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FX初心者向け!最初に選ぶFX口座からトレード実践までを解説します

FX初心者向けに、最初のFX口座選びのポイントを押さえたおすすめ口座を紹介します。
更に口座開設した後、実際のFXトレードで利益を得るまでの流れについても解説しますので、是非最後までお付き合いください。
目次
最初の口座選びのポイントとおススメ口座とは?
FX会社を選ぶ際のポイントはたくさんあります。そのポイントとしては
- スプレッド(手数料)が低い
- 約定力が高い
- スワップポイントが高い
- 最低取引単位が小さい
- 取扱い通貨ペア数が多い
- 会社の信頼性が高い
などが挙げられます。
この中で最初に選ぶ口座として特に大切なポイントを絞れば「スプレッドが低い」「最低取引単位が小さい」「会社の信頼性が高い」の3つが挙げられます。
スプレッドはトレードするほど手数料として発生するものなので、低いほうが良いです。
また、最低取引単位とは1回あたりのトレードで必要な証拠金に影響します。
最低取引単位が小さい会社はそれだけ少ない資金でトレードを始めることができるので、利益も小さくなりますが、同時に資金を失うリスクも小さくなります。
会社の信頼性は会社が破綻するなど万が一の事があった場合、自分の資金にも影響しかねません。
補てん出来る体制や基盤があるのかどうか確認しておくことは非常に重要です。
見ておくポイントとしては、上場企業であったり親会社の財務基盤がしっかりしているかを確認します。
また会社が顧客資産の分別管理をしている等も信頼性を測る大切な基準となるので覚えておきましょう。
それでは上記に挙げた点をしっかりと抑えたおすすめのFX会社を3社、紹介します。
FX初心者におすすめ!重要ポイントを押さえたFX3社
ヒロセ通商(LION FX) | ||
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業界最高水準の低スプレッドと充実したトレードツール、約定力の高さなどが初心者向きとしておすすめなのがヒロセ通商(LION FX)です。 通貨ペアは50種類にも及び、顧客の資金は100%信託保全されているので安心です。 2016年には東証JASDAQに上場している点も安心材料と言えるでしょう。 |
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GMOクリック証券(FXネオ) | ||
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業界内でもトップクラスのFXトレード高を誇るのがGMOクリック証券です。 トレードコストや高いスワップポイント、使いやすいトレードツールなど総合力で初心者にもおすすめ。 東証一部上場のGMOインターネット株式会社のグループ企業なので、万が一の時でも安心です。 最低取引単位は1万通貨からと大きめですが、信頼と実績の点からも口座を持っていて間違いない会社の一つでしょう。 |
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どのくらいの期間でトレード環境が整うのか
実際のトレードができる環境が整うのはどれくらいの期間がかかるでしょうか。
これは申し込むFX会社にもよりますが、およそ申込みから3営業日前後という場合が多いでしょう。
通常ネットから必要書類などの画像を送信して申し込むとFX会社が審査を行います。
この審査がおよそ1~2営業日ほどで完了します。
そして完了すればIDとパスワードの入った書類が郵送で送られてきます。
その発送から配達されるまでの期間でおよそ2営業日前後となります。
口座開設のための申込書や本人確認のための必要書類をすべて郵送扱いにすれば、これよりもずっと時間がかかってしまうでしょう。
時間や手間がかからないスマホやパソコンでのネット申込みが便利です。
当サイト管理人が実際にweb上から申し込みをし、口座開設するまでの流れを比較した記事もありますので、そちらもご一読下さい。
予算はどのくらいあったほうが良いか?
トレードにはFX会社に証拠金となる資金を入金する必要があります。
必要な資金の目安ですが、初心者のうちは少額でのトレードがおすすめとなります。
初心者向けの少額トレードとしては1万円~10万円ほど用意しておけば十分でしょう。
中には4円~100円ほどでトレードできるFX会社もありますが、ある程度の緊張感をもってトレード経験を積むためにも上記の金額ぐらいが妥当と言えるでしょう。
稼ぎたいからといっていきなり大きな金額を投じるのではなく、相場に慣れてきたら徐々に増やしていくというのが有効です。
口座開設のための必要書類とは?
次に口座開設に必要な書類は以下の通りとなります。
・マイナンバー「個人番号カード」
個人番号カードがある場合はこの1点のみ両面の写しを提出します。
・顔写真付き本人確認書類とマイナンバー「通知カード」
上記の個人番号カードが無い場合はこの組み合わせで2点提出します。
裏面に記載がある場合には両面の写しを提出しなければなりません。
・通知カードと顔写真無しの本人確認書類2点
通知カードと顔写真の無い本人確認書類しかない場合、本人確認書類は2点必要、合計で3点提出。
裏面に記載がある場合は両面の写しの提出が必要となるのは同じです。
マイナンバー記載のある住民票の写しと、保険証または印鑑登録証明書いずれか1点の合計2点提出。
※発効後3か月以内のもの
裏面記載ありの場合は両面の写しを提出する点は上記と同じ。
上記の書類提出はほとんどのFX会社で
「スマホでアップロード」「メール」「ファックス」「郵送」
の4つの方法から選べます。
スマホの場合、写真を撮ってからFX会社の申込みページ内にあるアップロードページから画像をアップロードする形で提出します。
メールの場合は撮影またはスキャンした書類の写真をFX会社のメールアドレスに送信します。
ファックスや郵送の場合、書類のコピーをファックスするか、直接郵送します。
FXトレードをはじめよう!最初に出来るトレード方法は?
