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FXトレード(短期・長期)でおすすめの通貨ペア・FX業者を紹介

FXには、短期・長期と2通りのトレード手法が存在します。
短期売買は短い時間の中でトレードする方法で、数日間ポジションを保持するスイングトレード、当日中に決済するデイトレード、数秒〜数十秒で決済するスキャルピングなどがあります。
長期売買は長い時間、時には数か月以上ポジションを持ち続けるトレード手法を指します。
主には、スワップポイントで利益を出すこと(スワップトレード)が代表的な手法です。
各トレード手法において「どの通貨ペアを選べば良いか」解説すると共に、おすすめ業者も紹介します。
目次
短期売買に向いている通貨ペア
短期トレードでは、数秒〜数日の期間でポジションの決済を行い、小さい利益を積み重ねていきます。
何度も繰り返し取引を行うため、1回あたりの取引コスト(スプレッド:手数料)が掛かってきます。
従って、可能な限りスプレッド(手数料)が狭い通貨ペアでトレードをするのがポイントとなります。
なお短期売買では、ある程度の値動きがある方がトレードで利益を出しやすい傾向があります。
参加者が多く、流動性が高い通貨ペアの方が注文通りに約定される確率が高いため、有利になります。
スプレッドが狭く、ある程度の値動きがあり、流動性が高い通貨ペアの例としては「米ドル/円(USD/JPY)」「ユーロ/米ドル(EUR/USD)」「ユーロ/円(EUR/JPY)」が挙げられます。
短期売買では、これらの通貨ペアを選択することをおすすめします。
以下、実際のトレードを想定した例を示します。
ある業者で、USD/JPYおよびEUR/JPYの通貨ペアを取引することを想定します。
(1)USD/JPY
USD/JPYのスプレッドが0.3銭=0.003円だとすると、100回(1回あたり1万通貨分)売買した場合、
0.003円×100×10000=3,000円
がスプレッド分の金額(トレーダーの損失=業者の利益)となります。
(2)EUR/JPY
EUR/JPYのスプレッドが0.5銭=0.005円だとすると、100回(1回あたり1万通貨分)売買した場合、
がスプレッド分の金額(トレーダーの損失=業者の利益)となります。
このように、FXでは「売値」と「買値」との差(スプレッド)が存在するため、トレード回数が増えていくと、スプレッド分の合計金額も大きくなっていきます。
取引を何十回、何百回も繰り返して、利益を蓄積していくのが短期トレードとなるため、スプレッドの小さい通貨ペアや業者を選択することが極めて重要となります。
短期売買に向いているおすすめFX業者3社
短期売買では、スプレッドが小さい業者を選ぶ方が良いです。
ただスキャルピング(超短期取引)を禁止している業者もありますので、申込前に確認しておきましょう。
スプレッドの狭さや電話サポート等から総合的に判断して、以下の3社がおすすめです。
トレイダーズ証券(みんなのFX) | ||
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スプレッドが非常に狭く業界最小水準です。(原則固定,例外あり) また、24時間受付の電話サポート(フリーダイヤル)があり、深夜や早朝に取引していても、すぐ問い合わせ出来るので安心です。 |
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マネーパートナーズ(パートナーズFX) | ||
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マネーパートナーズもスプレッドが業界最小水準の業者です。(原則固定,例外あり) なお、マネーパートナーズでは100通貨から取引できるため、少額から取引に慣れていくことができる初心者向きの業者でしょう。 |
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YJFX!(ワイジェイFX) | ||
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スプレッドはもちろん業界最小水準(原則固定,例外あり)で、ヤフーの子会社であるため、取引数量や約定回数に応じTポイントが貯まるという特長があります。 頻繁にトレードを繰り返す短期売買においては、嬉しいサービスでしょう。 また、24時間受付の電話サポート(フリーダイヤル)にも対応しており、初心者におすすめの業者です。 |
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長期売買に向いている通貨ペア
