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ドル円急落の原因とは?正月ムードは吹き飛んだマーケット市場
お正月ムードはあっと言う間に終わり?大きく動いたマーケット市場
明けましておめでとうございます。
YEN蔵(@YENZOU)です。
本年もよろしくお願いします。
先週すでに大きく動いたので、マーケットのお正月ムードは吹き飛んでしまっていますね。
まずは3日のドル円・クロス円の暴落がすごかったですね。
12月31日に110円を割っていたので、円高の流れとなっていたのですが、2日の戻りが弱かったことで3日の早朝に下攻めされました。
ドル円急落の理由とは?アップル・米国株との関係
材料としてはアップル(Apple社)が10~12月期の売り上げの下方修正。
特に中国の売り上げの減速に関して発表したことで時間外にアップル株と米国株の先物が急落したことがきっかけになりました。
たしかにアップル株は10%近く急落しましたが、アップル株で104円台までのドル円の急落が起こるとも思えません。
きっかけはなんでも良かったのではないでしょうか。
東京市場がお休みでニューヨーク市場が終了した流動性が低い中で、ストップやアルゴの作動がマーケットの急落のきっかけになったものと思われます。
ドル円はすぐに107円台に反発したことを考えると、104~105円台での取引はそれほど大きくなかったのではないかと思われます。
ドル円、クロス円ともに市場の流動性が極端に低い中で、かなり下まで下落しましたが戻りも急反発となりました。
マーケットのポジションが軽くなったことで、金曜日にいくつかの材料が出たことで株価が急反発したことでドル円とクロス円は下値がしっかりサポートされ、むしろリスクオンの円安の流れが加速したのが金曜日のニューヨーク市場の動きでした。
急落したドル円の時間足チャート相場を追ってみよう
チャートはドル円の時間足です。
104.30付近まで下落後はすぐに107.85付近まで反発し、その後の安値は106.75付近となっています。
4日は108円台を回復して108円台がサポートされています。
3日に急落する前の安値が108.70付近になっており、短期的には108.70~80がレジスタンスとして機能しています。
ここが上抜けできれば下落前の戻り高値である109.50付近まで反発するのではないかと思っています。
ドル円時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)