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• トレンドを重視するなら、【上がれば買い下がれば売り】の逆指値注文を上手く利用したい。

• 投稿者:吉田文吾
• (最終更新：2018.10.24)

トレンドを重視するなら、【上がれば買い下がれば売り】の逆指値注文を上手く利用したい。

基本的な注文方法「成行・指値・逆指値」の3つの中で、最も馴染みが薄いのは逆指値注文です。 通常の指値注文は、主に 「○○円までドル/円が上昇したら売る」 「○○円までドル/円が下落したら買う」 という考え方です。 逆指値注文は全く逆で、 「○○円までドル/円が上昇したら買う」 「○○円までドル/円が下落したら売る」 となります。 逆指値注文は、損失限定のストップロス注文として活用します。 でもそれだけではもったいないので、新規注文で逆指値を使えるように勉強しておきましょう。 逆指値買い注文は「抵抗線を上抜けた時の買い注文」や「支持線を下抜けた時の売り注文」に有効 為替市場には、以前の高値安値やテクニカル分析上のポイントなど多くの目安となる価格があります。 抜けたら上昇（下落）というパターンを経験することは多いと思います。 でも、抜けた瞬間に買おうと思っていても「いつ」そのタイミングが来るか分かりません。 また、抜けた途端に、一気に価格変動して買いたくても買えないことがあります。 そういった場合に役立つのが新規逆指値注文です。 ●ドル/円の日足チャート例（外為どっとコム） 7月8日の高値101.532円を抜けると上昇するのではないかと予想した場合、 101.532円より少し上の価格で逆指値注文を入れます。 9月11日の100.607円の時も同じように逆指値注文を入れておいた人もいることでしょう。 常に為替レートをチェックして売買できれば成行注文でも良いのですがそうはいきませんね。 注文が成立しなかったらキャンセル トレンド転換は上昇時だけでなく下落時も同じように活用できます。 そして、もし、予想通りに相場が動かずに注文が成立しなかったらキャンセルすれば良いのです。 同じドル/円チャート ★キャンセルシナリオ 8月8日に95.807円の安値を付けています。 一時100円を突破した後にドル安円高が9月〜10月初めに進みました。 95.807円を抜けると下向きにトレンド変化すると考えて95.807円より少し下に逆指値注文を設定しました。 結果、10月8日に96.567円まで下落しましたが、その後は上昇に転じ注文は成立せずに終わりました。 こうなると、予想は外れたとして注文をキャンセルすればOKで損失はありません。 ストップロスのありがたみ 最初に、新規注文を出した時や売買を行った時の人間心理は比較的冷静です。 損失も利益もほとんどありません。 この冷静な時に、逆指値（ストップロス）を出しておき、後で変えないでください。 予想が外れたらスパッとあきらめるのが相場上手になるコツです。 自分でポジションを決済するのが嫌なのも人の心理ですから逆指値注文で自動的に実行してもらうのが一番です。

吉田文吾とはどんな人物？経歴を紹介

吉田文吾さんは株式会社センターサークルの代表取締役社長。
FP（2級ファイナンシャル・プランニング技能士）でもあり、過去にFX会社で事業運営を行ってきた経験を持つトレーダーでもあります。

生まれは京都府宇治市で、英プレミアリーグのアーセナル、Jリーグの浦和レッズの大ファン。
フジフューチャーズ株式会社にて新規開拓営業の経験を積んだ後、1998年の外為改正法により取引が始まったFX（外国為替証拠金取引）事業部に参加。
そこでFXについての事業運営を学びます。（商品名：ローリングFX）

2002年の1月にはFXオンライントレードを主業務とするFXCMジャパンへ転職。
大平洋物産・FXCMジャパン・上田ハーローの三社のFX事業にて、新規立ち上げを行います。

上田ハーローやFXCMジャパンといったら、国内でも有名なFX業者です。
その後は、株式会社センターサークルの代表取締役社長に就任し、現在は金融商品・FXに関するウェブサイトの運営などを行いつつ、ご自身でもトレードをしているとか。

また東洋医学（鍼灸院・整骨院）の治療家のウェブサイト運営・マーケティングサポートも行っていて、パソコンを使う人の職業病…肩こりや腰痛・めまいが生じる「パソコン病（デスクワーク症候群）」について鍼灸治療院と共同で普及にも努めているそうです。

幅広くキャリアを積み、15年以上商品先物取引やFX事業に携わった経験を持つ、凄腕のトレーダーです。

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