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揉み合い相場が続く中、本日もあまり期待せず利食いながらのトレード
米国債の逆イールドは米国株暴落のサインとなるか
昨晩の海外市場は総じて揉み合いの中、米国債の逆イールドに対する過度の景気後退感からは反動的な展開。
米3月リッチモンド連銀製造業景気指数は予想比変化がなかったが、前回を下回った。
2月住宅着工件数・建設許可件数や1月ケース・シラー住宅価格指数、3月消費者信頼感指数がいずれも予想を下回ったが、相場の反応は限定的だった。
NYダウは一時の280ドル高から値を消すも一応、プラス圏は維持された。
ドル円は110.69まで、ユーロドルは1.1263まで下落。
ポンドドルはメイ首相(テリーザ・メイ)のEU離脱協定案を巡って様々な発言が聞こえており、1.3158を安値に1.3263まで一時反発した。
クロス円ではユーロ円が124.44から125.02、ポンド円は145.03から146.48で上下。
オージー円は79.01、NZD円が76.50、カナダ円が82.72まで一時買い戻しが優勢となった。
前日(3/26)のポジション&損益
昨日のポジションはドル円の110.027の買いを110.45の売り注文で相殺。
ポンドドルの1.3170の買いを1.3197で止めてデイでは「+0.721円」
従って月間損益は「+5.35円」、年間累計損益は「+7.69円」となる。
損益比較 | 前日 | 本日 |
---|---|---|
デイリー損益 | +0.01円 | +0.721円 |
月間損益 | +4.63円 | +5.35円 |
年間累計損益 | +6.97円 | +7.69円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
今月はどうにか5円を確保したとしても基本『3カ月☓5円=15円』にはほど遠く、4月にこれをカバーするには12円取らなければならないが、これは無理そう。
まあ負けないように、地道に行きたい。
★ 16:45(仏)2月卸売物価指数[前月比](前回0.1%)
★★★ 17:00(ユーロ圏)ドラギECB総裁講演
★★ 17:00(ユーロ圏)ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演
★★ 17:45(ユーロ圏)プラートECB専務理事講演
★★ 19:00(ユーロ圏)ラウテンシュレーガーECB専務理事講演
★★ 19:45(ユーロ圏)デギンドスECB副総裁講演
★ 21:30(加)1月貿易収支(前回-45.9億加ドル予想-35.0億加ドル)
★★★ 21:30(米)1月貿易収支(前回-598億ドル予想-570億ドル)
★★ 22:30(ユーロ圏)メルシュECB専務理事講演
★★★ 23:00(米)第4四半期経常収支(前回-1248億ドル予想-1300億ドル)
★★ 23:30(米)週間原油在庫(前回-958.9万バレル予想+30.9万バレル)
★ 02:00(米)5年物国債(410億ドル)
★★★ 英議会・離脱に関するさまざまな選択肢への支持を探る「示唆的投票」実施
逆イールド化を受けるも米株価は反発し一旦収まったか
先週のFOMCの結果や長短金利の逆イールド化を受けてリスク回避的な動きが一時強まっていたが、株価の反発で過度な景気後退懸念も一旦収まっている模様。
本日は米国の1月貿易収支や第4四半期経常収支が公表されることで、もし悪化が見えた場合、再び米中通商交渉に対する懸念が再燃する可能性には注意しておきたい。
また今夜はユーロ圏の要人発言の機会も多く、ドラギECB総裁(マリオ・ドラギ)をはじめ先週の弱いドイツのPMIを受けて、ハト派的な発言が続くとユーロ相場を圧迫しそう。
英国では4月12日となった延長期限を前に、英議会でブレグジットの協議が続いる。
今夜は1日だけ、EU離脱協議の主導権を政権から議会に移して代替案が協議される予定。
過半数の支持が得られるなら投票も実施される予定だが、一方でメイ首相のスポークスマンは
「水曜日のブレグジット本採決は非常に可能性が低い」
と述べている。
混乱気味でどういった結果となるか不透明だが、またポンド相場が思惑で荒れた動きをする可能性があることは注意しておきたい。
ドル円=110.00~111.00
ポンドドル=1.3050~1.3300
今日の戦略「ドル円は110円台逆張り狙い、ポンドドルはニュース次第」
ドル円はどうにか反発も、上値は重いと見られる。
ただ下値も堅く、基本は110円台で逆張り狙い。
上値は110.75-85や110.95-00を越えて、111.15-20、111.25-35、111.35-40のそれ以前の安値が視野となるが売りが出易い。
111.45-55や111.65-75を越えて111.75-80、111.85-95、111.95-05が視野となる。
リスクはあくまで112.05-15を越え。
下値は110.35-45、110.25-35、110.05-15、109.95-05、109.85-95の維持では良いが、109.65-75を割れると109.50-60が視野となる。
リスクは109.35-45割れ。
戦略は売りを110.80、111.00、111.25、111.45に置いてストップを111.75とする。
買いは110.25.110.05に置いてストップを109.70として置く。
利食いは50BPだが、揉み合いなら早々と利食う予定。
ドル円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ポンドドルは本日も議会で議論や採決が行われる予定。
ただこれが最終決定となる可能性は低く、揉み合いが継続か?
付かなくても良いつもりで、広めにオーダーを置いておく。
上値は1.3230-50が押さえると弱い。
1.3255-65を超えて1.3270-00、1.3305-15を越えて1.3325-35、1.3345-55が視野となるが、押さえると上値追い出来ない。
1.3375-85を越えて1.3395-05、1.3445-75、1.3490-00、1.3515-20の週足の雲の上限が視野となる。
リスクは1.3605-20超えとなる。
下値は1.3185-00の維持では強いが、1.3155-65を割れると1.3135-45、1.3095-05が視野となる。
維持では良いが、1.3075-85を割れると1.3065-70、1.3035-45、1.2995-05を割れると1.2970-85が視野となる。
このリスクは1.2960-70割れとなる。
戦略は売りを1.3280、1.3330、1.3350においてストップを1.3380とする。
買いは1.3130、1.3090、1.3055に置いてストップを1.2995とする。
利食いは100BPとしておくが、臨機応変に対応する予定。
ポンドドル60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年03月27日 09:30AM
それでは、今夜も「Good Deal!」