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米利下げは近々適切となるか。ドル相場の動きは日替わり!?あくまでポジション調整か
「米利下げ」近々適切に?全面的に売り戻されたドル
昨晩の海外市場はブラード・セントルイス連銀総裁(ジェームズ・ブラード)が
「近く利下げが適切になる可能性がある」
と述べたこと、新規受注や雇用指数は良好も、5月ISM製造業景気指数が予想を下回ったことなどからドルが全面的に売り戻された。
株価面ではNYダウは一時の下落から値を戻すも、米FTC(連邦取引委員会)がフェイスブック(Facebook)を競争問題で調査を開始したことが嫌気されてナスダック(NASDAQ)が大幅安となったことが嫌気された。
ドル円は108.45まで反発後、107.88まで安値を拡大。
ユーロドルが1.1262まで買い戻され、ポンドドルは1.2611を安値に1.2675まで反発した。
クロス円ではユーロ円が121.66まで反発。
ポンド円は136.63から137.14で上下し、オージー円が75.10を安値に75.50まで反発。
NZD円は71.34まで上昇、カナダ円も79.98を安値に80.52まで買い戻された。
前日(6/3)のポジション&損益
昨日のポジションは108.25と108.21の買いを108.388と108.408で決済しデイでは、+0.336円。
従って月間損益は+0.33円、年間累計損益は、+17.64円となる。
損益比較 | 金曜(5/31) | 前日(6/3) |
---|---|---|
デイリー損益 | ▲0.598円 | +0.336円 |
月間損益 | +5.91円 | +0.33円 |
年間累計損益 | +17.31円 | +17.64円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
ドル円は108.05の買いはNY午後早々と注文をキャンセルしたのでついていない。
まあキャンセルして良かったようだ。
今日も107円台は買い場を探しながら、一方108円ミドルから上は売りを狙う形としたい。
★ 15:45(仏)4月財政収支(前回-407億ユーロ)
★★★ 17:30(英)5月建設業PMI(前回50.5予想50.6)
★ 18:00(ユーロ圏)4月失業率(前回7.7%予想7.7%)
★★★ 18:00(ユーロ圏)5月消費者物価指数・速報値[前年同月比](前回1.7%予想1.3%)
★★★ 18:00(ユーロ圏)5月消費者物価指数コア指数・速報値[前年同月比](前回1.3%予想0.9%)
★★★ 18:30(豪)ロウRBA総裁講演
★★★ 18:30(南ア)第1四半期GDP[前期比年率](前回1.4%予想-1.6%)
★★★ 18:30(南ア)第1四半期GDP[前年同期比](前回1.1%予想0.7%)
★★ 21:30(米)ウィリアムズNY連銀総裁講演
★★ 22:45(米)パウエルFRB議長・挨拶(シカゴ連銀リサーチカンファレンス)
★★ 23:00(米)4月製造業新規受注[前月比](前回1.9%予想-0.9%)
★★ 23:30(NZ)世界乳製品取引価格指数(前回-1.2%)
★★ トランプ米大統領・欧州訪問(6日まで)
米利下げ見通しは行き過ぎ?アジアもRBA利下げ焦点
昨晩は米長期金利の急低下を受けドル売りが強まっているが、市場の今年3回までの利下げ見通しは織り込みが行き過ぎている可能性もある。
突っ込んでドルを売るのは避けた。
アジア時間はRBA(オーストラリア準備銀行)の利下げが焦点。
一定の織り込みもあることは注意だが、今後の利下げの継続姿勢が確認されると再度売りとなり易い。
あくまで戻りを待つのが得策そうだ。
海外時価は英国では5月建設業PMI、ユーロ圏では5月消費者物価指数の速報値が焦点だが、 弱い結果が出るとドルの巻き戻しつながり易い。
また南アの第1四半期GDPは結果次第も、弱い数字がリスクか?
米国では4月製造業新規受注は普段あまり注目度は高くないが、通商問題に対する懸念から製造業の指標が落ち込んでおり、弱い結果が注目。
また最近注目度が落ちているが、NZの世界乳製品取引価格指数も中国の景気悪化が悪影響を与えている可能性に留意しておきたい。
要人発言としてはロウRBA総裁(フィリップ・ロウ)の講演では、今後の利下げ姿勢の継続を示唆すると豪ドルの圧迫要因。
またシカゴ連銀でリサーチカンファレンスが開催されているが、FRB(連邦準備制度)の要人から市場の行き過ぎた利下げ期待を否定するような発言が出るとドルの巻き戻しにつながり易い。
その他トランプ大統領が欧州を訪問中だが、突発的な通商問題に関する発言には引き続き注意しておきたい。
ドル円=107.70~108.70
ユーロドル=1.1180~1.1290
今日の戦略「ドル円下げ止まりレベルは?ユーロドルは追いかけ危険」
ドル円は大分頭が重くなっているが、107円台は言った下げ止まるレベルと見たい。
上値は108.05-10、108.15-25、108.25-35が抑えると弱い。
108.45-55を超えて108.65-75、108.85-95を超えて108.90-00、109.15-25が視野となるが売りが出易い。
下値は107.85-90を割れると107.75-80、107.45-55を割れると107.35-45、107.05-15、106.75-85、106.55-60、106.10-20まで順次視野となる。
戦略は売りを108.30に置いて、このストップは108.45として更に108.70、109.00に売りを置いてストップを109.55として置く。
買いは107.80、107.60、107.30に置いてストップを106.95とする。
利食いは40BPに置いて臨機応変に対応したい。
ドル円2時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ユーロドルは買い戻されているが、欧州も問題が多く追いかけるのは危険。
加えてドルは日替わりで動くことも多く、ここからは売り場を探したい。
上値は1.1260-70を超えて1.1275-85、1.1285-95、1.1295-05が視野となるが、売りが出易い。
1.1305-15の上抜けから1.1315-25や1.1325-35を超えて一定の反発期待。
下値は1.1235-40の維持では強いが、割れると1.1215-25、1.1195-05、1.1175-85、1.1165-75が視野となる。
維持では堅調も1.1155-65を割れると1.1145-50、1.1135-40が視野となる。
リスクは1.1125-30や1.1105-10割れ。
戦略は既に1.12522で1単に売っており、更に1.1270、1.1295に売りを置いてストップを1.1325とする。
買いは1.1200、1.1170に置いてストップを1.1115として利食いは40BPとする。
ユーロドル4時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年06月04日 10:00AM
それでは、今夜も「Good Deal!」