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対中追加関税第4弾の発表でNY株大暴落!これで材料が出尽くした可能性も
中国関税25%へ!トランプ米大統領のツイートで米株価が揺れる
昨晩の海外市場は、中国が一部の米製品に対して6月1日から関税を25%に引き上げると発表。
トランプ大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)が、ツイッター(@realDonaldTrump)で
「中国は報復するべきではない。事態の悪化を招くだけだ」
などとツイートしたことで、NYダウが720ドル近い下落となり、リスク回避の動きが続いた。
ただその後トランプ大統領が
「G20で習中国主席(習 近平)と会うつもりだ。約3250億ドルの中国製品に対する追加関税についてはまだ決まっていない」
との発言したことで、どうにか下げ止まりを見せた。
ドル円は109.02まで下落後109.39まで反発。
ユーロドルは1.1223から1.1263で上下。
ポンドドルは1.3042を高値に1.2942まで売りに押された。
クロス円ではユーロ円が122.55、ポンド円が141.22、オージー円が75.75、NZD円が71.63、カナダ円が80.93まで売りに押された。
前日(5/13)のポジション&損益
昨日のポジションは109.35と109.05の買いが約定も、109.225と109.27で決済してしまい、デイでは+0.095円に留まった。
従って、月間損益は、+2.33円、年間累計損益は+13.73円となる。
損益比較 | 前日 | 本日 |
---|---|---|
デイリー損益 | +0.49円 | +0.095円 |
月間損益 | +2.24円 | +2.33円 |
年間累計損益 | +13.64円 | +13.73円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
うーん、株価は酷い状況。
一時の米中通商交渉の楽観論が異常だったわけだが、逆にこの悲観も異常なんじゃない?
巻き戻しのリスクも十分残っていることは留意しておきたい。
★★ 14:00(日)4月景気ウオッチャー調査・先行き判断DI(前回48.6予想48.0)
★★ 15:00(独)4月卸売物価指数[前月比](前回0.3%)
★★ 15:00(独)4月消費者物価指数・改定値[前月比](前回1.0%予想1.0%)
★★ 15:00(独)4月消費者物価指数・改定値[前年同月比](前回2.0%予想2.0%)
★ 15:30(スイス)4月生産者輸入価格[前月比](前回0.3%予想0.2%)
★★ 16:15(米)ウィリアムズNY連銀総裁講演
★★★ 17:30(英)4月失業保険申請件数(前回2.83万件)
★ 17:30(英)4月失業率(前回3.0%)
★★★ 17:30(英)1-3月ILO失業率(前回3.9%予想3.9%)
★★ 18:00(ユーロ圏)3月鉱工業生産[前月比](前回-0.2%予想-0.3%)
★★ 18:00(ユーロ圏)3月鉱工業生産[前年同月比](前回-0.3%予想-0.8%)
★★★ 18:00(独)5月ZEW景況感調査(前回3.1予想5.0)
★★★ 18:00(ユーロ圏)5月ZEW景況感調査(前回4.5)
★★ 21:30(米)4月輸入物価指数[前月比](前回0.6%予想0.7%)
★★ 21:30(米)4月輸出物価指数[前月比](前回0.7%予想0.5%)
★ 01:45(米)ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
★ MSCI・銘柄見直し公表
★ 欧州経済会議(ポーランド・カトビツェ)
★ 企業決算:(米)ラルフローレン
米株価の動きに注意!米中通商問題に関する続報は要チェック
昨晩もリスク回避の動が続いたが、今夜も米中通商問題に関する続報や株価の動きに最大の注意を払って対応したい。
ただ行き過ぎ感もあり、一定の反動に期待したい。
経済指標としては日本では、4月景気ウオッチャー調査が弱いと株価に悪影響があるが、既に大分下がっており影響は限定されそうだ。
海外は、ユーロ圏ではドイツの物価指数、ユーロ圏3月鉱工業生産と独・ユーロ圏5月のZEW景況感調査が焦点。
直近では経済指標に立ち直りが見えており、良好な結果がユーロ相場を支えるか注目したい。
また英国では4月雇用統計が焦点だが、強弱が見えてもブレグジットの不透明感から影響は限定されそう。
米国では4月輸入・輸出物価指数の発表しかない。
強弱が若干見えても貿易収支やインフレに対しての影響は少なく、相場の反応は限定されそう。
その他ウィリアムズNY連銀総裁(ジョン・C・ウィリアムズ)とジョージ・カンザスシティー連銀総裁(エスター・L・ジョージ)の講演では、パウエルFRB議長(ジェローム・パウエル)同様、利下げに否定的な発言が出る可能性があり、こういった面が意識されると株価に悪影響、MSCIの銘柄見直し公表や欧州経済会議などの影響は少ないとみられる。
ドル円=108.80~110.80
ユーロドル=1.2900~1.3150
今日の戦略「ドル円は慎重に買い場探し!ポンドドルの買いは慎重に」
ドル円は軟調が続くが、109円は日足のサポートも控えていることや米中通商問題も、第4弾の発表で出尽くし感もあると見たい。
したがってここからは慎重に買い場探し。
上値は既に109.35-40やそれまでの安値となる109.45-50が抑えると弱く、超えても109.60-70、109.75-85から109.95-00のギャップと売りが出易い。
110.05-10を超えて、110.10-20、110.25-35を超えて一定の反発期待となる。
下値は109.05-15の維持では良いが、108.95-05を割れると108.80-90、108.70-80を割れると108.60-70、108.45-55や108.35-45を割れると108.15-25、108.05-15が視野となる。
リスクは107.95-05割れ。
戦略は売りを109.55、109.80、110.00に置いて、ストップを110.30。
買いは109.10、108.80、108.60に置いてストップを108.45とする。
利食いは引き続き40BPとして置くが、しっかりと利食いを優先したい。
ドル円4時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ポンドドルは軟調も1.29前後は日足のサポートが控えており、突っ込み売りは得策と見えない。
ただ戻りは重く、反発では売り、買ってもしっかりと利食いたい。
上値は1.2965-75が抑えると弱い。
超えて1.2995-00、1.3005-15、1.3025-30が視野となるが売りが出易い。
1.3040-50を超えて1.3055-60、1.3075-85を超えて1.3095-15が視野となる。
下値は1.2945-50の維持では良いが、1.2935-45を割れると1.2925-30、1.2915-20、1.2905-10を割れると1.2885-95まで視野となるが、突っ込み売りは不透明。
リスクは1.2865-75割れ。
戦略は売りを1.2995、1.3025に置いてストップを1.3050とする。
買いは1.2935、1.2905に置いてストップを1.2845とする。
利食いは最近動きが鈍いので50BPとしたい。
ポンドドル日足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年05月14日 09:00AM
それでは、今夜も「Good Deal!」