定の方向性が出ると思われ、大きな動きとなるか注意しておきたい。
★★ 23:00 (米) 4月JOLT求人件数 (前回758.1万件 予想756.5万件)
★ 02:00 (米) 米3年物国債入札(380億ドル)
★★★ 国際通貨基金・世界経済見通し公表
★ エジプト大統領・トランプ大統領会談
★ イスラエル総選挙
IMF(国際通貨基金)の世界経済見通しに注目!リスク回避となる可能性も
昨日の相場も揉み合いで終了したが、今夜も注目材料が少なく方向感のない取引が続きそう。
経済指標としては米国で4月JOLT求人件数が発表されるが、普段から注目度が低く結果に強弱が見えても影響は大きく出ない。
注意はIMF(国際通貨基金)が公表する世界経済見通し。
欧州などを中心にブレグジットに対する懸念などから世界的に成長率の見通しが引き下げられると、株価を圧迫してリスク回避の動きに繋がり易いことは注意しておきたい。
その他エジプト大統領(アブドルファッターフ・アッ=シーシー)とトランプ大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)の会談、イスラエル総選挙の結果などは相場に直接的な影響を与える可能性が低そう。
ただ中東の緊張感につながるような話が出てくるなら良い影響は与えない。
また英政府は9日も労働党と協議を続ける模様で、ブレグジット絡みのニュースにも注意しておきたい。
ドル円=111.00~112.00
ユーロドル=1.2950~1.3150
今日の戦略「ドル円は円高リスクを警戒、ポンドドルは荒れる可能性に注意」
ドル円は揉み合いが続いており、動かない可能性もあるが若干円高リスクがありそうで、基本は売り目線から深押し目買いという狙い。
上値は111.65-75が抑えると弱く、111.85-95を超えても111.95-05の上抜けは不透明であくまで112.05-15を越えて112.25-30、112.35-40、112.45-55が順次視野となる。
下値は111.25-35や111.15-25を割れると110.95-05、110.75-85を割れると110.55-65、110.45-55、110.25-30、110.15-25が順次視野となるが買いが入り易い。
リスクは109.95-05や109.65-75割れ。
戦略は既に111.475で1単位売っており、更に111.75、112.00に売りを置いてストップを112.15とする。
買いは111.05、110.65に置いて、ストップを110.30としておく。
利食いは50BPとしておくが、動かなければ微益でもやめる方針。
ドル円2時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ポンドドルは昨日は動かなかったが、10日のEU臨時首脳会議を控えて英政府も何かの結果を出さなければならない。
どういった結果となるか不透明だが、荒れる可能性に注意して対応したい。
上値は1.3075-80が抑えると弱く、超えても1.3080-00では売りが出易い。
1.3115-25を超えて、1.3130-50、1.3160-70が視野となるが押さえると上値追い出来ない。
1.3190-00を越えて、1.3205-10、1.3225-30、1.3245-55のレジスタンスが視野なる。
下値は1.3045-50の維持では良いが、1.3035-40を割れると1.3015-25、1.2995-05が視野となる。
維持では更に突っ込み売りは出来ないが、1.2985-90を維持出来ずに1.2975-80や1.2955-65を割れると相場は崩れる。
戦略としては売りを1.3090に置いてこのストップは1.3120、更に1.3150、1.3180に売りを置いてストップを1.3205とする。
買いは1.3020に置いてストップを1.2960更に1.2920に買いを置いてストップを1.2885とする。
利食いは80BPとしたい。
ポンドドル4時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年04月09日 09:00AM
それでは、今夜も「Good Deal!」