FX口座の準備が出来たら、もういつでもトレードを始める事が出来ます。
初心者が最初に出来るトレードにはどんなものがあるのでしょうか。
まずは練習から始めたい方のためにオススメなのはデモトレードです。
デモトレードで練習して欲しいトレード手法や、最初に覚えておきたいトレード用語を紹介します。
デモトレード
FXトレードができる環境が整っても、いきなり自分の大切なお金を入金してトレードするのが怖いと思う人も少なくないでしょう。
そこでFX初心者に最初にできるトレード方法としておススメしたいのが、「デモトレード」です。
デモトレードとは、仮想のお金でリアルトレードを体験するためのものです。
入出金や指値、逆指値の設定方法、チャートの見方などトレードツールに慣れるまではこのデモトレードでトレードすれば、いきなり自分のお金を投じる必要がありません。
デモトレードといっても実際のトレードチャートでトレードしますので、本物のFXが体験できます。
下記はデモトレードに対応しているFX会社の情報を比較・まとめたページになりますので、ぜひ参考にしてください。
少額で始める順張りトレード手法
デモトレードでトレードツールに慣れた頃、次のステップとして少額の資金でトレードを始めてみましょう。
デモトレードでいつまでもトレードしていても自分のお金を投じていないがために緊張感に欠けます。
少額でもお金を入金してトレードすれば、一つ一つのトレードに真剣になり、多くのことが学べます。
そのような少額トレードを始める場合の手法としては「順張りトレード」がおすすめです。
順張りトレードは相場の方向に合わせて買ったり、売ったりするトレード手法です。
相場は一定の方向で動き始めると反転する材料などが出てくるまで、その方向に動いていく習性があります。
この反対として相場の方向とは逆のポジションを持つ手法が逆張りトレードになります。
そろそろ反転するだろうとそれまでの方向に逆らう方向でトレードすることです。
例えば、上昇している局面で売りを入れたりします。
しかし、初心者のうちは相場が転換する動きを読み切る経験も実力もありません。
ですから相場の方向感に逆らうことなく売り買いしていくほうが、結果として儲かることが多いのです。
トレードで覚えておきたい大切な専門用語
FXトレードをする際には様々な専門用語が出てきます。
F徐々に覚えていけばいいのですが、ここでは最初に覚えておきたい用語を解説します。
【ロング・ショート】
相場が安い価格で買って、高くなったところで決済(売り)して利益を得るトレードをロング(買い)
高いところで売り、下がったら決済して利益確定する手法をショート(売り)といいます。
ロング ≫
ショート ≫
【ポジション(建玉)】
相場にエントリーしたら、決済せずにそのまま保有している状態をいいます。
10万ドル分を買っている状態を「10万ドルの買いポジション保有」といいます。
ポジション(建玉) ≫
【スプレッド】
トレードのたびにFX会社に払うトレードコストのことです。
例えばドル円のスプレッド0.3銭というように表記されます。
スプレッド ≫
【レバレッジ】
少ない証拠金を何倍も大きくした資金でトレードできる「梃(てこ)」を意味しています。
個人トレードの場合、日本では最大で25倍までのレバレッジがFX会社に認められています。
証拠金が10万円ならレバレッジ25倍で25万円分までのトレードができることになります。
レバレッジ ≫
【スワップポイント】
2国間の金利差から得られる利益のことです。
例えば高金利通貨のオーストラリアドルを買うと金利差分を利益として毎日受け取りができます。
スワップポイント ≫
【スキャルピングトレード】
一日に何度もトレードをおこない、少ない利益を積み上げていく超短期のトレード手法のこと。
売買をおこなってから数秒~1時間ぐらいで決済していきます。
スキャルピングトレード ≫
【デイトレード】
売買をおこなったらその日のうちに決済する比較的短期のトレード手法です。
大きく伸びればそれなりの利益を得られますし、翌日にポジションを持ちこさないので大きな値動きにあってもあるレベルまでに損失を抑えることができます。
デイトレード ≫
【スイングトレード】
ポジションを1日~数週間保有する中長期のトレード手法です。
相場の細かい動きに翻弄されない点が魅力で、忙しいサラリーマンでも比較的取り組みやすい手法です。
ただし、損失の拡大には要注意です。
スイングトレード ≫
【自動売買(システムトレード)】
予め組まれたプログラム(システム)にトレードを任せて運用する手法をいいます。
FXトレーダーに大人気のMT4上で利用できる自動売買ツールはEA(Expert Advisor)と呼ばれています。
自動売買プログラムは相場の変化に対応できなくなる場合があるので、利用する場合はパフォーマンスの良いプログラムに乗り換えたりする必要が出てくる場合があります。
自動売買(システムトレード) ≫
【成行注文/指値注文/逆指値注文】
現在の価格で売買するために出される注文を成行注文(なりゆきちゅうもん)
