ピップス【Pips】

国内FX業者の主要通貨スプレッド(pips)比較例

会社名 米ドル円
ドル円
ユーロ円
ユーロ円
豪ドル円
豪ドル円
ポンド円
ポンド/円
ユーロ米ドル
ユーロ/米ドル
DMM.com証券 0.3銭 0.5銭 0.7銭 1.0銭 0.4pips
GMOクリック証券(FXネオ) 0.3銭 0.5銭 0.7銭 1.0銭 0.4pips
会社名 項目
DMM.com証券 米ドル円 0.3銭
ユーロ円 0.5銭
豪ドル円 0.7銭
ポンド円 1.0銭
ユーロ米ドル 0.4pips
GMOクリック証券(FXネオ) 米ドル円 0.3銭
ユーロ円 0.5銭
豪ドル円 0.7銭
ポンド円 1.0銭
ユーロ米ドル 0.4pips

※スプレッド:原則固定(例外あり)

ピップス(Pips)とは

ピップス(Pips)とは、FXで表現する最小値幅単位の事で、為替が変動するときの最小値の事を1ピップスといいます。
またピップスのことをポイントとも呼びます。
「Pips」とは「Pip」の複数形です。

この値は通貨ペアによって異なりますが、ドル円では0.01円、ユーロドルでは0.0001ドル、といった風に決まっています。

通貨ペア例 1Pips
米ドル/円
ユーロ/円
英ポンド/円
豪ドル/円
NZドル/円
スイスフラン/円
加ドル/円
南アフリカランド/円
0.01円
通貨ペア例 1Pips
ユーロ/米ドル
ユーロ/米ドル
英ポンド/米ドル
豪ドル/米ドル
NZドル/米ドル
0.0001米ドル
用語使用例とその意味
先日、米ドル/円の買いで76.80円から76.90円の「10Pips」の値動きがあった
⇒「10Pips = 0.1円(10銭)」為替が動いたことを表します。

なぜPipsという単位を用いているのか?

Pipsの意味はすでにお伝えした通りですが、そもそもなぜPipsという単位を使わなければならないのでしょうか。

すべて円や銭で表記したほうがわかりやすいのではと考える方もいるかもしれません。
しかしPipsを用いるのには主に以下のような2つの理由があります。

通貨ペアに関わらず比較しやすい

1つ目の理由としては、どの通貨ペアに対しても共通してトレードパフォーマンスやスプレッドなどの表記ができ、比較しやすいからです。

例えば米ドル/円の他、ユーロ/円などクロス円と呼ばれる通貨ペアの場合、円がペアとして組まれているので「円」や「銭」といった表記でも構いません。
しかしユーロ/米ドルやユーロ/豪ドルのような通貨ペアの場合はそのような表記が不適切になってしまいます。

このような通貨ペアは日本円が全く関係してこないので、そもそも円表記すること自体できません。

その一方でPipsを用いれば、どの通貨ペアでも同じように損益やスプレッド差などについて表記することができるのです。
例えば一日のトレード成果は「今日は20Pipsの利益が出た」などとよく表現されます。

一日のトレード成果を表現するのにPips表記なら、米ドル/円でもユーロ/米ドルでも、通貨ペアの違いに関わらず同じように表現できます。

取引数量に関わらず表記できる

もう1つの理由としては、取引数量に関係なくトレード成果などを伝えることができる点です。

例えば「FXで100万円の利益が出た」と言われても、100万円の証拠金で獲得した場合と1,000万円の証拠金で獲得した場合ではパフォーマンスが全く異なります

例えば以下の比較事例は「異なる証拠金で100万円の利益を獲得した場合の比較」です。

証拠金100万円で+100pips獲得したAさん
証拠金1,000万円で+10pips獲得したBさん

この事例では当然のことながら、100万円という証拠金で100万円の利益を獲得できたAさんのほうが、より多くの証拠金で同じ利益を獲得したBさんより優秀ということになります。

単純に利益を「○○万円」と円で表記しただけでは分からないパフォーマンスがPipsでは可能になります。

別の言い方をすれば、トレード成果を公開したいものの、実際にトレードで獲得した成果を金額で公開したくない場合にはPips表記はとても便利であるということが言えます。

このようにPipsを使えば取引数量や獲得した利益の額に関係なく、その人のトレード成果などを表記することができます。

Pipsの注意点とは

Pipsはこのようにトレード成果やスプレッドなどを表示するのにとても便利ですが、注意すべき点もあります。
それは必ずしも表示される「桁数」が同じではないことです。

特に次にご紹介するようにFX会社が提示するスプレッドの表記には例外があります。
どこの値が1Pipsを表しているのが混乱する可能性もありますので注意が必要です。

スプレッドの例外・注意

「米ドル/円」の場合、「1Pips」は「0.01円」であると説明しました。
この場合、FX取引の為替の表示では下記のように表示されるのですが、 FX取引の為替の表示

