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FXスワップポイント「サヤ取り」で稼ぐ方法とは?業者別比較一覧

目次
編集部がスワップポイント運用で利用してる業者
会社名 | 人気3通貨ペアの1年運用した時のスワップ | ||
---|---|---|---|
南アフリカランド/円 | トルコリラ/円 | メキシコペソ/円 | |
みんなのFX | 45,600円 | 19,345円 | 31,390円 |
GMOクリック証券 | 25,550円 | 14,600円 | 14,600円 |
会社名 | 人気3通貨ペアの1年運用した時のスワップ | |
---|---|---|
みんなのFX | ||
南アフリカランド/円 | 54,750円 | |
トルコリラ/円 | 43,800円 | |
メキシコペソ/円 | 47,450円 | |
SBI FXトレード | ||
南アフリカランド/円 | 40,150円 | |
トルコリラ/円 | 35,405円 | |
メキシコペソ/円 | 取扱なし | |
GMOクリック証券 | ||
南アフリカランド/円 | 40,150円 | |
トルコリラ/円 | 34,310円 | |
メキシコペソ/円 | 取扱なし |
※調査日:2021年02月16日。「調査日」のスワップが1年間(365日)続いた想定での金額。
南アフリカランド円・メキシコペソ円は10万通貨で計算
スワップポイントで見るFX
FX取引における「サヤ取り」とは、ローリスク・ローリターンで利益を狙える方法として知られている1つの手法です。サヤ取りについて理解する前に、まず「スワップポイント」について知る必要があります。スワップポイントとは、一言で説明すると、外資預金でいうところの利息のようなものです。
高金利の通貨を買って、低金利の通貨を売ったとき、金利差調整分を受け取ることができます。しかし、その逆を行った場合には、金利差額分を支払わらなければなりません。スワップポイントはFX取引会社により差がありますので、スワップポイントを狙ったトレードをする際には、事前に確認するようにしましょう。
※参照:外為オンラインより
スワップポイントの仕組み
スワップとは「交換する」という意味です。
「売った通貨の金利」と「買った通貨の金利」を交換する事になります。
例:2021年2月15日のGMOクリック証券 短期金利表
※スワップレートの金額が同じ事例です。
通貨ペア | 買い | 売り |
---|---|---|
米ドル/日本円 | +5 | -8 |
ユーロ/日本円 | -15 | +12 |
ポンド/日本円 | +8 | -11 |
豪ドル/日本円 | +1 | -4 |
NZドル/日本円 | +2 | -5 |
カナダドル/日本円 | +3 | -6 |
南アフリカランド/日本円 | +70 | -100 |
トルコリラ/日本円 | +40 | -43 |
例えば2021年2月にドルを買い、円を売った場合…受け取れるスワップポイントは5円。ドルが円より高金利状態のまま日数を重ねれば、日々スワップポイントが貯まっていく事になります。
スワップポイントを狙ったとトレードによる利益の大小は、そのままスワップポイントの大小にかかっています。各社が提示するスワップポイントをじっくりと比較しましょう!
