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特に材料もないのにドル円の反発はなぜ?あくまでショートカバーか
米経済指標が良好でも様子見ムードが強い海外市場
昨晩の海外市場は米3月卸売物価指数が概ね良好な内容となり、加えて週刊新規失業保険申請件数が50年ぶりの水準まで改善されたことでドルの巻き戻しが優勢となったが、ただ総じて様子見ムードの強い展開が続いた。
ドル円は111.70まで反発。 ユーロドルが1.1287から1.1250まで下落。 ポンドドルも1.3110から1.3052までじり安となった。
なおEU臨時首脳会合では英国のEU離脱期限に関して10月末まで延期することを認めたが、英議会がこれを受け入れるかは不透明で相場の買い戻しにはつながっていない。
クロス円ではユーロ円が125.72、ポンド円145.97まで反発。 オージー円は79.65から79.44、NZD円が75.17から74.90の狭いレンジで上下。 カナダ円は83.10から83.52まで反発した。
前日(4/11)のポジション&損益
昨晩のポジションはドル円の111.15の売りを111.111、更に111.45の売りを111.437の微益でやめており、デイでは+0.52円。 従って月間損益は+2.34円、年間累計損益は+11.01円となる。
損益比較 | 前日 | 本日 |
---|---|---|
デイリー損益 | +0.445円 | +0.52円 |
月間損益 | +2.29円 | +2.34円 |
年間累計損益 | +10.95円 | +11.01円 |
今日のだいまん氏の“ぼやき"
昨日は想定外に円安。 あまりやる気がなかったので、早々と決済したのが功を奏したが、しかし買うよねぇ。。。不思議。
ユーロ圏指標は弱い結果がリスクに?
今夜の材料としては独3月卸売物価指数、スペイン3月消費者物価指数、ユーロ圏2月鉱工業生産と結果次第も、引き続きユーロ圏の指標は弱い結果がリスクとなりそう。
米国では3月輸入・輸出物価指数と4月ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が焦点。 ただ直近の米経済指標は強弱が入り混じっており、結果次第で相場が一定の動きを示してもFOMCでの利上げ停止姿勢は変わらないだろうから、大きな動きには繋がり難そう。
その他では本日の英国の離脱期限に関しては、EU臨時首脳会合が10月末まで延期を認めたが、英議会がこれを受け入れるかは不透明。 もし英議会がこれに反発するなら、ハードブレグジットに対する懸念が高まるので注意しておきたい。
また、G20財務相・中央銀行総裁会議や世銀・IMF春季会合からは、いろいろ要人発言が出ているが、相場への影響は見えていない。 今夜も特別なことはなさそう。 ただ週末なので米企業決算に絡めた株価、ドルのポジション調整の動きには注意しておきたい。
ドル円=110.95~111.95
ユーロドル=1.2950~1.3150
今日の戦略「ドルは戻り売り狙い、ポンドドルも売り目線」
ドルは想定外に反発も、やはり戻り売りを狙いたい。 上値は111.85-95を超えても、111.95-05の上抜けは不透明で、あくまで112.05-15を越えて112.25-30、112.35-40、112.45-55が順次視野となるが売りが出易い。
下値は111.45-55の維持では強いが、割れると111.25-35、111.15-25、110.95-05が視野となる。 維持では堅調が続くが、110.85-90や110.75-85を割れると110.55-65、110.45-55、110.25-30、110.15-25が順次視野となる。 リスクは109.95-05や109.65-75割れ。
戦略は既に111.67で1単位売っており、更に111.80、112.00に売りを置いてストップを112.15とする。 買いは111.30と111.00に置いてストップを110.85とする。 利食いは30BPとする。
ドル円2時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
ポンドドルはEUの延長承認も英議会の反応次第で荒れそうだ。 ただ混迷が続く可能性からは売り目線で。
上値は1.3085-90、1.3095-00が抑えると弱い。 1.3105-10や1.3115-25を超えて1.3130-50、1.3160-70が視野となるが押さえると上値追い出来ない。 リスクは1.3190-00越え。
下値は1.3040-50の維持では良いが、1.3025-35を割れると1.3015-25、1.2995-05が視野となるが維持では更に突っ込み売りは出来ないが、1.2985-90を維持出来ずに1.2975-80や1.2955-65を割れると相場は崩れる。
戦略は売りを1.3085に置いてストップは1.3125の倍返し。 倍返しのストップは1.3175として更に1.3150、1.3180に売りを指してストップを1.3205とする。
買いは1.3005に置いてストップを1.2985、更に1.2955と1.2905に置いてストップを1.2885とする。 利食いは一応大きめの80BPとしたい。
ポンドドル4時間足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
作成時間2019年04月12日 10:00AM
それでは、今夜も「Good Deal!」