長期トレードでは、為替相場の変動で利益を上げることも無視すべきではありませんが、それよりスワップポイントで稼ぐこと(スワップトレード)が主目的となります。
スワップポイントとは、2つの通貨の金利差の調整分であり、低金利通貨を売って高金利通貨を買うと金利差分を受け取ることができます。
逆に高金利通貨を売って低金利通貨を買うと、スワップポイントを支払わなければなりません。
一般的に途上国通貨は高金利ですが、政治的問題を抱えているケースが多いのが欠点です。
政情不安定になると金利や為替相場が急激に変動することがあり、長期間ポジションを保持するリスクが高いという問題があります。
なるべくなら途上国通貨を避け、先進国通貨から高金利なものを選ぶことをおすすめします。
以前から金利が高いことで有名な先進国通貨といえば、オーストラリア・ドル(AUD)やニュージーランド・ドル(NZD)が挙げられます。
なお、ここ最近(2019年11月時点)では、アメリカ金融当局が政策金利を引き上げているため、AUDやNZDよりも米ドル(USD)の方が、金利が高くなっています。
ただし、当局の判断で再び政策金利が引き下げられる可能性もあるため、注意が必要です。
一方、低金利の先進国通貨の代表は日本円(JPY)です。
従って、長期投資に向いている通貨ペアとしては、「豪ドル/円(AUD/JPY)」「ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)」「米ドル/円(USD/JPY)」が挙げられます。
以下、実際のトレード例を示します。
ある業者で、USD/JPYの買いポジション(1万通貨分)を保有している場合のスワップポイントが、1日あたり平均60円だったとします。 (日本円と米ドルの金利差が約2.4%の場合を想定します)
この条件で、USD/JPYの買いポジション(1万通貨分)を1年間(365日間)保有し続けると、
60円×365=21,900円
を受け取ることが可能です。
なお、買いポジションが10万通貨分の場合(他の条件は上と同じ)は1年間で、
60円×10×365=219,000円を受け取ることができます。
このように、長期投資においては、スワップポイントが大きい通貨ペア・業者を選択すれば、それ相応の利益を出すことが可能です。
ただし、一定以上の元手資金(証拠金)をFX業者に長期間にわたって預ける必要があります。
長期売買に向いているおすすめFX業者3社
長期投資では、スワップポイントが大きい業者を選ぶ方が良いでしょう。
スワップポイントの大きさ等を考慮して、以下の3社をおすすめします。
トレイダーズ証券(みんなのFX) | ||
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短期売買でもおすすめしましたが、長期投資でもおすすめです。 「米ドル/日本円」「オーストラリア・ドル/日本円」「ニュージーランド・ドル/日本円」の買いポジションに付与されるスワップポイントの大きさが業界最高水準です。 |
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JFX(MATRIX TRADER) | ||
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スプレッドはもちろん業界最小水準(原則固定,例外あり)で、ヤフーの子会社であるため、取引数量や約定回数に応じTポイントが貯まるという特長があります。 頻繁にトレードを繰り返す短期売買においては、嬉しいサービスでしょう。 また、24時間受付の電話サポート(フリーダイヤル)にも対応しており、初心者におすすめの業者です。 |
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短期・長期売買でおすすめ通貨とFX業者まとめ
FXには短期売買と長期投資という2種類のトレード方法が存在します。
短期売買では、数秒〜数日の比較的短い期間に何十回、何百回も繰り返しトレードを行います。
長期投資では、数か月以上、ポジションを保有し続けて、スワップポイントで稼ぐことが主な目的となります。
短期売買向きの通貨ペアは、スプレッドが小さくある程度の値動きがあり流動性が高いものです。
具体的な例としては「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」「ユーロ/円」が挙げられます。
また、スプレッドが小さい業者を選ぶことも重要です。
長期売買に向き通貨ペアは、政情が安定している国家の通貨同士で金利差が大きいものです。
例としては「オーストラリア・ドル/円」「ニュージーランド・ドル/円」「米ドル/円」。
また、スワップポイントが大きい業者を選ぶことも重要です。
FXで短期売買や長期投資を行う際には、ぜひ参考にしていただければと思います。