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米国指標は弱くドル下落・ユーロ反発!ユーロ円は126円中盤へ抜けられるか
欧州指標は強いが米国指標は弱くドル下落
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
昨晩は欧州指標は強く、米国指標は弱くドルが下落しユーロが反発しました。
欧州指標では各国のPMIの数字が堅調でした。
各国の3月サービス業PMI | |||
---|---|---|---|
国名 | 前回(改定) | 予想 | 結果 |
ドイツ | 54.9 | 54.9 | 55.4 |
フランス | 48.7 | 48.7 | 49.1 |
イタリア | 50.4 | 50.9 | 53.1 |
ユーロ圏 | 52.7 | 52.7 | 53.3 |
このように軒並み前回、予想を上回る強い数字でした。
今週金曜日の雇用統計の前哨戦であるADP民間雇用者数は、12.9万人と前回の19.7万人、予想の18.4万人を大きく下回りました。
2月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が2万人の増加と予想を大きく下回る弱い数字でした。
しかし失業率は3.8%に低下、U6(不完全)失業率は7.3%とどちらも急低下。
最近では2018年11月の3.7%についで低い水準で1969年12月以来の低水準です。
U6失業率も2001年3月以来の低水準となりました。
平均時給も27.66ドルと前月比0.4%、前年比3.4%上昇と2009年4月以来の強い伸びとなりました。
このように前回の雇用統計は低い日の追う業部門雇用者数の数字にもかかわらず、そのほかの数字は強く堅調な労働市場が続いているとみなされました。
ADP民間雇用者数は前回に比べ急低下し、今回の米雇用統計で弱い数字が出るのか注目されます。
3月のISM非製造業指数も56.1と前回の59.7、予想の58.1を下回りました。
ユーロ円はリスク選好の動きで上昇!126円中盤へ向かうか
チャートはユーロ円の時間足です。
レジスタンスになっていた125円を上抜けして125.45付近まで上昇しました。
強い欧州指標でユーロが上昇したことと、株高を受けてリスク選好の動きで上昇しています。
125.60~70は下落前にサポートされたレベルで重要なレジスタンスです。
ここを上抜けできれば126円中盤への上昇、抜けられなければ124~125.50のレンジと見ています。
ユーロ円時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)