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今日から新年度入り!為替相場に影響を与える注目すべき経済指標とは?
3月末はドル円買い需要が高まった海外市場
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
年度末の3月も無事通過し、四年度の相場が始まりました。
もう4月ということは1年のうちの4分の1が終わってしまいました。
時が経つのが早いですね。
月末、年度末はさまざま需給があり、それがマーケットを動かす可能性があることは先週も書きました。
実際に29日の東京の仲値はドル買い需要があり、ドル円は110.90付近まで上昇。
29日はロンドン8時のフィキシング(東京16時)、ロンドン16時(東京0時)の時点ではドル円は上昇しました。
29日のドル円の高値は東京の24時でした。
おそらく29日はそれぞれのフィキシングタイムのドル円の買い需要があったのでしょう。
29日は、クドローNEC(米国家経済会議)委員長(ラリー・クドロー)が、
『FRBは直ちに0.5%の利下げを行うことが望ましい』
と発言しました。
これ自体はドルの下落要因ですが、米中通商協議への期待感からドルはむしろサポートされました。
米中両国は北京で行った通商協議で進展が見られた表明し、米国製は建設的だったとの認識を示しました。
3日には中国副首相がワシントンを訪問しますので、今週も引き続き米中協議の進展が注目されます。
本日は米ISM製造業景気指数の発表に注目!
本日は2月の米小売売上高、3月の米ISM製造業景気指数の発表があり注目されます。
先週は米国のPMIの数字が弱かったことが米国株の下落の材料になり、ドル円も109円台まで下落する材料になりました。
しかし米国の景気指数に関してはPMIよりISMのほうが重要視されますから、本日の製造業ISMと3日の非製造業ISMの数字は米国の景気動向を占う上で注目されます。
金曜日の米国株の上昇、週末に発表された3月中国製造業PMIは4ヶ月ぶりに50を超えたことなどで、本日の日経平均は400円近い上昇で、ドル円も111円台を回復しています。
チャートはドル円の時間足です。
レジスタンスになっていた111円をしっかりサポートできれば111円台中盤への上昇が期待できます。
ドル円時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)