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強い米国指標でドル円の高値更新!米国経済の行方は重要な注目材料
米経済指標は強弱がまちまち?揉み合いの相場が続く
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
今日は夜から雨が降るようですね、お帰りの遅い方は傘を忘れずに。
さてマーケットのほうですが、比較的小動きながら昨日とは逆のパターンとなりました。
昨日は米国の建設支出が弱い数字だったために、米国株が下落しリスク回避の動きとなりました。
2月のISM非製造業景気指数は59.7となり前回の56.7、予想の57.4を上回りました。
詳細を見ると事業活動が64.7(前回59.7)、新規受注が65.2(前回57.7)と上昇しました。
また2月の米サービス業PMI改定値は56と速報値の56.2からは低下しましたが、前月の54.2からは上昇し2018年7月以来の高水準となりました。
数字を受けてドル円は一時112.13付近まで上昇しました。
米国の経済指標は強弱まちまちの結果となっています。
昨年は絶好調の米国経済…今年はどうなる?
米国経済の行方は今後の重要な注目材料になります。
なんといっても米国の経済は世界一の規模ですから米国の経済が減速すると、世界経済の減速につながります。
そういった点を意識しながら見ると、昨年の米国経済は絶好調でした。
トランプ減税の効果が続いている影響が強いようです。
さすがに第4四半期のGDPは2.6%と第3四半期の3.4、第2四半期の4.2%からは低下しました。
12月のFOMCでの米国経済の予想は2018年が3%、2019年が2.3%、2020年が2%、2021年が1.8%となっています。
2020~2021年に向けて米国経済の減速が予想されますが、それを回避するためにFRB(連邦準備制度)がバランスシート縮小の停止を考えています。
また経済がさらに悪化する場合は利下げの可能性もマーケットでは予想される可能性があります。
さすがに利下げという事態になれば、ドルの下落に結びつく可能性もあります。
チャートはドル円の日足です。
高値は前回の112.07付近を上抜けして112.13まで上昇しましたが、12月の下落前のサポート112.20~30がレジスタンスになっています。
また111.30~40がサポートとなり、このレンジををどちらかにブレークするまでは動きが出てこないと思われます。
ドル円日足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)