予めレートを指定して売買する注文を指値注文(さしねちゅうもん)
損切りポイントなどを指定するために予め指定しておいたレートを超えると発注されるのが逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)です。
成行注文/指値注文/逆指値注文 ≫
【強制ロスカット】
含み損が大きくなりすぎて、FX会社が予め設定している必要証拠金維持率を下回ると自動的(強制的)に決済され、清算されてしまうシステムのことをいいます。
強制ロスカットになると大半の資金を失うことになります。
強制ロスカット ≫
外貨トレードをおこなう場合の単位をいいます。
円の最小pipsは1銭で、1円は100pipsです。
ドル円が1ドル=113.29円なら、最後の9銭は「9pips」と表示されます。
113.29円で買って、113.34円で売り抜けたら、その差額である「5pips」の利益を取ったことになります。
pips(ピップス) ≫
実際のFXトレードのイメージ
それでは口座開設したFX会社に入金してから実際のトレードまでのイメージを掴んでいただきましょう。
先ほどご説明した専門用語もいくつか出てきますので、それらを思い出しながら、A子さんのドル円トレードの事例を見てください。
A子さんはスプレッドが低いと評判のH通商で口座開設し、クイック入金で10万円を入金。
A子さんはデイトレーダーで、今日はドル円でトレードしようと考えています。
前々日まで続いていたNYダウやドル円の下げもアメリカの好調な経済指標発表をきっかけに底打ちし、反転上昇してきました。
15分足チャートでは2週間前につけた111.60円を何度も下方向に試す動きが見られたものの、結局下抜けすることなく、ショート勢は諦めて損切りさせられたのも反転上昇した大きなきっかけだと考えました。
午前9:33 | ドル円113.20円の買いポジション構築 |
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また、昨日もアメリカのIT系企業の好決算発表などが続き、NYダウもドル円も上昇を継続しました。
4時間足チャートでみるときれいなダブルボトムが完成されようとしています。
そこで今日もこれまでのアメリカの株やドル円相場の好調でリスクオンの上昇トレンド継続と予想したA子さんは日経もドル円も東京時間で今日も大きく上昇すると考えました。
午前9時33分に15分足チャートでいったん下がったところ113.20円の成行(注文)でロングしました。
ターゲットとする利益確定のポイントとして先週の高値である114.30円に指値(注文)を入れ、損切りの逆指値(注文)は1時間足での前日の戻り安値である112.80円に入れておきました。
午後5:42 | ドル円114.30円で決済し、110pips獲得!! |
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そしてA子さんの思惑通り、ドル円は東京時間の日中で日経平均株価が400円近くも上昇し、ドル円もつられて上昇しました。
午後5時42分に指値しておいた先週高値の114.30円に到達し、無事決済されました。
このトレードでA子さんは110pips(=114.30-113.20)の利益を確定させることができました。
1日のドル円のトレードとしては上出来だと喜んだA子さんでした。
FX初心者がトレードで注意すべきポイント
FX初心者がトレードをする上で、最も大切なポイントの1つに「資金管理」があります。
特に重要なのが、自分のポジションとは反対方向に相場が向かい、損失が膨れてきた場合にきっちりと損切りすることです。
FX初心者で最も多い失敗として挙げられるのが、損切りを先延ばして大半の証拠金を失うほどの損失をこうむったり、1回のトレード量を増やしすぎて大損するというパターンがあります。
売買のエントリーをしたら同時に損切りの逆指値注文をしたり、チャートを見ながらトレードするなら損切りポイントを先に決めておきます。
相場がそのポイントに到達したら躊躇なく損切りする癖をつけておくこと。
これが損失を拡大させず、相場から退場させられないようにするためのポイントになります。
口座開設からトレードの流れ!まとめ
今回はFX初心者のための口座開設からトレードのやり方や流れまでを説明しました。
デモトレードを上手く利用してトレードのやり方に慣れたら、少額トレードを始めてみましょう。
やはりデモトレードでは自分のお金を使わずトレード出来るので、本番で味わう緊張感はありません。
デモトレードはツールに慣れることや、取引手順を覚えるために使う程度で活用するのが良いでしょう。
最初は小さな利益でも、繰り返し繰り返し練習していく事が大切です。
段々慣れてきたら徐々に取引額を大きくし、大きな利益を狙いに行くようにするのが良いかと思います。
FXトレードはあくまでリスクがある投資商品であり、絶対勝てる保証がない事を忘れないようにしましょう。