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トランプ大統領のメキシコ壁問題に関する演説が終わりリスクオン加速?
目次
株価は堅調、日経平均も250円超上昇でリスクオンの流れが続く
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
ドル円の109円台はさすがに新規の売りも出てくるようで、重くなっています。
株価のほうは堅調で、NYダウは256ドル高と昨晩も米国株は堅調で3連騰となっています。 日経平均も250円超の上昇となり、リスクオンの流れが続いています。
トランプ米大統領の演説でメキシコとの壁問題の行方は?
トランプ米大統領がメキシコとの壁について演説しました。
演説への期待感からアジア株は堅調になっていました。
演説はいかに移民が犯罪に関連しているか主張した上に国境の壁が必要と主張しました。
特別に目新しい内容はありませんでしたが、特に過激な発言もありませんでした。
これに対して民主党指導部は反論していますが、国境の壁の費用を巡る政府機関の閉鎖がすぐに解決できるのかが不透明な要素ですが、今マーケットはこの事にあまり注目しなくなってきています。
マーケットはFRB(連邦準備制度)の利上げスタンスが止まるのではとの思惑から、株価の上昇・円安の流れが続いており、壁問題はやや二の次になっています。
マクロ経済・ミクロ経済とは?マーケットが動く材料とは
マーケットは様々な材料で動きます。
それは経済指標であったり、政治的なニュースであったりします。
それらはマクロと呼ばれて、要するにマクロ経済に関するものです。
マクロ経済とは世界の経済の状況や1国の経済の状況など、幅の広いテーマに関する経済の見方です。
一方で個別の株式などはミクロ経済と呼ばれるもの、例えばその会社の業績などに影響されて変動します。
もちろんマクロの経済、世界経済が減速すれば日本経済も減速し、個別企業の業績を減速させることになる可能性も強いのですが。。。
このようにマクロとミクロを双方見ていく必要がありますが、為替や金利はマクロの材料で変動します。
1月3日のフラッシュクラッシュ以降のクロス円
1月3日のフラッシュクラッシュ(瞬間暴落)以降、クロス円は堅調です。
特に豪ドル円・カナダ円は堅調で、下落前の高値12月の83.89から3日の安値69.45の50%戻しが76.80付近でここはフラッシュクラッシュの直前のレベルです。
そのレベルを上抜けしてレジスタンスになっていた77.80付近を上抜けして78.10付近まで上昇しています。
38.2%もどしは78.40付近、下落前の12月27日の戻り高値が78.70付近です。
短期的にはこのレベルを抜けられるかどうかがポイントになります。