- FX@外為比較ランキング
- FXで稼ぐ「凄腕トレーダー」の実践ブログ
- 英議会はブレグジット延長を可決。日銀金融政策決定会合では金融政策を据え置きに

英議会はブレグジット延長を可決。日銀金融政策決定会合では金融政策を据え置きに
ブレグジット延長は可決!このまま長期延長となるか
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
昨晩は英国議会で再び採決が行われました。
3月29日に迫っていたブレグジット期限の延期を賛成412票、反対202票の賛成多数で可決しました。
メイ英首相(テリーザ・メイ)は来週再び離脱協定案を議会の採決にかける予定です。
20日までに離脱案で合意できれば、EU側に短期の期日延長を要請する予定です。
その場合は6月30日までの可能性があります。
合意できない場合は長期の延期を要請することになりますが、その場合の期間は今のところ想定されていません。
延期を要請した場合は来週のEU首脳会議で承認される必要があります。
トゥスクEU大統領(ドナルド・トゥスク)は、英国が離脱を巡る戦略を検討しコンセンサスを形成するために時間が必要ならば、離脱時期の長期延長に前向きになるようEU27カ国に要請するとの考えを示しました。
またEUの好感に関して、長期延長となった場合、英国は5月23~26日の欧州議会選挙を行う必要があるとの考えを示しました。
金融緩和期待もあったものの日銀は政策金利を据え置きに
注目された日銀の金融政策決定会合は金融政策は予想通り据え置きとなりました。
足元の状況を受けて、輸出と生産、海外経済の判断を下方修正。
総括の判断は緩やかな拡大を維持しましたが、景気の先行きに関しては警戒感を示しました。
2019年10月に予定されている消費税引き上げの影響を含めた経済物価の不確実性を踏まえ当分の間、現在のきわめて低い長短金利の水準を維持するとした政策金利に関するフォワードガイダンスも維持しました。
一部には金融緩和期待もありましたが、据え置きになりました。
本日、夕方に行われる黒田日銀総裁(黒田 東彦)の会見が注目されます。
チャートはドル円の時間足です。
米雇用統計の後に110.75付近まで下落しましたが、その後は111円台を回復。
111.50付近がレジスタンスになっていましたが、株価の回復もあり上抜けして一時111.90付近まで上昇。
北朝鮮が米国との非核化協議の停止を検討するとの報道が出たことで下落。
レジスタンスになっていた111.50付近をサポート出来るかがポイントとなるでしょう。
ドル円時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)