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FX初心者が最初に選ぶFX会社は何をポイントにして選べば良い?
FXで投資取引を始める場合、まず必要になるのが取引するFX会社の口座開設です。
日本は世界でも類を見ないほどFX会社の数が充実していますので、何を基準に選んで良いか、分からない場合も多いと思います。
そこで、このページではFX会社を選ぶ場合に最も大切なポイントをピックアップし、それぞれ解説します。
特に初心者の方には以下に挙げるポイントを業者選びの比較する際に、検討されることをおすすめします。
目次
スプレッドで比較する
スプレッドとは、いわばFX会社に支払う手数料のようなものです。
FXは通貨を買ったり、売ったりを繰り返しますが、その取引ごとにスプレッドと呼ばれる手数料が掛かっています。
実際にFX取引するとわかりますが、この手数料を払っている感覚というのは中々掴みにくいものです。
仮にドル円のスプレッドが0.3銭の場合で買いを入れたとすると、ドル円がスプレッド分まで上昇して、初めて損益上はプラス・マイナスゼロとなります。
つまり、さらにそれ以上の上昇がないと、利益が出ないことになります。
日本ではこれまでFX会社が利用者拡大のためにスプレッド競争を繰り返してきたので、世界的に見ても非常に低スプレッドとなっています。
個人投資家には非常に恵まれた環境となっていると言えます。
日本業者・海外業者の主要通貨スプレッドの比較例 | ||
---|---|---|
通貨ペア | 日本業者 例 | 海外業者 例 |
米ドル/円 | 0.3銭 | 0.8銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 1.5銭 |
ポンド/円 | 1.0銭 | 1.8銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 | 1.6銭 |
ユーロ米ドル | 0.4pips | 0.8pips |
※日本業者のスプレッドは業界最狭水準スプレッドでの数値を表示(原則固定・例外あり)
※海外業者のスプレッドは平均値を表示
しかし、先ほど述べたように手数料であることに変わりはありませんので、取引回数が増えれば確実にパフォーマンスに影響してきます。
特にマイナーな通貨で取引したいような場合、スプレッドが各社間で大きな違いとなっている場合が見られます。
よって、スプレッドが低い・狭いFX会社というのは、重要な選択基準となっています。
業界最狭水準のスプレッドを提供しているおすすめFX会社
DMM FX | |
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![]() |
FX業界最狭水準のスプレッド!FX初心者向け業者 DMM FXでは、米ドル円をはじめとする主要通貨ペアをFX業界最狭水準のスプレッドで提供してくれています。 ※原則固定、例外あり 口座開設費はもちろん、出金手数料や口座維持手数料などの各種手数料も無料なので、出来るだけ低コストでFX取引したい方におすすめです。 |
約定スピードで比較する
約定スピードとは、取引時にクリックして注文してから実際に注文されるまでの時間のことです。
近年のFX会社はかつてのFX会社と異なり、各社がシステム開発にも非常に力を入れてきました。
例えば東京時間と呼ばれる日本での日中の時間帯などであれば、約定スピードが問題になることはあまりありません。
しかし、重要な経済指標が発表された場合や暴落などの噂やニュースが入って、市場のボラティリティ(価格の変動性・変動率)が極端に高まった時に、約定できないようなケースがあります。
特に約定スピードの遅いFX会社を利用すると、全く約定されず最終的に全く意図しなかったような価格で約定する場合も起こります。
そうなれば短期間で大きなロスが発生する場合もあり、損失が大きくなってしまう可能性もゼロではありません。
そのようなことにならない為にも、約定スピードの速さはとても重要です。
約定スピードの速さが半端じゃない!おすすめFX会社
マネーパートナーズ(パートナーズFX) | |
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9年連続約定力No.1を獲得!(矢野経済研究所調べ) マネーパートナーズ(パートナーズFX)約定力の高さで人気があるFX業者です。 株式会社矢野経済研究所が実施したテスト調査でも、唯一、スリッページ発生率0%、約定拒否発生数0件という結果を出し、すべらない約定率1位に輝きました。 約定力の高さで選ぶならマネーパートナーズ(パートナーズFX)がおススメです。 |
