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ドル円は再び112円台が高値となる?今夜から始まる日米通商交渉に注目
米3市場が揃って上昇した理由とは
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
今日は暖かく天気が良くて気持ちが良いですね。
金曜日のNYダウ指数は269ドル高、SP500は0.66%、ナスダック総合は0.46%と米3市場は揃って上昇。
米国マーケット | ||
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海外指数 | 前日終値 | 前日比 |
NYダウ | 26,412.30 | +269.25(+1.03%) |
ナスダック総合 | 7,984.16 | +36.80(+0.46%) |
S&P 500 | 2,907.41 | +19.09(+0.66%) |
米銀のJPモルガンの好決算を受けて、米企業業績に対する不安が後退したことも株価を押し上げました。
中国の貿易統計ではドル建て輸出が予想を上回ったことで、中国経済に対する悲観的な見方が後退したことも全体的に市場のリスク選好ムードを高めました。
中国の3月の貿易統計はドル建て輸出が前年比14.2%増加と、伸び率は5ヶ月ぶりの高水準。
米10年債利回りも前日の2.5%から2.56%に上昇しました。
為替はドル売りの流れとなり、ユーロドルや、豪ドルなどの上昇が目立ちました。
しかしリスク選好で円売りでもあり、クロス円は上昇、ドル円も112円乗せとなりました。
本日の日経平均は270円高となり東京市場も、リスク選好の流れが続いています。
日米通商交渉が始まるが日米間に温度差がありそう
本日からワシントンで日米通商交渉の初会合が行われます。
来年の大統領選挙に向けて手柄の欲しいトランプ大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)は早期解決を目指して要求を高めてくるかもしれません。
日本側は7月の参議院選挙後の決着を目指しているようで、温度差があります。
週末の報道でムニューシン米財務長官(スティーブン・ムニューシン)は、日本との貿易協定に為替操作を防ぐための条項を盛り込む考えを示しました。
米側は自動車の輸入枠等の導入も検討しているのでは?との警戒感もあり、日米交渉次第でリスク選好ムードに水を差す可能性もあり要注意です。
チャートはドル円の日足です。
一目均衡表の雲の上限である111円付近がサポートされたドル円はリスク選好の動きに乗って、再び112円台に上昇しました。
112.15~20前回の高値は以前として中期的なレジスタンスとして機能しています。
ここを上抜けできれば下落前の113円台前半への上昇と思われます。
ドル円日足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)