しかし利用するFX会社によっては、表示される桁数が以下のように表示される場合があります。 利用するFX会社によって表示される桁数が異なる

この場合は、小数点第3位の値は「0.1Pips」となります。
このように「0.1Pips」単位での取引を行う場合は、通常の10分の1単位での取引が可能になります。

このように表示されることで、為替の変化を細かな変動も確認ができるのでこれからFXをはじめる場合には、FXの世界での値動きをより強く時間できるのではないかと思います。
またデイトレやスキャルピングなどの短期売買での取引を行う場合には、いろいろとメリットがあります。

この場合「ユーロ/米ドル」などの、外貨同士の通貨ペアでの取引の場合には、通常「0.0001米ドル」単位のものが「0.00001米ドル」の小数点5桁目での0.1Pipsの取引を行えます。

Pipsの利益計算の例

ここでPipsを使って実際の利益を計算してみます。
すでにご説明したように

米ドル円・クロス円の通貨ペアなら「1pips=0.01円(1銭相当)」
円を含まない通貨ペアの場合は「1pips=0.0001通貨単位(ドルなら0.01セント相当)」

である点を思い出してください。

それでは以下に米ドル円をトレードして100Pips獲得した場合の計算例を取引通貨単位ごと(1000通貨単位、1万通貨単位、10万通貨単位の3種類)に算出してみます。 是非Pips理解の参考にしてみてください。

米ドル円(1ドル=100円の場合)で100Pips獲得した場合

米ドル円をそれぞれ1000通貨単位、1万通貨単位、10万通貨単位でトレードして100Pips獲得した場合の利益は以下のようにして求められます。

◆1000通貨単位でエントリーして100Pips獲得した場合の利益
→「1,000円×0.01円×100(Pips)=1,000円(=獲得利益)」

「1pips=0.01円」なので、1000通貨単位で取引した場合の1Pipsの利益は「10円」となります。
よって、100Pips獲得した場合の利益は100Pips×10円(1Pipsの利益)で1,000円です。

◆1万通貨単位でエントリーして100Pips獲得した場合の利益
→「10,000円×0.01円×100(Pips)=10,000円(=獲得利益)」

「1pips=0.01円」なので、1万通貨単位で取引した場合の1Pipsの利益は「100円」となります。
よって、100Pips獲得した場合の利益は100Pips×100円(1Pipsの利益)で1万円です。

◆10万通貨単位でエントリーして100Pips獲得した場合の利益
→「100,000円×0.01円×100(Pips)=100,000円(=獲得利益)」

「1pips=0.01円」なので、10万通貨単位で取引した場合の1Pipsの利益は「1,000円」となります。
よって、100Pips獲得した場合の利益は100Pips×1,000円(1Pipsの利益)で10万円です。

尚、実際の損益はFX会社の取引画面上に表示されます。
トレーダーがわざわざ計算する必要はありませんが、感覚的にPips表記に慣れておくとリスク・リワードを考慮したエントリーポイントを把握でき、リスク管理する上でも何かと役立ちます。

低スプレッド(pips)!国内FX2社の比較

ドル円 ドル/円スプレッド比較(原則固定,例外あり)
DMM.com証券(DMM FX) 0.3銭
GMOクリック証券(FXネオ) 0.3銭
ユーロ円 ユーロ/円スプレッド比較(原則固定,例外あり)
DMM.com証券(DMM FX) 0.5銭
GMOクリック証券(FXネオ) 0.5銭
豪ドル円 豪ドル/円スプレッド比較(原則固定,例外あり)
DMM.com証券(DMM FX) 0.7銭
GMOクリック証券(FXネオ) 0.7銭
ポンド/円 ポンド/円スプレッド比較(原則固定,例外あり)
DMM.com証券(DMM FX) 1.0銭
GMOクリック証券(FXネオ) 1.0銭
ユーロ/米ドル ユーロ/米ドルスプレッド比較(原則固定,例外あり)
DMM.com証券(DMM FX) 0.4pips
GMOクリック証券(FXネオ) 0.4pips

このように並べてみると、国内業者は一律に近い形でスプレッドを設定しています。
海外業者を使用する場合には、ハイレバレッジの取引ができてもスプレッドが広く、結局損に繋がることもあり得ますので、注意しておきましょう。

今回はFXで特有の表示単位であるPipsについてご紹介しました。
注文画面では実際の損益は円表示されていますが、FXトレーダーの間ではPipsが使われている場合がとても多いので慣れておいたほうがいいでしょう。

あくまで米ドル/円やクロス円と呼ばれるユーロ/円などは「1pips=0.01円=1銭
ユーロ/米ドルやユーロ/ポンドなど日本円が絡まない通貨ペアの場合は「1pips=0.0001通貨単位」と覚えておけば間違いありません。

FX@外為比較ランキング編集部のプロフィール

FX@外為比較ランキング編集部
FX@外為比較ランキング編集部。
初心者でもFXで稼げるようになる為の基礎知識から取引の仕方、優良FX業者を選ぶポイントなどを紹介。 入社1年目に、資金10万円からFX取引をスタートした当サイトの編集部員のリアルFXブログも公開!
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