FXトレードをしていると良く出る専門用語
FXをはじめる上で初心者が最初につまずくのが「分からないFX専門用語の多さ」です。
FXは金融商品の1つですが、金融業界で登場する用語は、はじめは難しく覚えるまでが大変です。
ニュースなどで耳にはするけど、良く意味を知らない…という用語も多いのではないでしょうか。
そこで、FX取引をする上で良く出てくる専門用語を分かりやすく解説した初心者向けの記事を紹介します。
下記に、初心者の方が覚えておくべきFXの基本的な用語について簡単に紹介していきます。
FX用語にはバイナリーオプションや株などでも使われる言葉が多く、FX用語を理解すれば他のトレードへの理解も深まるでしょう。
FX(Foreign Exchange) | “Foreign Exchange”の略で「外国為替証拠金取引」を意味する。 |
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トレード | 取引をはじめること。「FXトレード」は「FXの取引」のこと |
チャート | 過去から現在までの為替取引の流れをグラフにしたもの。 為替相場の流れを知る重要となる。 |
ローソク足 | ローソク足はチャートの中で最も使われている表示形式で相場の流れや形がローソクに似ているため、このように呼ばれる。 海外でも”Candle Chart”といわれており、世界共通のチャートとなっている。 |
トレンド | チャートにおける相場の流れのこと。 チャートを見ながらトレンドの分析をする「トレンド分析」という用語も良く使われる |
スプレッド | FXでトレードする際にFX業者へ支払う手数料のこと |
ポジション | 「位置」という意味合いがありますが、FXでは決済前の保有通貨の状況を指す。 売り残高が多ければ「売りポジション」、通貨の買い残高が多ければ「買いポジション」という。 |
ロング | 通貨を「買う」こと。 「ロングのポジションを増やした」は「通貨を買い増した」という意味でロングポジションが多い人は「ロンガー」と呼ばれる。 |
ショート | 通貨を「売る」こと。 ショートポジションを多く持つ人を「ショーター」と呼ぶ。 |
よく使われるFX用語集(取引編)
FXを実際に取引する際に聞かれる、基礎よりやや応用的な用語についても見ていきましょう。
FX用語に限定されない経済用語も含まれますが、知っておいて損はないものを集めています。
スワップポイント | 世界各国の通貨が持つ「金利」。 日本円のように低金利通貨で高金利通貨を買うと、金利分の差額利益として受け取ることができる。 |
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マイナス金利 | 国の政策で金利の緩和により国内の銀行が日本銀行へと金利を支払うこと。 銀行にとってはマイナスだが、市場にとっては金利緩和で景気が上向きになる効果を狙い行われる。 |
ダウ理論 | 相場の流れを見る指標となる理論。 アメリカのアナリスト、チャールズ・ダウによって提唱され「トレンドは短・中・長期の3つに分けて見る」「トレンドは明確な転換のサインが出るまで継続する」といった6つの原則を基本とする。 |
為替介入 | 国が為替に介入し相場を動かすこと。 為替相場は基本的に市場の動向や世界情勢など、自然に発生する状況から影響を受け上下するが、国が金融政策の一環として為替を操作することがあり、FXでも影響を受ける。 |
Pips(ピップス) | 最小値幅単位のこと。 通貨ペアによって異なり、例えばドル円の場合は1Pips = 0.01円(1銭)。 短期トレードは細かい値動きの中で行うこともあり、どの単位まで取引出来るか見ることが重要となる。 |
ほかにも多くのFX用語があり、ここですべてを紹介することはできませんが、FXに関する情報を読み解く際に上記の用語について知っていると理解もしやすくなるでしょう。
FX用語をもっと知りたいなら実際にはじめてみよう
FX用語はただ見ているより、実際のトレードでチャートの流れを見ることでより理解が深まっていくことが多いでしょう。
FX業者の中には、1通貨単位からはじめられるところや、スプレッドが抑えられているところもあり、操作性やサポートも様々です。
自分に合ったFX業者を見つけて、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。