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原油価格の上昇でカナダドル相場は上昇!カナダ円は84円を抜けられるか
激しく動くポンド相場!ブレクジット問題は収集がつくのか
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
今日は少し寒いですね。最近暖かかったので寒く感じます。
さてマーケットは相変わらずポンドだけが激しく動いています。
昨日は英下院は合意なきブレグジットを完全に排除する案を賛成多数で可決。
賛成321票、反対278票となりました。
メイ首相(テリーザ・メイ)は数日中で議会が方針を決めなければEU離脱が大きく後れる可能性があると指摘しました。
離脱が大きく遅れると5月に行われる欧州議会選挙に参加しなければならなくなる可能性が出てきます。
バーコウ下院議長は、20日までに離脱合意で議会が承認すれば6月30日までの離脱延期を提案する見通しを示しました。
ポンドは可決の採決を受けて1.3380付近まで上昇し、27日も高値を一時上抜けしました。
ポンド円も148.80付近まで上昇し最近の高値をつけました。
ドル相場は売りが優勢、米株価も上昇しリスクオンの流れに
昨晩は全般的にドル売り、円売りの流れとなりました。
NYダウが148ドル高、SP500、ナスダック(NASDAQ)も0.69%ほど上昇などリスク・オンの流れとなりました。
米国マーケット | ||
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海外指数 | 前日終値 | 前日比 |
NYダウ | 25,702.89 | +148.23(+0.58%) |
ナスダック総合 | 7,643.41 | +52.37(+0.69%) |
S&P 500 | 2,810.92 | +19.40(+0.69%) |
2月の米卸売物価は前月比で0.1%上昇となり4ヶ月ぶりのプラスとなりましたが、前年比で1.9%上昇となり2017年6月以来の低い水準となりました。
前日発表された2月の消費者物価指数も前月比0.2%、前年比1.5%の上昇に留まりました。
消費者物価指数、卸売物価指数と物価指標が低調だったこともあり、FRB(連邦準備制度)は年内の利上げは無いのではないかとの見通しで、ドルは全般的に重い状況となりました。
昨日はEIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計をうけて需給が引き締まったとの観測から原油価格が上昇。
WTIは4月物は1.39ドル上昇し58.26ドルまで上昇しました。
原油価格上昇でカナダドル相場上昇!カナダ円の動きは?
チャートはカナダ円の時間足です。
原油価格の上昇もあり資源国通貨のカナダドルは上昇しています。
84円付近は下落前の戻り高値です。
短期的には83.30~40がサポートレベルとして機能しています。
84円を抜けて84.50~60付近を試しにいけるかに注目しています。
カナダ円時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)