口座数や取引高で比較する
人気のあるFX会社というのは、必然的に顧客の口座数や取引高も高くなります。
スプレッドの低さや約定スピードの速さ、取引システムの使いやすさ、サポート体制の充実ぶりなど、人気の理由は各社で様々ですが、他のFX会社よりも優れているから支持されていることがほとんどです。
従って、口座数や取引高の多い会社というのは一つの選択の目安になるといっても過言ではないでしょう。
スプレッド(手数料)といった取引条件の変更やシステム更新などによってFX会社の使い勝手も日々変わっていきます。
従って、実際は複数の会社に口座開設し、使い込んでいく内にメインで使う会社とサブの会社に分けられていくというケースが多いと言えるでしょう。
2018年上半期(1月~6月)FX会社別取引高と口座開設数
FX会社の2018年上半期(1月~6月)取引高と口座開設数。各数値を公開している上位5社のみ掲載
2018年上半期(1月~6月)合計数 | ||
---|---|---|
FX会社名 | 取引高(金額) | 口座開設数 |
GMOクリック証券(FXネオ) | 444.62兆円 | 555,034 |
DMM.com証券(DMM FX) | 373.36兆円 | 680,839 |
YJFX!(ワイジェイFX) | 157.51兆円 | 340,926 |
ヒロセ通商(LION FX) | 157.92兆円 | 236,825 |
外為どっとコム | 134.79兆円 | 467,518 |
会社の規模や信用度などの健全性で比較する
近年、どのFX会社も提供しているサービス内容は実に充実しており、どのFX会社のサービスも似ているのは事実です。
しかし、選ぶ際に重要な点としては会社の規模や信用度なども選ぶ尺度となります。
FX会社も大手のグループ会社の一つであるところと、どのグループにも属さずに中規模で事業をおこなっている会社もあります。
規模の小さい会社が一概に信用力が下がるとは言えませんが、破綻した場合など信用リスクが発生した場合には特に大手のグループに属している規模の大きい会社のほうが安心な場合があります。
これは海外のFX会社と日本国内のFX会社を比較しても同じことが言えます。
海外のFX会社の中には日本よりも規制の緩い国に属している会社もあり、取引条件も大変緩い会社があります。
日本では顧客保護のための厳しい規制が敷かれており、個人取引の場合、レバレッジが25倍までという決まりがあります。
しかし、海外のFX会社では遥かに高いレバレッジで取引できる会社もあり、短期間で一攫千金を狙う個人投資家には非常にリスクの高い取引となる場合があります。
さらに入金した証拠金が返還されないトラブルや、発注しても約定しないシステム上の問題、さらに会社が破綻した場合に何の補償も受けられないなどのトラブルが多く発生しています。
イザという時の補償についても時差や言葉の問題などもあり、海外のFX会社を利用するのは非常にリスクが大きくなることを肝に銘じておくべきでしょう。
信頼度の高い業者を選びたい!おすすめFX会社
外為どっとコム | |
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![]() |
サービス会社の信頼度で選ぶなら外為どっとコムがおすすめ 外為どっとコムは、三井住友銀行やみずほ信託銀行、GMOあおぞらネット銀行などの大手銀行を証拠金の信託先にしているほか、資本金や決算などの情報も一般に公開しています。 口座数や預り金額、取引高の推移といった情報も全て公開するなど、FX業界の中でも透明度が高い業者だと思います。 |
取引ツールの使いやすさで比較する
取引に慣れてくると、人によっては決済注文ツールの使いにくさやチャートが見にくいといった不満が出てくる場合があります。
取引ツールの使いやすさや必要な取引情報の見やすさなどは、FX取引のパフォーマンスにも影響を与える場合が少なくありません。
最初からすべての主要なFX会社を試すことはできませんので、インターネット上にあるFX会社の比較情報や口コミなどから取引ツールへの評判を掴んでいくようにします。
特に自分のトレードスタイルが確立されてくると、スキャルピングやデイトレードに適した決済スピードと決済のしやすさに強みを発揮するFX会社や多機能ぶりやチャート画面の美しさにこだわったFX会社など自分好みの会社が見つかります。
口コミ評価・機能など総合評価が高いおすすめFX会社
GMOクリック証券(FXネオ) | |
