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コツコツドカンとは一度の損失で今までの利益を吹っ飛ばす症状
FX初心者がやってしまいがちなコツコツドカンとは
トレードの初心者が何度も行ってしまうのが、コツコツと利益を確保しながら一度の大きな損失でそれまでの利益を失くす「コツコツドカン」です。
心理的にも、人間は損失を嫌がり利益を早めに確保する傾向があります。
投資経験者なら感覚的に分かると思います。
【利益小損失大】ではなく【利益大損失小】を目指しましょう。
言い換えれば勝率より利益幅です。
【ユーロ/ドル】チャート(みんなのFXより)
小さな値動きでコツコツと利益を確保していたのに、時折ある大きな下落でドカンと損をするパターンに陥る例は多い!
吉田文吾氏が出すコツコツドカンが起きる原因リスト
- 利益が出るとその利益が惜しくなり利食ってしまう
- 含み損になると決済して損を確定するのが嫌になり決済できない
- 含み損が大きくなると相場分析をやめて戻るかもしれないと願望だけが頭を占める
- 利食いの決断は早いのに損失の決断はできずにズルズルと損が膨らむ
- ここまで戻ったら…1日だけ待つを繰り返す
- 損切りを待った結果、成功体験を何度か繰り返す
- 細かい値動きに右往左往し、中長期的な展望を失くす
- 常に相場に参加したくなり休みを取らない
- 何度も利食いを繰り返しているうちストップロスを考えなくなる
- ストップロスを指値で注文するのが面倒になり出さない。いざとなったら成行決済
コツコツドカンを繰り返す原因をいくつか出してみました。
思い当ることはありませんか?
もし、思い当たることがあれば、答えはカンタン。
逆のことを行えば良いのです。
そんな当たり前のこと分かっていると返事が返ってきそうですね。
この当たり前のことが出来ないのが投資であり相場だから失敗する方が大勢いるのです。
普通の人間心理的にはコツコツドカンになる方が当たり前なのです。
その人間心理に逆らうわけですから当たり前に見えて難しいことを行うのがFXトレードのコツ。
人間心理は、不思議なもので利益を得るより損失を回避することを強く望む ≫
対策は群れの先頭グループで先頭に立たない考え方
私達はアフリカの草原で草を食むガゼル(鹿のような動物)だと思ってください。
群れの先頭にいると突如として襲ってくる猛獣や人間、崖・落とし穴に落ちてしまうかもしれません。
かといって、群れの最後尾にいると、ライオンやチーターなどの猛獣に一番狙われてしまいます。
●ガゼルを襲うチーター
投資家にとって、一番良い場所は群れの先頭グループで先頭には立たない位置です。
ここからは、買いだ買いだと先頭に立つと、気づいたら後ろに誰もいなかったということにもなりかねません。
相場は常に行き過ぎることをお忘れなく。