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先週はリスクオンのドル安・円安に。今週は月末特有の動きが出る可能性にも注意!
ドル相場は売り材料が多く下落トレンドが続く展開に
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
先週はリスクオンのドル安、円安の動きになりました。
パウエルFRB議長(ジェローム・パウエル)のハト派的な発言によりFOMCでの利上げ打ち止め期待からドルの下落トレンドが続いています。
25日も米紙WSJ(ウォール・ストリート)が、
『今週のFOMCでバランス・シート縮小を一旦停止する方向で検討する模様』
と報道したことでドル売りに拍車が掛かりました。
先週のECB理事会後のドラギ総裁(マリオ・ドラギ)の発言は、欧州の経済の弱さを再確認したことと、大規模な金融刺激策が依然として必要なことを述べました。
米欧の中央銀行の総裁がハト派的な発言をしたことで、利上げが遠のくとの思惑から株式市場は上昇、ドル安、円安株高のリスクオンの流れが継続しました。
トランプ米大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)が政府機関の一部閉鎖の解除のために、2月15日までの3週間の資金を手当てする暫定予算案で議会と合意したことを発表しました。
今後上下両院の承認を経て大統領の署名により成立します。
このこともリスクオンの動きをサポートしました。
今週は注目度が高い米企業決算の発表が目白押し
今週は米企業決算が目白押しです。
米中貿易協議、FOMC、米雇用統計とイベント目白押しの週となります。
米国決算発表は29日がアップル(Apple)、30日はマイクロソフト、31日はアマゾン、2月1日はエクソンモービル、シェブロンなどの決算が注目されます。
また今週は月末に当たるので、月末特有のフローなどの動きが出るかもしれません。
チャートはドル円の4時間足です。
金曜日のWSJのバランスシート縮小を一旦停止する場合は、
金融緩和を中立に戻す動きを一旦やめる=金融緩和の継続
ですから、もちろんドル売りの材料になります。
そのためドル円も上値が高い展開が続いています。
しかも今週は月末ですし、輸出勢は節目の110円のためでドル売りを行ってきているようです。
このために110円付近が依然として重要なレジスタンスになっています。
しかし今日の日経平均は下落していますが、全般的に株価は堅調でリスクオンの動きでクロス円では円安になっています。
クロス円で円安とドル円でドル安の綱引きが続いて109~110円のレンジが続きそうです。
ドル円4時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)