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FX初心者がハマりやすい失敗例とその原因、解決方法とは?

FX初心者の方がトレードを始めると、かなり高い確率で失敗をしてしまいます。
これは、どんなに多くの時間をかけて勉強して念入りに準備をしたつもりで始めても、避けることのほうが難しいでしょう。
FXで1億円稼ぐトレーダーですら失敗は付き物です。
そこでFX初心者の方が陥りやすい失敗例とそうなってしまう原因、さらにその解決方法について解説していきます。
そして後半では、そのような初心者の方が最初に開設するFX口座を選ぶ際のポイントについても解説していきます。
目次
失敗1.損切り出来ずに損失拡大で退場
FX初心者の方がトレードを始めると最も陥りやすい失敗例に「損切り」ができずに損失があっという間に増えてしまうケースが挙げられます。
しかし初心者の方場合、この損切りができないということがどれほど深刻な事なのかピンとこない方も多いでしょう。
損切りができずに損失が拡大すると、やがて証拠金維持率の数値が100%を下回り、その維持率を上げるための資金を投入できなければ、自動的に強制ロスカットされてしまいます。
強制ロスカットはほぼ全てのFX会社で採用されており、ロスカットされればその時点で損失が強制的に確定されます。
ロスカットされて資金を失うだけならまだいいのですが、相場が瞬時に大きく下振れしてロスカットでもまかないきれないほどの損失が確定すると、追加で資金投入を強いられる場合があるほどの恐ろしいリスクが発生する場合もあります。
損切りできない原因の多くが「また上がってくるだろう」あるいは「下がってくるのでこのまま待っていれば大丈夫だろう」という根拠のない期待にあります。
このような期待をしてしまう元凶は、人間が心理的に損失を認めることが非常に難しいところにあります。
しかし、一見やっかいに見える損切りですが、その解決方法は実に簡単で、新規でポジションを取ったら同時に必ず逆指値(損切り設定)を入れておくことに尽きます。
さらに逆指値を入れたら、どんな相場状況になってもそれを動かさず、たとえ相場が思惑と異なる方向に向かって逆指値に引っかかりそうになっても決していじらない事です。
もし途中で動かしてしまうとロスがさらに拡大するリスクが高まりますし、そもそも逆指値をする意味がありません。
失敗2.ポイントが分からず、間違った損切りをする
上記の例で、初心者の方が次に疑問に思うことが「どこに損切りポイントを置けばいいのか」ではないでしょうか。
損切りポイントが分からないのは良くある事で、ある意味当然に起こりうることです。
損切りポイントが浅すぎれば俗に言う「損切り貧乏」になり、資金は徐々に減っていきますし、深すぎればリスクリワードの関係から損切りが大きすぎて、損切りの意味合いが薄くなってしまいます。
この解決方法ついては経験を積み、自分なりに過去のトレードを検証していく中で学んでいくしかないと言ってしまうと身も蓋もありませんが、実は損切りポイントについてはある程度まで決まっています。
例えば順張りで買い目線で挑んだ場合、直近の押し安値の少し下値当たり等が該当します。
しかし損切りポイントは、相場環境やどの時間軸で取引しているかによっても異なります。
上記の例が1時間足でトレードしていて、前日の日足の終値や前週の週足の終値が近くにあるような場合は、そのような値も損切りポイントと意識されることがあるからです。
意識されるというのは、多くのトレーダーが意識するポイントという意味です。
つまり、多くのトレーダーにとって意識されやすいポイントがあり、そこを抜けると一気に反対方向に動く可能性が高いポイントが存在するということなのです。
その方向が思惑と異なる方向であれば、それが損切りポイントであるという事が言えます。
損切りポイントがどうしてもわからなければ、トレードを開始した最初のうちはトレード枚数を極力減らして少ない資金でトレードし、慣れてきたら徐々に増やしていくしかありません。
初心者の段階では、取るべきリスクをできるだけ下げることが相場で生き残っていく手堅い方法と言えます。
失敗3.ポジポジ病になる
「ポジポジ病」にはっきりとした定義というものはありませんが、常にポジションを取りたがる傾向にあることを意味しています。
ポジポジ病は、トレードに少し慣れ始めたような初心者が陥りがちな事象と言えます。
原因は、根拠のない「期待感」稼ぐことばかり考え、自分でコントロールできない「欲望」負けた分をすぐ取り返したい「焦り」といった原因が挙げられます。
このポジポジ病になった状態でトレードを継続してもそれは何の根拠もないトレードですし、多くの場合はロスだけが膨らみがちですのですぐに止めるべきです。
ポジポジ病になったらそれは、自分をコントロール出来ていない場合がほとんどです。
