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今週の注目材料は英議会(EU離脱問題)の動きと米FOMCの結果発表
今週の最大注目は米FOMCとEU離脱問題の動き方
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
為替市場は狭いレンジの動きが続いています。
今週の注目材料は引き続きポンドの動きと、19~20日に行われる米国FOMCです。
今回EU離脱延期要請が決定されましたが、メイ首相(テリーザ・メイ)の離脱案を20日までに承認して6月30日までの延期によってEUを離脱するか、EUの求める条件で離脱するのか決まります。
メイ首相の離脱案が再度否決された場合、メイ首相は主導権を議会に渡す可能性があり、そうなると総選挙や2度目の国民投票という可能性も浮上し混乱が加速する可能性もあります。
ただポンドが堅調なのは最悪のシナリオである合意なき離脱はないということがポンドのサポート材料になっています。
FOMCでドル円相場に動きはあるか?注目ポイントを解説
FOMCではバランスシート縮小の年内停止に言及する可能性はあります。
月間500億ドルずつバンランスシートは縮小されていますが、これがある時点で縮小停止になるのか、段階的に縮小停止になるのか。
いずれにせよ縮小停止があれば、リスク・オンの流れをサポートすることになります。
またドットプロットの発表が行われます。
FOMCメンバーが予想する、今年の利上げがもう1回あるのか、打ち止めになるのかが、ここで明らかになります。
もちろん利上げが打ち止めとなればリスク・オンの流れをサポートするものになるでしょう。
それ以外はFOMCスタッフによる経済見通しの発表があります。
それとパウエルFRB議長(ジェローム・パウエル)が記者会見では、引き続きハト派的なスタンスを示すと思われますが、それがどの程度になるのかも注目されます。
英国議会での採決とFOMCがほぼ同時に行われる可能性もあり21日早朝の決定は注目されます。
チャートはユーロドルの時間足です。
1.12割れはサポートされ1.13台に反発しています。
中期的には1.12~1.15のレンジがまだ継続しています。
短期的には1.13付近に一目均衡表の雲の上限が位置しており、ここがサポートレベルになっています。
1.1350付近は下落前のサポートレベルで、このレベルを上抜けできれば下落前の1.1420付近への上昇と見ています。
ユーロドル時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)