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リスク回避の流れが続くが乗るべきか微妙!慎重な円買い場と認識したい
米中貿易戦争に進展がありドル買い優勢となった金曜の海外市場
金曜日の海外市場は米中次官級協議で、中国が貿易不均衡解消に向け、
6年後までに毎年1兆ドルを超える輸入を達成するよう輸入量を増やす
との提案をしたとの報道が伝わり、NYダウが380ドル越えの上昇。
ドル買いが優勢となった。
オセアニア・資源国通貨中心にリスク回避の巻き戻しが続いた。
米12月鉱工業生産指数は予想を上回ったが、1月ミシガン大学消費者信頼感指数が若干予想を下回った。
「利上げを検討する際に、辛抱強く指標を基に判断するべき」
との認識を示したが、総じて影響は限定された。
ドル円が109.89まで上昇。
ユーロドルが1.1353、ポンドドルは1.2857まで下落した。
クロス円はユーロ円が124.97から124.44まで利食いに押され、ポンド円が141.10まで下落。
一方、オージー円は79.10まで上昇。
NZD円が74.38、カナダ円が85.90まで買い戻しが優勢となった。
金曜日のポジションはポンドドルの1.2985の売りが1.2935で約定。
ドル円の107.45、109.70の売りは109.415、109.656の微益で決済。
また遅くついたポンドドルの1.2905の買いも1.2907で止め、デイでは「+0.648円」
従って月間・累計損益は「+1.38円」となる。
★★★11:00 (中) 12月小売売上高 [前年同月比] (前回8.1% 予想8.2%)
★★★11:00 (中) 12月鉱工業生産 [前年同月比] (前回5.4% 予想5.3%)
★★★11:00 (中) 第4四半期GDP [前年同期比] (前回6.5% 予想6.4%)
★★★11:00 (中) 第4四半期GDP [前期比] (前回1.6% 予想1.5%)
★★16:00 (独) 12月生産者物価指数 [前月比] (前回0.1% 予想-0.2%)
★★★メイ政権・EU離脱代替案提出
★ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
★★IMF・世界経済見通し公表
本日キング牧師誕生日でNY市場が休場し相場は動きづらそう
週末は米中貿易戦争の懸念が和らいだことで、ドルや株価が堅調な推移で終了。
また今夜はNY市場がキング牧師の誕生日の休場。
海外では主だった経済指標の発表もなく、相場としては動きづらい展開となりそう。
アジア時間は中国の経済指標が焦点となるが、弱い数字は一定の織り込みがあること。
また中国の指標は操作されており、極端に悪い数字は出ない可能性があることで、影響は限定されると見たい。
また独12月生産者物価指数は結果の強弱次第。
一方で今週はECB理事会を控えユーロ圏の重要な経済指標の発表が続く。
また今夜メイ政権が先日否決されたEU離脱案の代替案を議会に提出するようだが、どこまで詳細が出て来るか不透明。
欧州通貨中心に、思惑的な動きが見えるか注意しておきたい。
その他では週末米連邦政府の一部閉鎖問題で、トランプ大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)が不法移民の救済策で3年の延長を認める代わりに、メキシコ国境の壁建設費57億ドルを予算に盛り込むよう求める妥協案を野党・民主党に提示。
ただ民主党のペロシ下院議長(ナンシー・ペロシ)はこれを拒否する見解を示しており、既に政府閉鎖は31日目に突入している。
突然やってきそうな政府閉鎖や米中貿易戦争に関する新たなニュースにも注意しておきたい。
ドル円=109.00~110.00
ポンドドル=1.2750~1.2950
ドル円は110円届くか?ポンドドルはEU離脱問題で再度揉めそう
ドル円は110円に迫る展開も、ここからは直ぐに超えるとは考えていない。
また今日は円高になりやすい満月にプラス、邪魔なNY勢も居ないことでやっぱり売り目線。
株価面では大きく下がることもなさそうなので、下げが甘ければ買い戻しながら対応したい。
上値は109.75-85が押さえると弱い。
108.85-90を越えて109.95-00が視野となるが上抜けは不透明。
110.05-10を越えて、110.15-25、110.25-35が視野となるが売りが出やすい。
このリスクは110.45-55越え。
一方下値は109.65-70、109.55-60の維持では良いが、109.35-45や109.25-35を割れると109.05-15、108.85-95、108.75-85が視野となるが維持では堅調。
リスクは108.60-70割れ。
戦略はドル円を109.733で既に1単位売っており、更に売りを109.95、110.20、110.35に置いてストップを110.55とする。
買いは109.30、109.10、108.85に置いてストップを108.45とする。
利食いは50BPとして今日は米国が休みなので、利食えれば利食いを優先する。
ドル円60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ポンドドルは今夜ブレグジットの代替案がメイ首相(テリーザ・メイ)から提示される見通し。
受け入れられるならポンドの急騰も想定できるが、どうせあのイギリス人のこと…揉めることは間違いない。
また英国が決めてもEUが承認するかは不透明なので、引き続き戻り売り狙い。
上値は1.2905-30、1.2945-50、1.2975-85が押さえると弱い。
1.2995-05を越えて1.3025-35が視野となるが売りが出易い。
1.3065-75を越えて1.3130-50まで視野となるが上値抜けは不透明。
リスクは1.3165-75超えとなる。
一方下値は1.2850-60を維持出来ずに、1.2820-30を割れると1.2765-70、1.2725-35、1.2695-05が視野となる。
維持では堅調が続くが1.2665-70を割れると1.2640-50まで視野となる。
このリスクは1.2615-20や1.2595-00割れ。
戦略は1.2910、1.2950、1.2980に売りを置いてストップは1.3005とし、この位置は上昇リスクも勘案して1単位は倍返し。
倍返しのストップは1.2945として、利食いは1.3045として置く。
順張りはやられるケースも多く、早々とダメならやめる形。
買いは深目に置く形で、1.2795、1.2750、1.2705においてストップを1.2665とする。
その他の利食いは100BPとするが、こちらも臨機応変に対応したい。
ポンドドル60分足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
それでは、今夜も「Good Deal!」