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米中通商協議に進展があったものの米国指標がクロス円の重石に。。
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
今日は暖かくて天気が良くて気持ちが良いですね。
いよいよ春の到来でしょうか。
ただ花粉症の方には辛いシーズンかもしれないですね。
もし読者の中で、花粉症の方がいらっしゃればお大事にしてください。
米中通商協議に進展!なのに米経済指標の結果が足を引っ張る
さて週初の為替市場は小動きになっています。
3日に米紙WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナルは、
『米中両国の協議の進展を受け、トランプ大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)と習近平・中国国家主席が3月27日ごろに首脳会議を開き正式に通商合意を結ぶ可能性がある』
と報じました。
この報道を受けてアジア時間から日本株も上昇、米国株もこの流れを受けて一時上昇。
しかし米商務省発表の12月の建設支出が予想外の減少となったことで株価は下落に転じました。
建設支出は前月比0.6%減の1兆2927億ドルとなり予想の0.2%を下回りました。
民間、公共部門ともに落ち込み、2018年々通年では4.1%の増加となりましたが、2011年以来の低水準となりました。
建設支出の減少を受けて、米国の経済が年末にかけて減速したことが確認されました。
2018年第4四半期の米GDPは先週前期比2.6%増加と発表。
これは第四半期の3.6%から減速しました。
12月の米建設支出の減速を受けて、第4四半期のGDPが下方修正される可能性が出てきました。
この数字を受けてNYダウは一時400ドル超の下落となりましたが、206ドル安で終了。
建設支出の減少がきっかけになりましたが、米中協議の進展という材料をもとに買われてきた株が、結果が出たことで売られたのではないでしょうか。
噂で買って、真実で売るというマーケットの格言どおりの動きになったと思われます。
米国経済の減速はクロス円にも重石…ユーロ円時間足を見てみよう
チャートはユーロ円の時間足です。
重要なレジスタンスである127.50が止められて、サポートであった127.20付近を下抜けして下落が加速しました。
一時126.44まで下落しましたが、ここは上昇前の高値の126.30付近がサポートとして機能しました。
一目均衡表の雲の中での動きになっていますが、転換線の126.70付近、節目の127円付近がレジスタンスになるようであれば、再度126.40付近を試しに行くと思われます。
ユーロ円時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)