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米国株価上昇からリスクオンの流れとなり豪ドル円は上昇傾向に
週末は全体的にドル売り材料が多かった海外市場
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
2月15日(金)はデイリー・サンフランシスコ連銀総裁(メアリー・デイリー)が
『経済減速でインフレは抑制されており、年内(2019年)の利上げは不要』
と、WSJとのインタビューで述べたFOMCの声明文や、パウエルFRB議長(ジェローム・パウエル)の発言より踏み込んだことがドル売りの材料になりました。
また1月の鉱工業生産が発表され、前月比0.6%に低下8ヶ月ぶりのマイナスになり、1月の輸入物価も前月比0.5%下落し、3ヶ月連続でマイナス。
こちらもドル下落の材料になりました。
一方でニューヨーク連銀が発表した、2月のニューヨーク州製造業業況指数は9.8となり前月から4.9ポイント上昇したことでドルが一時上昇する局面もありました。
しかしクーレECB専務理事(ブノワ・クーレ)は、TLTRO(貸出条件付き長期資金供給オペ)の実施について討議していることを明らかにし、そのことで1.1235付近と週の安値に下落する局面もありました。
米中協議は良好な期待感から米国株は上昇傾向に
米中協議は北京での協議を終え、来週同じメンバーで米国のワシントンで協議を再開する方針を示したことで期待感から米国株は上昇しました。
NYダウは443ドル高、SP500は1.09%上昇、ナスダック(NASDAQ)も0.61%上昇と3市場揃って上昇となりました。
米国マーケット | ||
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海外指数 | 前日終値 | 前日比 |
NYダウ | 25,883.25 | +443.86(+1.74%) |
ナスダック総合 | 7,472.41 | +45.46(+0.61%) |
S&P 500 | 2,775.60 | +29.87(+1.09%) |
米国株の上昇とドル円が110円台前半で下げ止まったことで、本日の日経平均は400円近い上昇。
ドル円は110.50~60付近で小動きになっています。
一方でクロス円は堅調に推移し、株高円安のリスクオンの流れになっています。
株高円安のリスクオンの流れから豪ドル円が上昇傾向
チャートは豪ドル円の時間足です。
15日は一時78.10付近まで下落しましたが、上昇前のサポートレベルである78円付近は維持されました。
その後ニューヨーク市場で株価が上昇するとリスクオンの流れとなり、本日は79.10付近まで上昇しています。
前回高値の79.25付近が短期的なレジスタンスとして意識されます。
ここを上抜けして2月5日の高値79.85付近を試しにいけるか注目しています。
豪ドル円時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)