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欧州通貨安は週末に向けリスク高まる?ドル円はクロス円調整で膠着相場か
米中貿易戦争の懸念でリスク回避の展開続く
昨晩の海外市場は、中国のファーウェイに対する制裁が各国で発表された。
米中貿易戦争に対する懸念から株価が軟調な推移し、リスク回避的な展開となった。
FOMC議事録では
「大半のメンバーは引き続き見通しの下振れリスクがある」
とした一方、
「数人のメンバーは予想通りに経済が発展した場合、金融政策の引き締めが必要になる可能性」
を指摘したことが明らかとなったが、影響は限定された。
ドル円は110.24まで下落。
ユーロドルは1.1149から1.1180の狭いレンジで推移。
ポンドドルは1.2625まで一時安値を拡大した。
クロス円ではユーロ円が123.45から122.98まで下落。
ポンド円が139.33、オージー円が75.85、NZD円が71.62、カナダ円が82.08まで売りに押された。
前日(5/22)のポジション&損益
昨日のポジションはドル円の110.561の売りを110.396で決済。
ユーロドルの1.1175の売りが約定し、これを1.11539で止めてデイでは+0.397円。
従って月間損益は+5.59円、年間累計損益は+16.99円となる。
損益比較 | 前日 | 本日 |
---|---|---|
デイリー損益 | +0.834円 | +0.397円 |
月間損益 | +5.20円 | +5.59円 |
年間累計損益 | +16.59円 | +16.99円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
週末トランプ大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)が来日。
何か相場を動かす材料が出るか注目だが、恐らく日本にいる間は悪いことは言わないだろう。
ただ帰るとまた、日本叩きをする可能性もあるので注意しておきたい。
こういったトランプのやり方は好きになれないが、ともかく相場を動かしてくれるので「トランプ様々だ!」
@daiman_radioのツイッターで“なるべく"途中経過を報告するようにしますので、よろしくお願いします。
★★ 15:00(独)第1四半期GDP・改定値[前年同期比](前回0.7%予想0.7%)
★★ 15:00(独)第1四半期GDP・改定値(季調前)[前年同期比](前回0.6%予想0.6%)
★ 15:30(スイス)第1四半期鉱工業生産[前年同期比](前回5.1%予想-0.3%)
★ 15:45(仏)5月企業景況感指数(前回105予想105)
★★ 16:15(仏)5月製造業PMI・速報値(前回50.0予想50.0)
★★ 16:15(仏)5月サービス業PMI・速報値(前回50.5予想50.8)
★★★ 16:30(独)5月製造業PMI・速報値(前回44.4予想44.8)
★★★ 16:30(独)5月サービス業PMI・速報値(前回55.7予想55.4)
★★★ 17:00(ユーロ圏)5月製造業PMI・速報値(前回47.9予想48.1)
★★★ 17:00(ユーロ圏)5月サービス業PMI・速報値(前回52.8予想53.0)
★★★ 17:00(独)5月ifo企業景況感指数(前回99.2予想99.1)
★★★ 未定(南ア)南アフリカ準備銀行・政策金利公表(現行6.75%予想6.75%)
★★ 20:30(ユーロ圏)欧州中央銀行・理事会議事録公表
★★ 21:30(加)3月卸売売上高[前月比](前回0.3%)
★★★ 21:30(米)週間新規失業保険申請件数(前回21.2万件予想21.5万件)
★★ 21:30(米)週間失業保険継続受給者数(前回166.0万人予想166.9万人)
★★ 22:45(米)5月マークイット製造業PMI・速報値(前回52.6予想52.7)
★★ 22:45(米)5月マークイット・サービス業PMI・速報値(前回53.0予想53.5)
★★ 22:45(米)5月マークイット総合PMI・速報値(前回53.0)
★★★ 23:00(米)4月新築住宅販売件数[年率換算件数](前回69.2万件予想67.5万件)
★★★ 23:00(米)4月新築住宅販売件数[前月比](前回4.5%予想-2.5%)
★ 01:00(ユーロ圏)ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演
★★ 02:00(米)カプラン・ダラス連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁・討論会参加
★ 欧州議会選(26日まで)
本日はユーロ圏での注目材料が多くユーロ相場の動きに注意
今夜の注目はまず、ユーロ圏では独第1四半期GDP・改定値、各国の5月製造業とサービス業PMIの速報値、独5月ifo企業景況感指数、ECB理事会の議事録が焦点。
材料が多く注意だが、直近のユーロ圏経済指標はまちまちの展開も、総じてそれほど悪くない内容となるならユーロ相場を支えそう。
…が、今日からスタートする欧州議会選挙を睨んで、様子見ムードが続く可能性もありそうだ。
米国では週間新規失業保険申請件数、5月マークイットのPMI・速報値、4月新築住宅販売件数が発表される。
昨日のFOMC議事録でも相場が動かなかったことを考えると、経済指標の強弱が相場に与える影響は見えないそうだ。
その他要人発言の機会も多いが、FRB(連邦準備制度)の要人に関しては昨日FOMC議事録で、一部のメンバーが、利上げの必要性に言及しており、こういった面が再度強調されるとドル相場を支えるかもしれない。
また引き続き米中貿易戦争に絡めた突発的なニュースや株価の動きには注意しておきたい。
ドル円=109.60~110.60
ユーロドル=1.1100~1.1200
今日の戦略「ドル円は揉み合い?110円後半は売り、109円後半は買い狙い」
ドル円はやはり上値は重い。
ただ今日は揉み合い気味か?
110円後半は売り、109円後半は買い狙い。
上値は110.45-65が抑えると弱い。
110.65-75を超えて110.85-95が次視野となるが売りが出易い。110.95-00を超えて、111.05-10の更なるギャップの上限、111.15-25が視野となる。
下値は、110.25-30、110.15-25、110.05-10、109.85-95の維持では良いが、109.75-85を割れると109.65-75、109.55-65が視野となるが維持では堅調が続く。
戦略は売りを110.50に売りを置いて、このストップは110.70.更に110.90に売りを置いてストップを111.05とする。
買いは110.10、109.90、109.60に置いて、ストップを109.45として利食いは30BPとしておく。
ドル円2時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ユーロドルは軟調が続いているが、今日は材料もあるので1.11のトライの可能性もあるかもしれない。
基本戻り売りから、1.11割れは買いを狙ってみたい。
上値は1.1160-70が抑えると弱い。
1.1175-80や1.1185-90を超えて1.1195-00、1.1205-15が視野となるが抑えると弱い。
一下値は1.1145-55の維持では良いが、1.1135-45を割れると1.1125-35、1.1105-15を割れると1.1095-00まで視野となる。
このリスクは1.1070-80割れ。
戦略は売りを1.1170、1.1205、1.1245に置いてストップを1.1265とする。
買いは深めの押し目だけで、1.1100、1.1075に買いを入れてストップを1.1045とする。
利食いは40BPとしておく。
ユーロドル2時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年05月23日 09:00AM
それでは、今夜も「Good Deal!」