- FX@外為比較ランキング
- FXで稼ぐ「凄腕トレーダー」の実践ブログ
- 世界的に景気減速!景気減速を裏付けた経済指標について解説します

世界的に景気減速!景気減速を裏付けた経済指標について解説します
昨晩、景気減速を裏付けた経済指標のおさらい
こんにちは。
YEN蔵(@YENZOU)です。
世界的に景気が減速していますが、昨晩いくつかの指標が景気減速を裏付けましたので、おさらいしてみましょう。
2月のユーロ圏総合PMIは51.4と予想の51.1を上回りました。
ただ製造業PMIは49.2で予想の50.3を下回り50割れになりました。
製造業PMIは景気の分かれ目の50を下回って2013年半ば以来の低水準。
生産指数は49.2、新規受注46.2、とそれぞれ6年ぶりの水準。
特にドイツが47.6と急低下しました。
2月の米製造業PMIは53.7と予想の54.7を下回りました。
2月のサービス業PMIは56.2となりました。
1月の米景気先行指数は-0.1%と予想の0.1%を下回りました。
12月の米耐久財受注はコア資本財受注が前月から0.7%減少と予想の0.2%増加に反して落ち込みました。
コア資本財とは?数値が落ち込むとどんな影響が出る?
コア資本財とは、国防を除いた分からさらに航空機を除いた分です。
航空機は受注額が大きいので、ブレが大きくなってしまうからです。
コア資本財は設備投資の先行指標といわれてますので、ここが落ち込むと設備投資の先行きが暗くなります。
1月の米中古住宅販売は年率換算で前月比1.2%減少の494万戸となり、2015年11月以来の低水準になりました。
予想の500万戸を下回り、前年同月比では8.5%の減少となりました。
販売価格の中央値は2.8%上昇して24.75万ドルとなりましたが、2012年2月以来の低い伸びとなりました。
住宅市場が落ち込んでいることは、販売数からも販売価格からも読み取れます。
このようにして、欧米ともに景気の減速を指標が相次ぎました。
数字を受けて欧州株は小幅な動きでしたが、米国株は下落しました。
チャートはユーロ円の時間足です。
126円付近がレジスタンスになり、125.30~126のレンジで推移しています。
雲の下限の125.30付近がサポートされ、上限の125.60付近がレジスタンスになって小動きとなっています。
125円台前半のサポートが維持できるかどうか注目しています。
ユーロ円時間足チャート相場(ヒロセ通商LIONFXより)