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順張り用のテクニカル分析:初めての方はパラボリックを表示しましょう
FXトレードを行うに当たり売買予測の手段としてテクニカル分析や順張りと逆張りのご紹介を行いました。
そこで、今回は、FXトレードを初めて行う方にまず利用してもらいたいテクニカル分析ツールとして「パラボリック」をご紹介します。
パラボリックとは?
パラボリックとは、RSI(相対力指数)の開発者であるJ.W.ワイルダー氏が作りました。
パラボリック(Parabolic)=放物線、という意味で、表示されたラインが上から下降していき、価格にぶつかると「買いシグナル」です。
逆に下から上昇して、価格にぶつかると「売りシグナル」となります。
DMMFXのドル/円チャート:何も表示しない素の状態
同じチャートにパラボリックを表示してみました。
新しく赤丸と青丸が表示されましたね。
これがパラボリックによる分析結果でSAR(ストップアンドリバース)と呼びます。
テクニカル分析に慣れていない方にも視覚的に分かりやすく、赤丸は下落トレンドを示し青丸は上昇トレンドになります。
売買ポイントは、パラボリックが価格とぶつかるところ。
青丸は価格とぶつかると赤丸に変化します。⇒売ります。
とてもシンプルで取引しやすいのが最大の特徴です。
パラボリックの利点と欠点
・視覚的に見やすい
・上昇トレンドと下降トレンドの判断が分かりやすい
・売買ポイントが具体的でテクニカル分析に慣れていなくても利用できる
・大きなトレンド相場に強い
・常に買いシグナルか売りシグナルが出ておりトレンドがはっきりしない相場に弱い
・売買シグナルの発生が為替レートの動きから少し遅れる
パラボリックは初心者の方がテクニカル分析の本質を掴むのに最適のツールだと思います。
特に大きなトレンドを掴めば利益が出ると分かっていても難しいです。
・売買シグナルが出たと思い買うと下がるならば売ると上がる=ダマシの存在
・押し目買いを待っているとなかなか買い場が発生しない
・過去のチャートとパラボリックを見ていると簡単に儲かりそうな気がしてくる
など始めたばかりの方が悩むポイントについてパラボリックを元に売買すると結構な頻度で生じます。
ユーロ/円の日足チャート相場
ユーロ/円の日足チャートは、売りシグナルが出ていますよ。
時間軸を短くしてみましょう。
ユーロ/円の4時間足チャート相場
おお、売りシグナルが出てからだいぶ下がっていますね
ユーロ/円の1時間足チャート相場
おっと、一旦、買いシグナルに切り替わってからまた売りシグナルに変わっています。
こういった短期のトレンド転換(ダマシ)に注意してください。
初めての方はDMMFXのデモトレードでパラボリックのシグナル通りに1~2週間取引してみてはいかがでしょうか?
口座開設をしている間にデモ(無料の仮想取引)でおためしができます。