※スワップポイントは日々加算されますが、土日には支払いはされません。
※水曜~木曜にかけてポジションを持つと3日分のスワップポイントが得られます。
※持ち越しと決済のタイミングを間違えないようにして下さい。
スワップポイント「サヤ取り」で稼ぐ方法
基本的にスワップポイントの高い通貨(トルコリラ円など)に対して買い(ロング)で入ります。ただ忘れてはいけないのが、「スワップ利益より価格が下落したによる含み損の方が大きくなる」状況になってしまうリスクです。
例えば、トルコリラ円の通貨ペアで、1万通貨単位で買い(ロング)で入った場合1日100円程度のスワップポイントが入る場合、金利がそのままと仮定すると365日で「36,500円」程度の利益になります。ただ、為替変動で3.5円下落した場合35,000円のスワップ含み益が一瞬で無くなってしまいます。
トルコリラ(TRY)/円での運用例を記載していきます。今回はわかりやすくするためスワップポイントは1万通貨で1日100円で固定した場合で説明していきます。また、2019年3月現在のレートは、20円とします。
実際はスワップポイントにも上下があるのでご注意ください。前提条件は下記にまとめます。
スワップポイント トルコリラ「サヤ取り」運用事例
トルコリラ(TRY)/円 運用例①
通貨ペア:トルコリラ(TRY)/円
取引量:1万通貨
購入時期:2017年11月28日
購入価格:28円
2019年3月19日現在の損益
為替差損:-80,000円
日数:477日(2017年11月28日~2019年3月19日)
スワップポイント:47,700
損益:-32,300円
トルコリラ(TRY)/円 運用例②
通貨ペア:トルコリラ(TRY)/円
取引量:1万通貨
購入時期:2018年5月23日
購入価格:22.5円
2019年3月19日現在の損益
為替差損:-25,000円
日数:301日(2018年5月23日~2019年3月19日)
スワップポイント:+30,100
損益:+5,100円
トルコリラ(TRY)/円 運用例③
通貨ペア:トルコリラ(TRY)/円
取引量:1万通貨
購入時期:2018年8月13日
購入価格:16円
2019年3月19日現在の損益
為替差損:+40,000円
日数:219日(2018年8月13日~2019年3月19日)
スワップポイント:+21,900円
損益:+61,900円
スワップポイント 豪ドル「サヤ取り」運用事例
説明を分かりやすくするため、前提条件として1万通貨でスワップポイントは1日40円で固定した場合で説明していきます。また2019年3月現在のレートは、79円とします。トルコリラ同様に実際はスワップポイントにも上下があるのでご注意ください。
豪ドル(AUD)/円 運用例①
通貨ペア:豪ドル(AUD)/円
取引量:1万通貨
購入時期:2016年1月29日
購入価格:86円
2019年3月19日現在の損益
為替差損:-70,000円
日数:1,146日(2016年1月29日~2019年3月19日)
スワップポイント:+45,840
損益:-24,160円
豪ドル(AUD)/円 運用例②
通貨ペア:豪ドル(AUD)/円
取引量:1万通貨
購入時期:2016年9月20日
購入価格:77円
2019年3月19日現在の損益
為替差損:+20,000円
日数:911日(2016年9月20日~2019年3月19日)
スワップポイント:+36,440
損益:+56,440円
豪ドル(AUD)/円 運用例③
通貨ペア:豪ドル(AUD)/円
取引量:1万通貨
購入時期:2018年6月7日
購入価格:83.5円
2019年3月19日現在の損益
為替差損:-45,000円
日数:286日(2018年6月7日~2019年3月19日)
スワップポイント:+11,440
損益:-33,560円
上記のようになり、ポジションを持つタイミングによって為替差益・損益は大きく変わります。
スワップの良いおすすめFX業者を比較
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みんなのFX
人気通貨スワップ金利 対応通貨数 9 54円(米ドル/円) -20円(ユーロ/円) 34円(豪ドル/円) 30円(NZドル/円) 14円(ランド/円) 20円(ポンド/円) 南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソの運用なら最もおススメ
買い、売りスワップが同水準で提供されており、他社よりもスワップポイントが高い傾向です。
さらにトルコリラ円、メキシコペソ円の通貨ペアもあるので、スワップ運用を行う方にはお勧めです。 -
GMOクリック証券(FXネオ)
人気通貨スワップポイント 対応通貨数 20 75円(米ドル/円) -8円(ユーロ/円) 47円(豪ドル/円) 30円(NZドル/円) 11円(ランド/円) 35円(ポンド/円) スワップポイントカレンダーでは主要通貨の数値を見れるので便利。FX初心者にも使いやすい
買い、売りスワップに少しだけ差があります。
トルコリラ、アフリカランドに関して差は持たせてありません。
NZドル円が調査日ではとく水準が高い値でした。