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今週は米大統領選挙を見据えた一般教書演説でFRBメンバーの発言に注目
先週は予想通りFOMCが決め手となり、大きくドル安が進んでドル円も久々の108円台へ。
もっとも週末には雇用統計とISM製造業指数、両方の好結果の合わせ技で円売り加速、ドル買い戻し109円半ばまで回復・・・
という流れで今週もスタートしました。
それでは、いつものように材料と展望を考えていきましょう。
今週は一般教書演説にFRB関係者の発言機会が多め!
まず注目されるのが日本時間6日午前に行われるトランプ米大統領(ドナルド・ジョン・トランプ)の一般教書演説(年頭教書)でしょう。
通常は1月早々に行われるますが、今回はシャットダウンにより2月まで伸びてしまいました。
今年の政策課題などを発信するのが常ではありますが、来年2020年はいよいよ大統領選挙、トランプ米大統領も2期目に向けてアピールしてくることが予想されます。
まずは成果を強調するでしょうから、市場が気分を良くすれば株価は上がりやすいと言えるでしょう。
もっとも選挙公約として掲げたメキシコ国境の壁建設へ向けて、暫定予算の切れる2月にもシャットダウンということにまで踏み込めば、市場が嫌気して株価が押し下げられるというパターンも考えられます。
どのような内容になるかは蓋を開けて見なければわかりませんので、まずは発言を1つ1つ丁寧に拾っていきたいと思います。
それから今週はFRB関係者の発言機会も目立ちますから、そちらも注目しておきましょう。
先週は何と言っても満額回答のFOMCが決め手になりましたからね。
★(米)11月製造業新規受注(4日24:00)
★(米)メスター・クリーブランド連銀総裁、発言機会(5日09:30)
★★(米)ISM非製造業景況指数(5日24:00)
★★(米)クオールズFRB副議長、発言機会(7日08:50)
★★(米)パウエルFRB議長、発言機会(7日09:00)
★★★(英)イングランド銀行・金融政策発表、インフレリポート公表(7日21:00)
★★(米)クラリダFRB副議長、発言機会(7日23:30)
★★(米)ブラード・セントルイス連銀総裁、発言機会(8日09:30)
今週は要人発言を中心に見ておきましょう。
また相場を大きく動かす要因にもなったISMの非製造業景況指数もポイントになりそうです。
ちなみに、これ以外にもシャットダウン中で先送りになった経済指標が臨時で発表されることもありますので、ゆきママのツイートなどで日々の指標を確認していただければと思います。
再び110.00円の攻防か?株高ならトライの位置に
ドル円相場は再び110.00円ラインが意識されそうな位置まで反発しています。
もっとも、110.00円ラインはかなり重いラインでした。
引き続き構造的なドル安が上値を重くしそうですから、まずは110.00円を背にショートすることを検討したいところでしょう。
ドル円の日足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)
今週のドル円短期トレード戦略を解説!
短期トレード戦略として、110.00円ラインを損切りポイント(110.10円ぐらい)として109円台後半ではショートしていきたいところ。
110.00円ラインの強いレジスタンスを抜けると111.20円台にある200日移動平均線が意識されるでしょう
また、ちょうど109.00円の節目ラインに21日移動平均線ありますから、まずはここを割り込めるかどうかでしょう。
割り込んでくれば一旦利食いを考えたいですね。
なかなか割れなければ109.10~109.20円で様子を見て利益確定です。
ドル円に関しては株価の値動きもかなり大きいので悩ましい面もありますが、まずはドル売りの流れですし、25,000ドルという大台でNYダウも一服、過熱感もそろそろあります。
まずは戻り売りでやっていくことを考えています。