そのような場合には一日当たりのトレード回数を決め、その上限に達したら強制的にチャートを閉じるか、思い切ってPCやスマートフォンの電源を一時的に切ってしまうのもいいかもしれません。
ポジポジ病になったら強制的に相場を休み、冷静になるまではトレードしないというルールを決めてしまったほうがいいでしょう。
失敗4.ナンピンして損失拡大させてしまう
「ナンピン」とは、相場が下落する流れで買いポジションをどんどん増やしていくことで、各ポジション当たりの平均取得価格を下げ、相場が折り返して上昇した時に多くの利益を獲得することを狙った手法です。
ナンピンは時に「ドルコスト平均法」と同じ手法であるなどと間違った解説をしているサイトや本もあります。
買いポジションを任意のタイミングでおこなうナンピンとは似て非なる「明らかに異なる手法」ですので、鵜呑みにしてはいけません。
ナンピンは資金力のある大口投資家などが、相場が上昇する可能性の高いタイミングに行えば有効になる場合がありますが、初心者の方は決してナンピンをしてはいけません。
平均取得価格を下げるメリットを受ける前に損失拡大に証拠金が耐え切れずに上記のような強制ロスカットになる可能性のほうが高いからです。
原因としては上がるタイミングを理解しない状況で淡い期待感からナンピンしてしまうことがほとんどです。
解決方法としては、やはりポジションを取って思惑と反対方向に行ったら、その都度損切りすべきポイントで必ず損切りすることに尽きます。
相場は必ず戻るといっても、それが数年あるいは10年以上先という場合もあります。
そこまでの長期間で大きくなったロスを持ちこたえられる個人投資家は皆無ですし、そもそも投資効率の観点から決して得策ではありません。
最初のFX口座を選ぶ時のチェックポイント
FX初心者が最初に開設するFX会社を選ぶポイントについてお話します。
現在、日本には非常に数多くのFX会社があり、その数はもはや世界一とも言えそうです。
現に取引高で世界一となっているFX会社は日本の大手FX会社です。
そのようなたくさんあるFX会社の中から初心者にふさわしい会社を選ぶには次のような大切なポイントがあります。
ポイント.少ない資金からトレードできる会社
相場の方向感も読めないFX初心者にとって「儲けること」よりも大切なことがあります。
それは「リスクを減らすこと」なのです。
そのために手っ取り早い方法がトレード資金を少なくしてトレードに慣れることや学ぶチャンスのある会社を選ぶことです。
FX会社にはそれぞれトレードするために最低通貨単位というものがあり、多くの会社が10,000通貨単位となっています。
しかし、10,000通貨単位でも損失が膨らめばかなりの金額になりますし、トレードに恐怖心ばかりが先立つ結果にもなりかねません。
そこでその単位が1,000通貨単位でも始められるFX会社がおススメです。
取引金額を小さくすればロスが発生しても精神的なゆとりが生まれますし、トレードにはこのような心理状態を維持することがパフォーマンスを上げる上でも大切です。
これは初心者も上級者も変わりありません。
毎回のトレードで5千円ずつ失うのと、500円を失うのでは普通の私たちの感覚からすれば大きな違いであるのは実感できるでしょう。
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ポイント.スプレッドが低いFX会社
スプレッドの低さは初心者に限らず、FX会社を選ぶ大切な要素と言えますが、特に1回当たりのトレードごとの正しいリスクリワードについて正しい認識が持てない初心者にとっては大切なポイントです。
実は手数料は取引ごとのリスクと並んで利益率を下げる大きな要素です。
特にトレードに慣れてきてトレード回数が増えていくと、スプレッドが高ければ無視できないほどに利益に悪影響を与えます。
スプレッドについては比較サイトなども充実していますので、使いやすさなどと合わせて比較してみるといいでしょう。
ポイント.サポートが充実、面倒見良いFX会社
トレードを始めた当初は操作方法など何か疑問が湧いてくるものです。
FX会社の中に24時間の安心サポートを謳った会社もあり、できればサポートの充実した会社を選んだほうが安心です。
また、サポートには無料セミナーなどが充実していて、有名なトレーダーを講師として初心者が知っておくべきトレードのポイントを紹介してくれる会社もあります。
さらに初心者でも使いやすいチャート機能を充実させたり、移動中でもトレードしやすいスマホアプリの提供に余念のないFX会社もあります。
このように初心者が使いやすいように環境を積極的に充実しているような会社を選ぶのも大切なポイントとなります。
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