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逆イールド発生!いよいよ上昇相場の終わりに向けた動きが始まるか

逆イールド発生!いよいよ上昇相場の終わりに向けた動きが始まるか

先週末に米3ヵ月債と米10年債の利回りが逆転し、逆イールド状態になったことでNYダウが急落する場面もありました。
背景にはFOMC(米連邦公開市場委員会)で大きくハト派姿勢に傾いたことが挙げられます。

先週のFOMC結果と逆イールドのメカニズムについて解説しながら、今後の展望を考えていきたいと思います。

ハト派的なFOMCでドル売り加速!逆イールド発生でリセッション懸念も?

まず、先週のFOMCはかなりハト派、つまり緩和的な内容となりました。

今年2019年の利上げ見通しに関しては、昨年末の段階では3回というメンバーが6人と最多だったのに対し、わずか3ヵ月後の今回は0回が11人と、せいぜい利上げが1回あるかないかという見通しになっています。

また、バランスシート縮小という金融引き締め政策も今年の9月に終了するということで、大きく緩和路線に舵を切ることになりました。
これによってドルが売られる流れに。

さらに、週末には米国の3ヵ月債と10年債の利回りが逆転する逆イールドと呼ばれる現象が発生し、市場全体が懸念を深めることになりました。

本来であれば、償還期限が短いものよりも長いものの方が高くなる傾向になります。
当たり前の話ですが、3ヵ月後にお金を返してもらうより、10年後にお金を返してもらう方が高い利子を取るのが普通ですよね。

これが、いわゆるターム(期間)プレミアムと呼ばれるものです。
なので、基本的には短期債の方が利回りが低くなることになります。

しかしながら、先週末にこの金利差が逆転しました。
なぜ金利差が逆転するかというと、特に期間の長くなる長期国債は将来の金利水準を織り込むことになるからです。

景気が良くなる時というのは、みんな債券を売って株を買います。
株価がガンガン上がる中でリターンを見込めるからですね。

一方で、景気が悪くなる場合は株価が下がりますので、さっさと株を売って債券を買います。
そうすれば、毎年一定の利回りが受け取れ、満期になる頃には満額お金が返ってきますからね。

したがって、将来の景気見通しが悪化すると市場が強く考えているため、この金利の逆転現象が発生します。

そして、過去を振り返ると逆イールドが発生した1~2年後にはリセッション(景気後退局面)入りしていることから、景気悪化のサインとされています。
まぁ市場関係者の多くが景気が悪くなると考えるからこそ、この現象が起こるわけで当然と言えば当然でしょう。

というわけで、少し長い目で見るとハト派的なFOMCの政策によってドルは売られやすく、なおかつ株安の流れも加わって円が買われやすいといった見方になりがちで、今後はドル円の上値は重くなることが予想されます。

今週ドル円は週末の重要指標待ち?まずは110.00円に絡んだ動き

今週のドル円については、まずは週末の重要指標の結果を待っているように思います。

今週の気になる経済指標!
(重要度に分けて★3段階で表示しています)
(米)2月住宅着工件数(26日21:30)
(米)2月住宅着工件数(26日21:30)
(米)1月ケース・シラー米住宅価格指数(26日22:00)
(米)10-12月期経常収支(27日23:00)
★★(米)10-12月期GDP・確定値(28日21:30)
(米)2月住宅販売保留指数(28日23:00)
★★(米)1月PCEコア・デフレーター(29日21:30)
★★(米)2月新築住宅販売件数(29日23:00)

住宅関連指標やGDP、とりわけ週末のPCEコア・デフレーターや新築住宅販売件数には注目しておきたいところです。

仮に下振れて米経済への見通しが悪化すると、米長期金利低下が進んで逆イールドがより意識され、ドル安は元より株安による円高でドル円は下げやすくなるでしょう。

そして、目先のドル円は110.00円に絡んだ値動きを続けています。
目先は110.90円近辺にある89日移動平均線を回復できるかどうかでしょう。
ここを回復しない限り、上値の重い展開は続きそうです。

ドル円の日足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより)

ドル円の日足チャート相場(GMOクリック証券FXネオより) (チャート:GMOクリック証券より)

下値に関しては、テクニカル的に日足ベースで見て108.50円レベルまで目立ったポイントがないため、110.00円から大きく離れると下への動きは強まりそうです。
109.70円を割り込んできた場合は下方向への動きに注意したいところでしょう。

トレード的には短期に徹するしかなく、109.80~110.20円の狭いレンジを意識して売買するしかなさそうです。
少し長い目でトレードするのであれば、89日線のある110.90円レベルを損切りとして、110円台ではひたすら売っていくというスタイルでしょうか。

とはいえ、何れにせよ今週は週末の経済指標の結論待ちとなりますから、そこで米経済が堅調かどうかを再度確認して押し目買いか戻り売りを決めれば良いと考えています。

ゆきママ(主婦トレーダー)のプロフィール

ゆきママ
10万円の資金を元に、FX口座のキャッシュバックキャンペーンを利用しながらコツコツとトレード&資金を増やし続け、なんと半年で300万円の利益に!
その後は利益のうち200万円を貯金して、残りの100万を取引資金としながらトレードをするカリスマ主婦トレーダー!
最近はシストレやくりっく株365も運用しているとか・・!
数多くの口座使ってきたゆきママがおすすめするFX業者も紹介。

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