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ドル円の買い場探しは慎重に!株価の安定感に安心するのはまだ早い?
昨日のドル円は米株価の影響でリスク回避の巻き戻し展開に
昨晩の海外市場はまちまちの展開になるも、NYダウが堅調に反発。
そのことでリスク回避の巻き戻しが優勢となった。
ドル円は109.20まで上昇。
ユーロドルは1.1426から1.1378まで売りに押された後はこのレンジで上下。
ポンドドルは1.2842を下値に、
「欧州連合は、アイルランドを巡るバックストップ措置について譲歩する用意がある」
との一部報道や内閣不信任案が否決されたことで、1.2898まで上昇した。
クロス円ではユーロ円が124.42、ポンド円が140.72、オージー円は77.92から78.38。
NZD円は74.15から73.49まで一時売りに押され後巻き戻し、カナダ円は82.42まで買い戻された。
(午前6時まで)
昨日のポジションはポンドドルの1.2870の売りを1.28563で決済。
ドル円の108.45の買いを108.85で止めて、デイでは「0.537円」。
従って月間累計損益は「+0.58円」となる。
★ 19:00(ユーロ圏)11月建設支出[前年同月比](前回1.8%)
★★ 19:00(ユーロ圏)12月消費者物価指数・改定値[前年同月比](前回1.6%予想1.6%)
★★ 19:00(ユーロ圏)12月消費者物価指数・コア指数・改定値[前年同月比](前回1.0%予想1.0%)
★★★ 未定(南ア)南ア準備銀行・政策金利公表(現行6.75%)
★★ 20:00(ユーロ圏)ラウテンシュレーガーECB専務理事講演
★★★ 22:30(米)12月住宅着工件数[年率換算件数](前回125.6万件予想126.0万件)
★★★ 22:30(米)12月住宅着工件数[前月比](前回3.2%予想0.3%)
★★★ 22:30(米)12月建設許可件数[年率換算件数](前回132.8万件予想128.8万件)
★★★ 22:30(米)12月建設許可件数[前月比](前回5.0%予想-3.0%)
★★★ 22:30(米)週間新規失業保険申請件数(前回21.6万件予想22.0万件)
★★ 22:30(米)週間失業保険継続受給者数(前回172.2万人)
★★ 00:45(米)クオールズFRB副議長講演
★ G20財務相・中央銀行総裁代理会議(18日まで)
★★ ギリシャ・内閣信任投票
★ 米10年物インフレ連動国債入札
★★ 米企業決算:ネットフリックス、アメリカン・エキスプレス、モルガン・スタンレー
今夜のネットフリックス(Netflix)の決算発表に注目
ブレグジットの採決も終わって、大分株式市場も落ち着きを取り戻してきたが、今夜はネットフリックス(Netflix)の決算発表などまだ不安材料が残ることは留意しておきたい。
経済指標としてはまず、ユーロ圏では11月建設支出と12月消費者物価指数の改定値が焦点。
引き続き弱い結果がユーロ相場の上値を押さえる可能性に注意。
米国では12月住宅着工件数と建設許可件数、週間新規失業保険申請件数が焦点。
雇用指数は良い内容としても、このところ弱い住宅関連指数が悪い結果となるならドルの上値を押さえそう。
南ア準備銀行の政策金利の公表は政策金利の引き上げが決定された場合、それが南アランドの買い要因となる。
だが既に織り込みで上がっている可能性もあり、結果での利食いに注意。
その他、G20財務相・中央銀行総裁代理会議は代理会議なので影響はない。
ラウテンシュレーガーECB専務理事(サビーヌ・ラウテンシュレーガー)の講演では弱気発言が出やすく、クオールズFRB副議長(ランダル・クォールズ)の講演でも既に今年の利上げ回数の減少に言及している。
ハト派的発言が相場を押さえる可能性となりそうなので、注意。
ギリシャでは内閣信任投票が開催される。
チプラス首相(アレクシス・ツィプラス)に不信任が集まるのか注目。
ギリシャの材料は最近注目度が低く、特別視されないかもしれない。
ドル円=108.55~109.40
ポンドドル=1.2800~1.2950
本日の戦略!ドル円は上げ止まり探し、ポンドドルは大きく動けば逆張り
ドル円は上昇もここから上値を追いたくない。
ただ売り場は慎重に上げ止まりを確認して対応。
買い戻しも今日の段階では株価が堅調そうで、早めにしておいた方が良いかもしれない。
上値は109.15-25を越えて109.35-45、109.45-50を越えて、109.65-75、109.75-85、109.95-00が視野となるが押さえると弱い。
リスクは110.05-10を越え。
下値は108.85-95、108.75-85の維持では良いが108.60-70を割れると108.45-55、108.35-45を割れると108.15-25、108.05-15が視野となり維持では堅調。
このリスクは107.95-05や107.75-80割れ。
戦略は売りを109.35、109.50、109.70、109.95に置いてストップを110.10とする。
買いは108.85、108.55においてストップを108.35、更に108.20、108.00に置いてストップを107.75とする。
利食いは35BPとして置く。
ドル円2時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ポンドドルは一応ブレグジット案の議会裁決後は堅調な推移となっているが、今後もニュース次第で神経質な展開を続けそう。
一応大き目の動きでは逆張りを考えたい。
上値は1.2896-00が押さえると弱い。
1.22915-20や1.2925-35を超えて1.2945-55、1.2995-05、1.3025-35が視野となるが売りが出やすい。
1.3065-75を越えて1.3130-50まで視野となるが上値抜けは不透明。
リスクは1.3165-75超えとなる。
下値は1.2835-45の維持では良いが、1.2815-25を割れると1.2765-70、1.2725-35、1.2695-05が視野となる。
維持では堅調が続くが、1.2665-70を割れると1.2640-50まで視野となる。
このリスクは1.2615-20や1.2595-00割れ。
戦略は売りを1.2945、1.2995、1.3030に売りをおいてストップを1.3075とする。
買いは1.2805、1.2755、1.2705に置いてストップを1.2665とする。
利食いは100BPとするが臨機応変に対応したい。
ポンドドル8時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年01月17日 09:00AM
それでは、今夜も「Good Deal!」