- FX@外為比較ランキング
- FXで稼ぐ「凄腕トレーダー」の実践ブログ
- 為替相場に大きな影響を与える経済指標を確認するためにFX会社の経済カレンダーを利用しよう

為替相場に大きな影響を与える経済指標を確認するためにFX会社の経済カレンダーを利用しよう
経済指標は、各国の公的機関等が発表する経済の状況をデータ化したものです。
株式では、会社ごとに決算の数字を一定期間ごとに発表しその数字次第で株価が動きます。
為替市場は、国や地域で公表される経済指標のデータによって価格が動きます。
決算が会社の成績表、そして経済指標は、国の経済における成績表だとお考えください。
一番、相場を動かすのは世界最大の国「米国の経済指標」です。
経済規模が大きい国の影響は大きく小さい国の影響は小さい。
そのため、重要な経済指標の発表される日時や予想値を把握しておくことが大切です。
予想(コンセンサス)の重要性
経済指標の数値は、銀行などの金融機関やアナリストなどの専門家が予想を出し足、
ロイターやブルームバーグなどの情報ベンダーが事前に「マーケット予想」を公表します。
そして、実際に公表された数字とマーケット予想との違いが為替や株式市場を大きく動かします。
マーケット予想の数字に合わせて相場は先に動いているのです。
米8月雇用統計の結果:9月6日21:30
●外為オンラインの経済指標カレンダー
21:30に米国の雇用統計が公表されます。
前回は16.2万人、予想は18.0万人・・・
そして、結果は16.9万人と予想値以下でした!
●外為オンラインのドル/円チャート
黒丸が雇用統計公表時のドル/円の動き:赤線は下落を示す。
米雇用統計の数字が、予想18万人増加に対して16.9万人と少なかったことから、
指標発表直後のドル/円は99円台後半から98.80円付近まで約1円の下落。
えっ、経済指標の数字を誰よりも早く手に入れると儲かる?
その通りですが難しいと申し上げておきます。
9月25日に米国で開催されたFOMCでも内容が事前に漏れていた疑いでFRBが報道機関への調査を行っています。
事前に漏れていたら一大事ですからインサイダーで大問題になります。
このように経済指標の数字は予想と結果が大きく市場に影響を与えますので
FX会社が公表する経済指標カレンダーで日時や予想を確認しておきましょう。
実際に公表される数字をいち早く確認したい方は、
同じくFX会社が提供する為替ニュースで確認!