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マーケットの温度はどう測る?VIX指数とは米国の代表的な株式指数
世界的にリスク選好で変動が少ない為替相場
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
世界的にリスク選好の動きが続いています。
リスク選好の場合は株が上昇、円安の流れとなります。
そのほかの特徴としては変動が少なくなります。
大体株が上昇する局面ではじわじわと上昇して、下落するときは急落します。
ドル円や、クロス円もじわじわ上昇して下落するときは急落が多いような気もします。
為替は株価ほどでないかもしれませんが株価の場合はそのようなケースが多いような気もします。
VIX指数とは?米国の代表的な株式指数
その変動を示す指標にオプションのボラティリティ(変動率)を指数化したものがあります。
米国の代表的な株式指数であるSP500のオプションのボラティリティでVIX指数というものがあります。
このVIX指数は先週末は13.57%でした。
株価が下落した12月の時点では36%まで上昇しましたから、60%以上の低下となっています。
株価の上昇が続いていた10~11%の水準に近づいており、リスク選好の相場が続いていることを示しています。
また日経平均のオプションのボラティリティのVI指数も16.8%に低下してきています。
こちらも12月の急落時には32%まで上昇していましたから50%ほど低下しています。
こちらも株価の上昇が続いていた13~14%のレベルに近づいています。
日経平均もリスク選好の流れが続いていることが分かります。
一方で市場の体温を図る上で重要な出来高という指標がありますが、日本株に関しては出来高が上昇していないので、こちらは本格的な回復の兆しは見えていません。
今週は米雇用統計のほか各国の中銀理事会にも注目
さて今週は5日にRBA理事会、6日にカナダ中銀理事会、7日にECB理事会と中央銀行の金融政策が発表されるとともに8日には米雇用統計が発表されます。
これらをきっかけに市場の変動が起こる可能性が高いので注目したいと思います。
チャートはドル円の日足です。
レジスタンスになっていた戻り高値で下落前のサポート113.40付近(赤線)を上抜けして上昇が加速しました。
短期的にはこのレベルがサポートになりそうです。
また下落前のサポートの112.20付近(緑線)が次のレジスタンスになりそうです。
ドル円日足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)