- FX@外為比較ランキング
- FXで稼ぐ「凄腕トレーダー」の実践ブログ
- ドル需要一巡で株価の上値も重いが、今週の経済指標には要注意!

ドル需要一巡で株価の上値も重いが、今週の経済指標には要注意!
ドル高一巡も、需要は復活するか否か
先週末からすでに顕著ですが、ドル需要は一巡といった流れになっています。
これまでは全ての資産、株も債券も金も全てを売ってドルに替えるという流れでした。
しかし、株価が一旦底値をつけたこともあってか、徐々に落ち着いてきました。
ここ最近の為替相場は、とにかくドルの上下に動かされています。
ドル高が一巡してどうなるのかというのは、しっかり見ておきたいところでしょう。
明日31日で月末と期末、日本は年度末を迎えることになりますが、またジワリとドル需要が復活するのかを確認したいですね。
3月30日〜4月3日の重要イベント&経済指標
今週は雇用統計週となり、重要指標が目白押しですね。
肝心の雇用統計に関しては、調査週の関係もあって、現段階の非農業部門雇用者数はマイナス10万人程度に。
そこまで悪い数字が想定されているわけではありません。
ISM製造業ならびに非製造業景況指数なども3月分の指数が登場することになり、数字次第ではショック相場となるかもしれません。
★★(独)3月消費者物価指数・速報値(30日21:00)
★★(新)3月NBNZ企業信頼感(31日09:00)
★★(中)3月製造業購買担当者景気指数(31日10:00)
★★(独)3月雇用統計(31日16:55)
★★(欧)3月消費者物価指数・速報値(31日18:00)
★★(米)3月シカゴ購買部協会景気指数(31日22:45)
★★(米)3月消費者信頼感指数(31日23:00)
★★(日)1-3月期日銀短観(4月1日08:50)
★★(豪)RBA・金融政策会合議事要旨公表(1日09:30)
★★(中)3月Caixin製造業購買担当者景気指数(1日10:45)
★★(米)3月ADP雇用報告(1日21:15)
★★(米)3月ISM製造業景況指数(1日23:00)
★★(米)新規失業保険申請件数(2日21:30)
★★(中)3月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(3日10:45)
★★★(米)3月雇用統計(3日21:30)
★★(米)3月ISM非製造業景況指数(3日23:00)
ドル需要一巡と株価の上値が重い!戻り売りの流れに
株安でも一定の底堅さはありますから、そこまで極端な値動きは想定できず、ツッコミ売りはやや厳しさもあります。
基本的には戻り売りでショートを狙っていきたい相場でしょう。
今後、米長期金利(10年債利回り)の急騰によるドル高や、株価が安値を更新してリスクオフ(回避)となり、再びドル需要が急速に高まるといったことでもない限りは、ドル買いの動きを見込むのがなかなか難しくなっています。
また、円高の動きが限定的とはいえ、株価が下がれば下がったなりに円買いの動きはあります。
株価の上値が重い現状も踏まえれば、ドル円は下目線にならざるを得ないでしょう。
ドル円の日足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
まずはサポートとなり続けた109.00円ライン。
ここには89日移動平均線もあり、まずはこれを意識したいところでしょう。
具体的には、108円台半ばぐらいからショート。 損切りは早ければ109.10〜109.20円レベル。
110.00円という大台節目のブレイクまで我慢するのも、作戦としてはアリです。
その場合は109円台でも売れる余裕を持ってトレードすることをおすすめします。
現段階の相場感的には、まずは107〜110円レベルのレンジを形成していくといったところでしょうか。
何事もなければ徐々に円高気味の方向を想定しています。