- FX@外為比較ランキング
- FXで稼ぐ「凄腕トレーダー」の実践ブログ
- 米貿易赤字縮小!トランプ大統領の交渉が効果的?中国の貿易赤字にも注目

米貿易赤字縮小!トランプ大統領の交渉が効果的?中国の貿易赤字にも注目
米貿易赤字縮小!トランプ大統領の交渉が効果を上げたか
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
昨晩、米国商務省が発表した2月の米貿易統計では赤字が前月比3.4%減少の493.8億ドルとなりました。
これは2018年6月以来の低水準です。
対中国の貿易赤字が28.2%減少で247.6億ドルの赤字。
中国からの輸入が20.2%減少して、中国への輸出が18.2%増加しました。
トランプ大統領の交渉が効果を上げてきたのかもしれませんが、ここのところ貿易統計の数字が大きく触れていますが、中国からの貿易赤字がこのまま減少するのかどうか注目されます。
昔のドルは米国の貿易統計で大きく動き、長い間雇用統計が注目されてきましたが、最近は少し米国の貿易赤字の増減も注目され出しました。
米国の経済が注目されますが、成長率である第1四半期のGDPは1.5~2.3%の増加予想になっています。
2018年第3四半期は3.4%、第4四半期は2.2%と、最近の米GDPは鈍化してきています。
国内需要が鈍化する中で在庫が増加している状況です。
輸入が増えるとGDPにはマイナス、輸出が増えるとプラスに働きますから、貿易赤字の減少は米国のGDPの押し上げ材料にはなります。
昨日の為替市場は小動きとなり、米国の貿易統計もあまり影響を与えませんでした。
イースターホリデーで閑散としたマーケット市場
週末の欧州市場はイースターホリデーで、明日は欧米市場がお休み。
月曜日は欧州市場がお休みで、今週末の欧米市場はロングウィークエンドになります。
それもあり市場の動きが閑散としているのかもしれません。
チャートは豪ドル円の週足です。
レジスタンスになっていた80円を上抜けして、80円が短期のサポートとして機能しています。
2017年の高値90.30円から1月3日の安値69.45円の半値戻しが80.10付近に位置しています。
このレベルが維持されています。
ただ昨年12月に下落する前のサポートである80.70~80付近、週足一目均衡表の雲の下限が81円付近に位置しています。
この80.70~81のゾーンを抜けられるかどうかに注目しています。
豪ドル円週足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)