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オリジナルで作成された独自ツールが非常に使いやすい GMOクリック証券(FXネオ)はオリジナルの取引ツール『Platinumチャート+(プラチナチャートプラス)』と『はっちゅう君FXプラス』がFX初心者向けで、非常に使いやすいと口コミ評価も高いです。 スプレッドやサポート、会社の信頼度などあらゆる面での評価が良く、総合評価が高いのではじめてのFX口座としてもオススメでしょう。 |
FX無料セミナーやサポート体制で比較する
マーケットの分析やトレード知識を高めてくれるセミナーや何かあった時のサポート体制も比較検討する余地が十分にあります。
FX会社によってはオンラインセミナーだけでなく、教室のセミナーを実施している会社もあり、FX初心者には目の前で講師に質問できる教室セミナーを好む方もいます。
FX会社の中にはオンラインセミナーに力を入れているところも多く、特に著名なトレーダーや元外銀のカリスマトレーダーなどが取引に役立つ手法やマーケットの現状分析について解説してくれる無料セミナーを提供している会社もあります。
サポート体制についても、Eメールや電話、チャット機能を提供する会社もあり、比較したいところです。
サポート対応幅が広いFX業者5社の比較
サポート内容 | |||
---|---|---|---|
FX会社名 | メール | 電話 | チャット |
GMOクリック証券(FXネオ) | ○ | ○ | ☓ |
DMM.com証券(DMM FX) | ○ | ○(24時間) | ○ |
YJFX!(ワイジェイFX) | ○ | ○(24時間) | ☓ |
ヒロセ通商(LION FX) | ○ | ○(24時間) | ☓ |
外為どっとコム | ○ | ○(平日7~23時) | ☓ |
取引可能通貨の多さで比較する
初心者のうちは主要通貨で取引に慣れることからスタートするために、取引できる通貨の数自体はあまり関係がないかもしれません。
しかし中には、最初から南アフリカランドやトルコリラといったマイナーな高金利通貨を中心にトレードしたい方もいます。
そのような場合、取り扱われている取引通貨ペアが少ないとお目当ての通貨で取引できない場合もあります。
また、通貨ペアにこだわらずに取引する上で最も入りやすい相場が展開されている通貨ペアを常に選びながらトレードしたい方の場合、取引可能な通貨ペアの数の充実ぶりはFX会社を選ぶ上で大切な要素となるでしょう。
取扱通貨ペア数が多い!おすすめFX会社
ヒロセ通商(LION FX) | |
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取扱通貨ペア数は50種類と業界内でも圧倒的! ヒロセ通商(LION FX)で取り扱いがある取扱通貨ペア数は50種類と、通貨の種類の多さはFX業界の中でもトップクラス。 もちろん南アフリカランドやトルコリラといったマイナーな高金利通貨の取り扱いもあるため、マイナー通貨での取引に挑戦したいという投資家にもおすすめです。 |
キャンペーン内容で比較する
FX会社の中にはキャンペーンが大変充実している会社があります。
チャートの使いやすさやマーケット情報配信の充実ぶり、さらに会社の信用度などの点でも合格点の会社なら、キャンペーンの内容で比較してみてもいいかもしれません。
FX会社のキャンペーンで最も多いのがキャッシュバックキャンペーンです。
指定された金額以上を入金して一定数以上の取引をおこなうと数千円から数万円のキャッシュが後からプレゼントされるというものが多く見られます。
ただし、FX会社の中にはこの条件を満たすのに初心者の方にはハードルが高い場合もありますので、キャンペーン条件を満たすためだけに無理な取引をすることだけは本末転倒になりますので避けましょう。
FX初心者が最初に選びたいFX会社ポイントまとめ
今回の記事で取り上げたポイントをまとめます。
ポイント.約定スピード力が高い
ポイント.口座数や取引高の高さ
ポイント.会社の規模や信用度などの健全性
ポイント.取引ツールの使いやすさ(口コミ評価が高い)
ポイント.FX無料セミナーやサポート体制が整っている
ポイント.取引可能通貨の多さ
ポイント.口座開設キャッシュバックキャンペーン
上記はFX会社を選ぶ際に、最初に見ておきたい基本の項目です。
FXトレードスタイルや、生活リズム、取引環境によっても重視するポイントは変わってくると思います。
例えば外出などが多く、取引をするのはほとんどスマホのみという方はスマホ取引がしやすい・スマホアプリに対応しているFX会社を重視するでしょう。
最初のFX会社を選ぶときに、何を重要視したら良いのか分からないという場合は、自分の生活リズムや取引環境、予算(コスト)などを確認するとよりポイントが定まりやすいと思います。
このページで上げたポイントはあくまで基本の項目として参考程度にしていただければと思います。