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米雇用統計では非農業部門雇用者数の数字が回復するか変化に注目!
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こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
本日は米雇用統計の発表があります。
昨日も書きましたが先月発表された2月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数こそ2万人と衝撃的な数字でしたが、失業率・賃金上昇率ともに強い数字でした。
今月の数字を占う上で、水曜日に発表されたADP民間雇用者数は12.9万人増加と予想の17万人、前月の19.7万人を大きく下回りました。
これは2017年9月以来の低い伸びとなりました。
昨日発表された新規失業保険申請件数は前週比1万件減の20.2万件となりました。
この数字は1969年12月以来の低水準となりました。
ちなみに市場予想は21.6万件でした。
新規失業保険のトレンドを見るのであれば、毎週発表される数字より、4週間移動平均を見ると4000件の減少で21万3500件となっており、2018年10月以来の低い水準でした。
これを見ても労働市場は依然として堅調な様子がわかります。
経済成長が鈍化する中でも、前月の雇用統計での失業率や賃金上昇率のように強い雇用状況が続いています。
解雇率が上昇している兆候は無く、むしろ労働力不足から雇用ペースが落ちています。
米雇用統計では非農業部門雇用者数の変動に注目
今回の雇用統計は前月の非農業部門雇用者数が2万人となった数字がどれくらい回復するかが注目されます。
2月1日に発表された1月分は31.1万人の増加、1月4日に発表された12月分は22.2万人と強い数字が続きました。
2ヶ月連続で強かった分の反動減が出たことと、また前月の調査期間分は政府機関の閉鎖があり、そのことが数字に影響を与えた可能性があるので今月分の数字は注目されます。
今回の予想は非農業部門雇用者数が18万人、失業率が横ばいの3.8%がマーケットの予想です。
チャートはドル円の日足です。
110円割れがサポートされたドル円はリスク選好の動きを受けて111.75付近まで上昇してきています。
今年の高値である112.15~20が再び視野に入ってきました。
ここは下落前のサポートレベルなので、ここを上抜けできれば113円方向への上昇。
再びレジスタンスになれば110~112円のレンジ継続と見ています。
ドル円日足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)